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ky母さん、CMさんへ

  投稿者:田口  投稿日:2010年 4月 4日(日)03時52分16秒
編集済
  ky母さんへ
 いろいろ書き込んでくださってありがとうございます。
 そうですね。
 おっしゃるように、時間のかかる子かもしれません。
 でも、僕の経験ですと、少しずつ変わって、あるとき急にかわるということが多いように思います。ですから、やるべきことをやって、じっと見守るという感じがいいかと思います。
 実際、少しずつ彼は、いい方向にかわっていると思います。
 それを、すぐに変えようとすると、かえって、本人のやる気をそぐことになるかもしれません。
 CMさんところの2人は、2人とも、テスト結果などのコピーを、自分で送ってきてくれています。そういう子のほうが、勉強にも前向きな子が多いような気がします。2人は、自分のことなんだから、当たり前と思っているのでしょう。
 「KY母」さんのところも、彼がそうするといいかもしれませんが、しばらくは、じっと見守られた方がいいかも知れませんね。そのあたりどうなんでしょう?きっと彼は、それどころではないでしょう?

 うちの子も、自分のことは自分でするようになってほしいと思っています。それを、いかに気分よく、楽しくやってもらえるか、が子育てであり、教育だと思っています。親ががんばってしまってはいけないと思っています。仕方なしに、親がいうからやるというのがあると、自主性が損なわれるような気がします。

 娘を今教えているのですが、娘が僕のイスやメモ用紙を用意する前に、妻が用意していたので、いつやめるのか、みていたのですが、毎回毎回妻ががんばって用意しているので、一度注意したことがあります。メールでもお伝えした、「妻のこまった所」がこれなんです。「介護」をしてしまうんです。それが危険だという意識さえないんです。注意されるまでは、、。
 でも、僕が妻に注意したあとからは、つまりその次から、娘は自分で、用意してくれるようになりました。妻より娘の方がよくわかってくれています。僕がボソッといったこともきいていないようでいて、きちんときいていて、きちんと行動してくれます。息子もそんな感じで、僕は「君たちは偉いね」というくらいしかしません。

 娘は、さらにテーブルの上に、一緒に勉強する順番に、テキストをつんでおき、いつでも勉強が始められるようにしてあります。
 勉強が楽しそうです。ノートのあるページの周囲に、この前、「パパページ」と書いて、その周りに小さな絵を描いていました。なにそれ?と聞いたら、僕と一緒に勉強するページをつくったということのようです。小学5年生までは、「頭の悪い子で、勉強する気があるのかないのか」だったんですから、すごい変わりようでしょ。これが僕の本業だから、こうなって当たり前といわれそうですけどね。頭いいですよ。CMさんの娘さんと同様、計算を丁寧にゆっくりやる感覚を会得しています。

 CMさんのお宅と決定的に違う点は、息子さんが、勉強が嫌いだといっている点ですね。
 決して頭の悪い子ではありませんが、また、はきはきとして、性格的にもいい子だと思いますが、そのあたりが少し気になりますね。
 おっしゃるように、実際そんなに嫌いではないのかもしれませんが、彼は、口ではそんなことをいってきます。
 ケアレスミスなどが多い点に関してはメールでお知らせしたとおりです。
 CMさんの息子さんは、ゆっくり丁寧に計算式などを書くほうが、結局速いという、感覚をやっとわかってくれた感じです。彼は、一見馬鹿みたいに丁寧に書くという行為を楽しんでいるかのように見えます。数学もこの前にやったとき、何とか理解してやろう、というのを十分感じました。その明るいがんばりは、いいですね。CMさん、ありがとうとお伝えください。

CMさんへ
 どこからが、CMさんへのメッセージかわからないような感じになってしまいましたね。すいません。
 子供さんたち、まだまだって、ご謙遜でしょうね。個人的には、もっと敬意を払っていい子たちだと思いますよ。あれでまだまだでしたら、僕は、どうしたらいいのでしょう??

 娘さんが自ら、先生の答えあわせの間違いを指摘して、点数を下げてもらったという話、彼女が、単なる点取り虫でないというのがよくわかるエピソードで、僕は、そういう彼女が大好きです。なかなかできませんよね。自分から、点数を下げてって、、。
 この前これを書き込むのをしようとして、やめたのは、本人は、僕にこんなところでほめられることを考えてするような子ではないので、かえって失礼かな、と思ってのことでした。本人の快諾をいただいたので、ここに記しますね。CMさんの娘さん、了解してくれてありがとう!!

