家庭教師田口の視点(157ページ目) 

 ぜひ、楽しむようにお読みくださいね。いい知恵をもらった、という具合に、、。目が疲れるというような方は、プリントアウトされてから、お読みください。無理をされませんよう
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2020年10月1日(木)

 視点余話です。

 コロナ禍のせいか、問い合わせが例年に比べると少ないのですが、最近たて続けに2軒問い合わせがありました。コロナは私の仕事には影響がないと思っていたのですが、そうでもないのかもしれません。

 例年は首が回らぬほど、今ごろは忙しいのですが。

 いずれにせよ、私よりも状況が大変な方がいっぱいおられるでしょうから、私はまだ恵まれている方と思うべきなんでしょうね!

 ところで、例によって体験授業を実施させていただいたのですが、私は、そのうちの1軒のお宅で、この時期に特有の失敗をしてしまいました。

 なんと、マスクもつけずに教えてしまったのです。本人もマスクをつけず、私もマスクをつけず。しかも、そのお宅のお父さんから、授業