 僕は、娘によくありがとうと言っています。
 僕は、子供たちに、まだまだ、とか思ったことはありません。それは、子ども自身が思うことでしょう。
 椿さんの息子さんにも、1日1.5時間勉強すれば、いいよ、と言っているのですが、彼は、今、それをはるかに越える時間勉強してくれているようです。僕はまだまだと言っていないのに、彼は、自分で「まだまだ」と思っているような感じです。あと少しやる、と言って、がんばってくれているときもあったように、椿さんのメールから感じました。
 10ヶ月くらい前は、勉強する日のほうが少なかったかもしれませんが、今は毎日「燃えています」。ドラ君はいいやつですよ。僕が最近大量の宿題を出しているのですが、文句も言わずがんばってくれています。これは、CMさんの息子さんも同様ですね!!
 椿さん、見ておられたら、本当にありがとうとお伝えください。
 CMさん、皆さんを意識しての「まだまだ」は謙遜でしょうが、子供たちには、家では、手放しでほめてあげていただければ、と思います。それに値する子達だと思います。
 椿さんのところのように、本人がまだまだ、と思うのは健全かと思いますが、周りがまだまだというのは、不健全な感じがします。
 ということで、CMさんの「まだまだ」は、僕は、そのまま受け取っておりませんので、、。

日暮さんへ
 まだ、少しお待ちください。
 ひとこと言いますと、僕は、中学、高校と、テキストらしいテキスト買ったことありませんでしたよ。それで、中学学年3位でした。高校でダントツトップでした。いずれも、テスト対策は、あまりしたことがありませんでした。もしかしたら、テスト範囲も知らなかったかもしれません。ただ、思っていたことは、学校で習った範囲を、ノート、教科書など、おそわたっところを完璧に、ということでした。
 もちろん、僕のこのやり方は、「鈍感な」僕だから、できたという感じですけどね。ほかの子にも、娘にも、テキストをあてがっています。

 一度、中学のとき、先生から、質問されて、僕だけしか手が挙がらずに答えたら、先生は、「なぜ知っているんだ」と聞かれて、「授業で教わった」といったら、先生の方がびっくりしていたというのがあります。それくらい徹底していました。先生が問題だけ言って、答えを言わなかったままの数学の難問を、1年かけて、解いたというのもあります。

 大学受験のときも、最も難しいレベルの通信添削を完璧に仕上げただけです。名古屋大学の赤本も買ったことがありません。通信添削の先生が、なぜ東大を受けないの?と聞いてきたりしました。英単語は、辞書を覚えていきました。ほとんどがいまだに頭に残っているくらい、、。
 僕の教えている子で、京都でもトップレベルにいっている子がいるのです(その子のお母さんはこの掲示板、僕のホームページによくこられているのですが、書きこみはされないでいます)が、彼は、そこで使っている文法のテキストの覚え方が、きわめて甘く、それでも偏差値70を超えているからすごいんですけど、僕が、高校のころ文法のテキストを隅から隅まで覚えたことを伝えました。本人は、とりあえず、関係詞ののところをきちんと覚えるといっていましたが、そういうところを甘くすると、いくらうわすべりで、量をやってもだめだよ、と伝えました。彼は、いいやつで、頭のいい子だから、きっとやってくれると思いますが、そうしたら、難解な京大の入試問題でも対応できるでしょう。彼のお母さん、ご覧になっていたら、彼に伝えてください。連絡ノートのかわりに、こちらに書き込みますね。

 ご参考まで、、。またあとで書き込みますね。
 明日朝、臨時の授業があるので、、。おやすみなさい。

http://fumiota.at.infoseek.co.jp/index.html

 


「家庭教師を求める人」さんへ

  投稿者:田口  投稿日:2010年 4月 4日(日)01時17分44秒
編集済
   書き込みありがとうございます。返答がおくれてしまって、申し訳ありません。
 「2時間5000円という指導料を公開し、「これより安い料金を公開している家庭教師は、後付けで追加請求する、ローン系教材を購入させる、職務意識が著しく低く、相談や苦情にも行き当たりばったり応じる、安い料金を払うのももったいない程技術が劣る、などの粗悪講師であると疑うべきである」」
とのことですが、出所を確認しないと、どの文脈で、かかれたことかわからないので、なんともいえない部分もあるのですが、あくまで、一般的な話としてさせていただきますね。

 個人的な感想を言わせていただければ、必ずしもそんなことはないと思います。
 つまり、安い料金でも、しっかり教えてくれる家庭教師はいるような気がします。
 とくに、学生さんで、そういう方はおられるのではないでしょうか?
 なぜなら、普通のバイトよりも、それでも割がいいと思われますから、、。

 ただ、教えながら、あるいは、教えていないところで手を抜く可能性はあります。そして手を抜かない人は、その分を請求してくる可能性も、、。また、そもそも能力の低い方である可能性もあります。
 そうすると、かえって高くなる可能性があるので、いくつか、注意点を申しあげますね。

 ほかに、請求してくる可能性はないのか、事前に確認された方がいいでしょう。
 それと、能力がある方なのか、目の前で、問題を説明してもらうかして、確認してみてはいかがでしょう?そういうのを嫌がる方は結構いるかもしれません。でも、そういう反応で、その方のひととなりがわかるかと思います。
 そちらで求められている家庭教師の能力に、見合う方かどうかも、チェックが必要でしょう。英語を教えてほしければ、英語をどう教えるのか、具体的につめていかれるといいと思います。やる気を出させてもらいたいのであれば、そのために、どういうアプローチをされるつもりなのか、聞かれるとか、具体的に聞いていかれれば、おおよその、その方の能力は、わかるかと思います。
 今までの教師としての経験も念のため聞いておくといいかもしれません。

 僕は、教える前に必ず体験授業をお勧めし(先方が体験授業などいらないから、すぐに教えてほしいといってこられても)、その前後に、ご家庭の質問を受けるという形をとっているのですが、それは、きちんと僕を理解していただくためにです。ホームページと違うとか、あとで、思われてはいやですからね。
 そちらも、ぜひ、そういう機会を設けられて、慎重に決められることでしょう。僕のホームページの中の「よりよい家庭教師へのアプローチ」などをお読みになって、最低限はこうあってほしいというような家庭教師像みたいなものを、描かれておくというのも手かもしれません。
 僕に関しては、ここに書き込まれているお母さん方に、率直に聞かれるという手もあるかと思います。僕は、そんなことかかないで、とかいうことは、一切ありませんので、お母さん方も、率直に答えてくださることでしょう。それは、きっと、家庭教師を選ばれるにあたって、とても参考になるのでは、と思います。
 宮さんというかつての教え子も書き込んでくれています。彼女も書き込んでくれるかもしれません。僕を押付けようなんて意図はまったくありませんので、ご安心ください。
 僕は、基本的にそういう発想を持たない人間だと思ってください。

 僕自身は、「KY母」さんがおっしゃっているように、僕が教えている時間以外の時間で、どう勉強してもらえるかも、とても大事かと思いますので、そのために、お母さん方とメールや連絡ノートで話しあったり、事前に、教えることになりそうな問題をみておいたり、テストがかえってくれば、テストをチェックして、今後の指導に生かそうとしたり、します。
 おそらく、その時間は教える時間よりもはるかに長いのでは、と思っています。
 もちろん、その時間に対して、対価を要求していません。

 なお、いわずもがなのことかもしれませんが、家庭教師で、高い料金を設定してくるから、いいと思うのも危険です。詐欺に近いと思われるほど、レベルの低い家庭教師もいますので、、。ですから、やはり、事前にメールで、あるいは、電話で、あるいはじかにお会いして、しっかりと、その方の能力を、確認されることでしょう。
 この程度で、答えになっていますでしょうか?また、何かあれば、ご遠慮なく、、。遅れうことはあっても、必ず返答させていただきます。

 日暮さん、少しお待ちくださいね。よく読んで返答させていただくつもりです。お母さん方のお話で大体のところは、お分かりいただけたかもしれませんが、、。

http://fumiota.at.infoseek.co.jp/index.html

 


質問があります。

  投稿者:家庭教師を求める人  投稿日:2010年 3月29日(月)23時10分55秒
  家庭教師を本業にしているという、ある方のWebページに、2時間5000円という指導料を公開し、「これより安い料金を公開している家庭教師は、後付けで追加請求する、ローン系教材を購入させる、職務意識が著しく低く、相談や苦情にも行き当たりばったり応じる、安い料金を払うのももったいない程技術が劣る、などの粗悪講師であると疑うべきである」旨が記載されていますが、この理論は一般的なのでしょうか?
確かに、安い料金には裏があるといいますけど…。

情報交換の流れを断ち切るようで申し訳ありませんが、ぜひともお答えくださいませ。
 


長い道のりはまだ続く

  投稿者:CM  投稿日:2010年 3月28日(日)21時14分47秒
  有意義な書き込みで活気が出てきたところで気が引けますが、ちょっとお邪魔します。

KY母さんの
>途中経過を飛ばして書くので
を読んだとき、「うちとそっくり」と思いました。

中2の春に田口先生と出会って4月に高3になりますが、数学でほめてもらえるようになったのも、途中を飛ばさなくなったのも、つい最近です。ここまで本当に長かったです。

数学が自分でも面白くなってきて、先生と授業する以外でも一人で頑張れるようになり、それにつられて、やっと丁寧に勉強に取り組めるようになってきました。

息子も娘もまだまだなんです。でも、成長したのも事実です。私はほめ下手で、田口先生が書かれているとおり、つい子供のアラ探しのようなことばかりしてしまうので、ほめていただいたことを素直に喜びたいと思います。ありがとうございました。
 


ありがとうございます

  投稿者:日暮  投稿日:2010年 3月28日(日)17時58分13秒
  KY母さんへ

はじめまして。日暮です。アドバイスを頂きまして、ありがとうございます。

息子さんのことは、この掲示板を通して存じ上げております。いい方向にむかっていらっしゃるようで何よりです。すべてのお子さんが即座に点数が良くなるわけではないですよね。激励して頂いて、勇気が出てきました。

視点や掲示板を読んでいると、勉強を教える段階以前のお子さんだな、と思われるような子(KY君がそうだということではありません)が、田口先生との出会いで変わっていくエピソードが数多くあって、これはやはり先生の魔法なのだと思います。
どのエピソードでも、お子さんだけではなく、そのご両親も含めて、ご家庭そのものの雰囲気が変わっていくような印象があります。
視点の中で紹介されている親御さんのコメントを拝見しても、田口先生が教える前と後とでは180度と言ってよいくらい、考え方やそれから田口先生への印象が変わっているように感じられます。

私も視点の内容に最初は納得できませんでした。でも、1年、2年とお子さんを教えていくうちに、視点の内容のすごさに気がつきました。今では、先生の本を熟読しているくらいですから、すごい変わりようですよね(笑)。
KY君もこれからだんだんと先生の魔法にかかっていくのではないかと思います。もしかしたら、お母さんも。
この掲示板で、ときどき意見交換をさせて頂けたらうれしいです。

「圧倒的に長い学校の授業、自宅学習」をどのようにしてもらうかが難しいです。
宿題を授業の直前にあわててするお子さんは多いですよね。毎日宿題のチェックをご両親にお願いするのは、KY母さんもおっしゃられていますが、自主性が育たないと私も思います。
自分のスケジュールを「考えて」「あれこれ工夫」しながら宿題をする、大切なことだと思います。自主性とチェック(干渉)のバランスが大切ということでしょうか。見通しがついたら、簡単なチェックだけは太陽君のご両親にお願いしようと思っています。

田口先生が1週間分の宿題をまとめて出されていることを知りました。貴重な情報をありがとうございます(笑)。ということは、授業は週1回なのですね。う~ん、すごいです。

テキストをご紹介頂いてありがとうございます。教科書は、欄外に小さく書いてあって、しかもそれがテストに出題されたりしますから、確かに教えにくいです。
教えるときは、ご紹介頂いたテキストや「満点BON」のように要点がきれいにコンパクトにまとまっているものが使いやすいですよね。太陽君の学校のテストは教科書から多く出題されるので、教科書の重要なところに線を引いて覚える、という勉強も大切かなと思って教科書で一緒に勉強しています。太陽君の国語力ではそれも難しいかなと思っていますが。
解説をノートに書くということですが、ノートに解説を写すということではありません。(私の説明が不十分で申し訳ありません。)もう少し基礎学力があったら、その手も有効だと思うのですが。貴重なアドバイスありがとうございます。

今後ともよろしくお願いします。
 


テストの誤答です

  投稿者:日暮  投稿日:2010年 3月28日(日)17時48分12秒
  田口先生へ

ご丁寧なお返事をありがとうございます。
先生の貴重なお時間を頂戴して申し訳ありません。でもアドバイスを頂きたいので図々しくも投稿させて頂きます。
もしお許し頂ければ、この掲示板でみなさんと意見交換がしたいなと思っています。節目ごとに、私の教え子の様子をご報告させて頂きたいです。教え子の名前は太陽君にします。太陽のように明るい男の子です。

「水蒸気って何?」と聞かれたときの、私の顔。困惑した顔をしていたかもしれません。
「いい質問だね」と言って答えてあげられる余裕が大切ですね。先生が視点の中で繰り返し大切だとご提言されている「余裕」。簡単なようで、実はすごく難しいことだと感じます。奥が深いです。

水蒸気のほかに、わかっていなかったことは、

・「物質が水に溶ける」の「溶ける」の意味、
・「体積が大きくなる」の意味(たぶん体積という言葉を知らなくて、何かが膨らむというイメージがない)、
・鉄や銅が金属かどうか、
・「蒸発」とはどうなることか、

などです。

質問には、一つ一つ丁寧に答えるようにしています(当たり前ですが)。金属は漢字に「カネヘン」がついているよ、という感じで説明しています。説明をすれば、結構わかってくれます。すべてを丁寧に説明したいのですけど、時間の制約があるので難しいです。

太陽君のテストの誤答例です。

理科

(1)「(酸化銅の実験で)このような化学変化を何というか」-「酸素」

(2)「(植物で)束のようになったaとbをまとめて何と言うか」-「葉緑体」
  *aは道管、bは師管

(3)「(雲の実験で)ピストンを引くとフラスコ内の温度はどうなるか」-「小さくなる」


社会

(1) 「次の文章が説明している国を答えなさい。
    1950年から朝鮮民主主義人民共和国と戦争を起こした。」-「朝鮮戦争」

(2)「冷戦とはどういうことか説明しなさい。」-「核兵器のいやでみんな戦っていないこと」
  *太陽君の答えをそのまま書きました(日本語が変です)。


社会の(1)は問題文をよく読んでいないのかなと思います。問題文に線を引かせるようにしていますが、なかなか改善しません。
理科の(1)や(2)も、問題文をしっかり読んでいないのが原因かなと当初は思いました。でも、よくよく考えると何か違うような・・。

テスト直前に問題集で、

・「酸化銅は銅と何が結びついたか」-「酸素」
・「銅と酸素が化合することを何というか」ー「酸化」
・「道管と師管をあわせて何というか」-「維管束」

という問題を繰り返しやりました。

ですから、太陽君はこれらの用語を知っています。テスト直前に問題集を解いたところ、正解できました。
テストでは文章が空欄になっていたり、図や表も出てきます。太陽君は、問題集と違う文章や形式で出題されると、以前に問題集で解いた問題(同じ問題)だと気がつかないようです。
テストの答案が返却された後に「銅と酸素が化合することを何というか」と太陽君に聞いてみました。すると「酸化」と答えました。
正直、太陽君がテストのときにどうしてこのような間違いをしたのかわかりません。
田口先生のように想像力を働かせてみたのですが、う~ん・・・。この状態が1年近く続いています。
前回の私の書き方が不正確でした。応用問題が解けないといいますか、問題集と同じ出題形式の問題は解けるけど、出題形式や問いの文章が変わると途端に解けなくなります。

今回のテストは、理科、社会ともに教科書ワークを一緒に覚えました。(派遣元には内緒でボランティアで教えました。ですから、「今後も」というわけにはいきません。)一問一答は全問正解できるようなりましたし、ワークの練習問題も3回繰り返し解いています。目の前で解かせて、教科書ワークの問題は解けるようになったことも確認しました。
でも、答えを暗記してしまっているというか、覚えた用語が太陽君の中で宙に浮いているといいますか、そんな感じがしました。

問題を解く数を増やして問題に慣れさせた方が良いのか、一つ一つの知識を腑に落ちるところまで掘り下げた方がいいのか迷っています。一つ一つの知識を掘り下げるにも、授業中にすべての問題を確認して説明することはできません。
太陽君が理解したかどうか、確認するためのいい方法はないでしょうか?
解く問題数を増やした方がいいでしょうか?

太陽君のお母さんとは1年ほど前から連絡ノートのやり取りしています。宿題の状況や授業中の様子を書き込んでいます。お母さんも太陽君の様子をときどき書き込んでくれます。連絡ノートの効果は大きいです。連絡ノートの存在は知っていたのですが先生のご著書を読ませて頂いて連絡ノートの目的を知りました。何気ない道具(ツール)にも先生の哲学がつまっているんだなと感じています。

太陽君のお母さんは、とても気さくな方です。
授業時間を増やすのは経済的に厳しそうですが、簡単なチェックをお願いすれば、快諾してくださると思います。やる気をそがないようなやり方でお願いしても、きっとご協力頂けると思います。
太陽君の話では「勉強しなさい」とあまり言わないそうですし、先回りをされないお母さんだと思います。だからこそだと思いますが、太陽君はそこそこやる気があります。(点数が上がればもっとやる気を出してくれそうです!!)
「学校の授業は一方的で嫌だ」と太陽君はよく言いますが、家庭教師の授業は楽しそうに受けてくれます。お母さんが太陽君の勉強にあまり関わらず、太陽君も学校の授業を聞かず、
が続いて今の状況になってしまっているのですが、太陽君にやる気があることだけが救いです。

「満点BON!」の使い方を具体的にご紹介頂いてありがとうございます。企業秘密を教えて頂いたようなものですね。ありがとうございます。テキストの使い方一つでも、お子さんが自分で勉強できるように、田口先生は補助輪に徹していらっしゃるなと感じました。
私はすべてを自分で教えようとして、時間が余計に足りなくなっているのかもしれません。
宿題も、授業中に一緒に解いた問題しか出していません。そのほうが、太陽君もわかりやすいだろうと思ってきましたが、実は教える自分が安心したいだけかもしれません。次の授業のときに、「宿題がまったくわからなかった」と言われるのが怖いです。
教科書ワークの「要点のまとめ」も、太陽君と一緒に教科書を読んで穴埋めをしています。今後の教え方の見通しがついたら、ご両親にもチェックをお願いしてみます。
そのあとで、テストで得点できるように、どうやって太陽君の理解を深めるかがやはり鍵ですね。

それにしても、「満点BON」だけでお子さんに高得点を取らせる力量にはただただ脱帽です。
要点のスピードチェックは10問程度ですし、そのあとの練習問題も2ページだと
思うのですが・・これで十分というところが信じられません。
繰り返し同じ問題を解いてもらうだけで、このような成果が出るものでしょうか。
類題を先生がお作りになられたり、知識の肉付けをなされたりしますか?
教科書(学校のプリント)を覚えてきたかのチェックまでしないとなかなか90点以上は取れないと思います。
私は、教科書ワークの問題量(満点BONより多い)だけでは、足りないような気がして・・。

解説をノートに書いてきてもらう件ですが、ノートに解説を丸写ししてもらうのではなく、答えを出すまでの考え方をノートに一言書いてきてもらおうかな、と思っています。
例えば、「He plays tennis」という問題だったら「主語が三人称単数だからplayにsがつく」という感じです。
やはり難しいでしょうか。今回のテストの答案を見ていても、太陽君は問題集で正解できた問題を間違えるものですから、問題を解いて○と×をつけるだけで十分か心配です。とんでもない考え方で、答えを導いてそうで、、。本当は一問一問解き方を目の前で確認できるといいのですが、時間的に難しいです。
解説の丸写し、「ただ」書いているというのは、確かに本人にとっては楽しくはないですよね。「遊びと勉強の境界をなくす」、ご著書の中で感銘を受けた言葉の一つです。
 


日暮さんへ

  投稿者:KY母  投稿日:2010年 3月28日(日)00時42分24秒
  12月から田口先生にお世話になっています。中1(4月から中2)の母です。
すでに3ヶ月以上が経過しましたが、うちの子は、成績に反映されるのにはあと半年はかかるかな、と見ています。
もともと真面目でコツコツやるタイプだったのですが、きちんと覚えていないのと、途中経過を飛ばして書くので当然テストができず、また、できないところを最初から諦めいているところもあり、田口先生とも長期戦で構えるつもりでやっています。
田口先生に教えていただいている全ての子が「即座にテストの点が良くなる」訳ではないかと思います。
(それでも徐々に変化していっているので、ちょっと期待してしまっていますけど・・・)

親としては家庭教師をつけた段階で、ちょっと安心してしまうところがあるのですが、これが危険です。
いくら家庭教師の時間帯を真面目にちゃんとやっていても、それより圧倒的に長い学校の授業、自宅学習でどこまで学習できるかだと思います。

今高1の娘が中2のとき、私が見てやると成績が上がり、大学生に来てもらってから下がってしまいましたが、親の方に慢心があったな、と思っています。
中3では週2でプロ家庭教師に来てもらい、かつ私が宿題を2日に1回はチェックするようにして、成績を上げていきました。
田口先生は1週間分の宿題をまとめて出されますが、1日分を決めてあげるのでも良いかもしれません。
娘はサボるタイプだったので(先生の来る前日にしかやらない、など)5教科を1日分ずつ分けて宿題にしてもらっていました。
これだと自主性は育ちませんが、毎日宿題をする習慣はできました。

また、今の中学校の理科や社会の教科書を読むという行為は、受験勉強では無駄な時間を過ごすことになるかと思います。
娘が中2の終わりに社会(歴史・地理)で覚えていないところが多かったので、教科書・資料集・各種問題集と入試問題を確認しましたが、欄外に重要なことが書いてあることも多く、教科書で覚えるのはしんどいな、と思いました。
アウトプットのためのインプットがやりにくいのです。

最初にまとめがあって、その後問題があるタイプの問題集にして「とにかくこれを全部覚えきること」として、夏休みが終わるまでに何度か繰り返しました。
一般的な歴史・地理問題には8割方対応できるようになりました。
そのとき使ったのは「文理 完全攻略 高校入試 中1・2の総復習 社会」です。
教科書準拠問題集だと問題が多すぎて、子供が諦めてしまうな、とも思いましたので、これは定期テストにしか使いませんでした。
社会は宿題のみで何とかなっていくかと思います。
理科はBONで良いと思います。

それと、ぜひ下記のサイトも参考になります。一度見てみてください。
http://study.005net.com/
http://www.juken-senryaku.com/

田口先生もおっしゃっていますが、「解説をノートに書く」のは「書くのが好きな子」でないと辛いと思います。
解説の詳しい問題集で、解説を読んでも分からなかった所はどこかを明確にしてもらい、そこを説明していく形が良いのではないでしょうか?

偉そうなことをたくさん書いてしまいましたが、少しでもご参考になれば・・・
 


日暮さんへ

  投稿者:田口  投稿日:2010年 3月26日(金)01時13分53秒
   はじめまして。
 返事が遅れてしまい、申し訳ありませんでした。
 ホームページのファンにもなってくださり、僕の本もよんでくださり、感謝しています。本当にありがとうございます。

 ご質問の件ですが、「理科の飽和水蒸気量を教えているときに「水蒸気って何?」という質問をされてしまい、自分で教科書を読んで問題集を解いてきてもらうのも無理かな」と思われるお気持ちはわかりますが、個人的には、水蒸気って何?という質問はとてもいい質問で、多くの子が結構わかっていないまま、なんとなくわかった気になってしまっているという感じではないかと思います。僕でしたら、そのような質問には、「いい質問だね」と言って答えてあげますが、、。かなりかしこい子でも、とんでもない質問をしてきたりすることはありますよ。そんなとき、「レベルの低い質問だなあ」みたいなものを、顔にでてしまわれないか、は注意されたほうがいいかと、、。
 これ自体は、質問することに、問題がないかと思いますが、文脈からすると、おそらく、もっといろいろ、「わかっていない」状況が起きているのでしょう。
 差し支えなければ、さらに例があればお教えいただけますでしょうか?

 「問題集をノートに解いてきてもらって、できなかった問題を「しつこくチェックする」方法が最善でしょうか?」とのことですが、ご両親に手伝っていただくことはできませんでしょうか?時間が足りなければ、増やしていただけないか相談され、難しいようであれば、ご両親に簡単なチェックをお願いする、という形をとられるといかもしれません。
 で、そちらが、必要とあれば、しつこくチェックされて、、。
 連絡ノートでか、直接にか、子どもさんの家での様子を聞きながら、チェックの結果なども教えていただきながら、、。たまに、「こんなのもわからないの?」とかいわれるご両親もいらっしゃるので、くれぐれもそのような、やる気をそぐような言い方を避けるようお願いされて、、。
 解説をノートに書いてもらう、と言うやり方は、本人が進んでやるというのでなければいい効果を生むかどうか、、。解説をノートに取るというのは、せいぜい本人がわからないところくらいにすべきでしょう。ただ、それも、危険な感じがするのは、そもそもわからない、理解できないものを、書き出すというのは、楽しいことだろうか?という感じがするからです。ただ書いているというのは、子どもの理解力をあげることはないと思います。
 楽しくないことをしているという意識が子どもさんにあったら、それもプラスには作用しないでしょう。
 とてもよくできる子で、わからないところに関して、丹念に解説をうつすという子はいますが、それは、その子が、そういうことが好きで、そうすると勉強に夢中になれるというようなところがあるからだと思います。
 そちらの教えている子ですと、そういうレベルまで期待するのは気の毒な感じもします。とりあえず、答えを埋められる(覚えている)、ということで十分かと思います。で、わからないかも、と思われるところは、時間の取れる範囲内で、チェックし説明してあげるという感じでしょうか。
 僕の教えている子は、中学生の多くが理科は「満点BON!」を使っています。で、満点BONで、使い方を説明しますと(ほかの市販されているテキストでもおそらく同じような感じで使用が可能かと思いますが)、はじめに、その単元の「要点のスピードチェック」みたいなところがありますから、それを上の解説を見ながら、自分で解いてもらい、答えあわせをするということをしてもらいます。一度、一緒にやりながら、こんな感じで、というのを具体的に示してあげるといいかと思いますが、、。
 宿題として出すなら、ご両親にも、みてもらうといいかもしれません。で、ある程度の質問には、ご両親にお答えいただいて、それでもわからないところとか、さらに聞きたいというところは、授業のときに聞いてきてもらうという感じでいいかと思います。
 とりあえず、答えを言えれば十分くらいなところから、出発されてはいかがでしょう?
 応用問題はぼろぼろ、とのことですが、応用問題のどこをどう間違えたのか、もう少し具体的にお話いただくことはできますでしょうか?

 正直、問題と答案そのものをみさせていただきたいくらいです。ただ、そんなわけにも行かないでしょうから、例を挙げるような感じでもいいですし、どういう問題をどう間違えたのか、お手数ですが、できる範囲で結構ですので、お書きいただけますでしょうか?

 ときどき、今回のように返答が遅れることがあるかもしれませんが、かならず返答をしますので、よろしくご理解ください。
 とりあえず、今回はこのような返答でよろしいでしょうか?
 


書き込みありがとうございます

  投稿者:田口  投稿日:2010年 3月26日(金)00時12分30秒
  大ちゃんへ
 フェイントジョークですか。
 そうですね。あれを読むと、大ちゃんが70と思うでしょうね。
 僕は、大ちゃんらしい、「驚かせる」かき方かな、と思って、ふふっと笑ってしまいました。椿さんは、「はまって」しまいまいましたね。

 宮さんと大ちゃんのおかげで、最近皆さんが書き込んでくださるようになりましたね。
 ありがとうございます。やはり、気軽に書けると思えるようになったのでしょうね。

 ところで、「だべってきます」はどういう意味ですか?

椿さんへ
 いつも書き込みありがとうございます。
 いつも、臨場感あるメールをくださり、助かります。
 僕の前ではおとなしい「ドラ」くんが、お母さんの前では、というか、家の中では、結構元気なので、毎回、そのギャップを楽しんでします。
 いい子ですね。彼は、、。最近がんばっていますし、、。いつも、ありがとうとお伝えください。

 この間は、ご主人も息子さんに、はっぱをかけられたような感じで、きっと彼もがんばろうと言う気持ちにはなっていると思います。ご主人にもよろしくお伝えください。今回、僕の宿題が多くなったので、大丈夫かな、と思っているのですが、、。
 「がんばっていることは、十分わかりますので、どうしてもやりきれない場合は、無理しないで」とお伝えください。彼には、すでにそのように伝えてありますが、とてもとてもまじめな子なので、不必要にプレッシャーを感じないよう、再度お伝えしておきます。

 よろしくお願いいたします。

CMさんへ
 下の「日暮」さんの書かれている「市販の参考書1冊で90点以上とった子」に、CMさんの娘さん、ほぼ当てはまりますね。知的好奇心を持ち続け、きちんと勉強でき、彼女に関しては、今は何もいうことはありません。
 お母さんが、いろいろ「注文」を彼女に関して書かれたとき、たぶん、「そこまでないものねだりされなくても、、」と思ってしまったくらいです。世間のお母さんが、きっと、うらやましがるほどの子ではないでしょうか?うちの娘もああいうふうに育ってくれれば、と思っています。
 100点いっちょうとってやろう、と思って取れないとき悔しがる感じも、彼女のあり方は、健全であると思います。

 息子さんのほうも、とてもがんばっているのがよくわかります。彼のいいところは、明るくがんばるところですね。どうせがんばるなら、楽しくやらなければ、という感じは、僕も賛成です。
 楽しくがんばりましょう、とお伝えください。

 そうですね。最近計算間違いがほとんどなくなったことに驚いています。
 とても丁寧に、考え、計算していることがわかり、なにか、ひとつ数学のコツをつかんだような感じです。
 彼も、いろんなところでしっかりし、信頼がおけるようになりました。
 そういっていたとお伝えください。

 兄妹ともに、文句のつけようがないですね。宮さんの高3のときも、きっとあんな感じだったんだろうと想像しています。宮さんも、本当にすごかったですよ!!
 お母さんの几帳面なご性格は、子どもたちにいい影響を与えていると思いますよ。
 今後とも、よろしくお願いいたします。
 


はじめまして

  投稿者:日暮  投稿日:2010年 3月21日(日)18時43分15秒
  田口先生、はじめまして。日暮と申します(ペンネームです。好きな漫画から拝借しました)。家庭教師を3年ほどしています。このホームページを初めて読んだのは2年前。それから田口先生の大ファン(隠れファン)になりました。あっ、ヤフーからやってきたと記憶しています。

正直に言うと、最初に視点を読んだときには半分くらい納得できませんでした。でも、実際に子供を教えていくうちに、「ああ、視点の中で田口先生はこういうことをおっしゃっていたのか」と気が付くことが多くて、その度に視点を読み直しています。田口先生の言葉は、本当に不思議で、教え方に行き詰まったときに、ふと頭に浮かんでくるのですよね。田口先生は、すべてを見抜いているというか、預言者というか、今ではそんな印象です。多くのお母さんが言う「田口先生の魔法」を、間接的にですがまさに自分自身の中で体感しています。ご著書も拝見しました。この視点の内容と重なる部分もあってとても興味深く読ませて頂きました。

それで、どうして今回思い切って掲示板に投稿させて頂いたかというと、教え方についてのヒントを頂けないかと思いまして。特に宿題を出し方に悩んでいます。今、どう教えたらよいのかわからない中学2年生(今春に中学3年生)がいます。1年生の終わりから週2回(1回1.5時間)教えているのですが、成績はかなり悲惨です。1年生のときは、5教科の成績が通知表で1と2でした。この1年間は、英語と数学を中心に教えてきました。英語と数学はともに3、なんとか平均点が取れるようになりました。ただ、教えていない他の教科は2のままです。もう受験生ですし、他の教科も引き上げたいのですが、英語と数学で手一杯で他の教科まで手が回りません。理科や社会の宿題だけでも出そうかと思っているのですが、理科の飽和水蒸気量を教えているときに「水蒸気って何?」という質問をされてしまい、自分で教科書を読んで問題集を解いてきてもらうのも無理かなと・・・悩んでいます。

宿題はそこそこやってきます。英単語20個覚えてくる宿題で、次の時間にテストをすると15個くらいは正解します。授業中は真面目に勉強しますし、やる気も普通程度にはあります。ですから、何とかサポートしてあげたいと思っています。こういうお子さんに、どのように宿題を出せばよいのでしょうか?例えば、問題集をノートに解いてきてもらって、できなかった問題を「しつこくチェックする」方法が最善でしょうか?○と×だけだと理解度をこちらがチェックできないので(水蒸気を知らないレベルのお子さんなので)、解説をノートに書いてもらう方法にしようかとも考えています。ただ、うまくいくかとても不安です。

このホームページの「掲示板からご参考になりそうなものを抜き出しました(1)」に、似たような相談があったのですが、田口先生はテストに出そうな所を一つ一つクリアーしていくというアドバイスをされています。マネをさせて頂きました(すみません)。私が同じ方法で教えると20点が40点ぐらいにはなりましたが、80点にはなりません。典型的な問題は解けても、応用問題はボロボロでした。田口先生と私のスキルには雲泥の差がありますから、私の教え方が悪いというだけです。田口先生も、「経験がない人が私のマネをすると、ケガをする」とご発言されていますが、その通りケガをしました。これ一つをとってみても、やはり田口先生はすべてを見抜いていらっしゃるなと自分の浅はかさを痛感します。掲示板で先生がおっしゃっていた「個々人によって設定するノウハウ」・・知りたい・・とても興味があります。

視点を読んでいると、塾などで大量の問題を解いている子(解かされている子)よりも、田口先生のもとで基本を固めた子の方が点数が良いというか、健全な勉強ができていると感じます。どうしたら、大量の問題も解くことなく基本をしっかり固め、なおかつテストでも高得点が取れる、先生のような教え方ができるのでしょうか。視点のどこかで、市販の参考書1冊で田口先生が教えて数学90点以上を取ったお子さんをご紹介されていたのですが、私からすると奇跡です。だって、あの問題集に載っている問題数は本当に少ないです。どうやって教えたら、こんなことができるのか、見当もつきません。知恵をお借りできないでしょうか。深く考えてみたいです。
この掲示板には先生の教え子の方やお母さんもいらっしゃるので、もしよければ私にヒントをください。

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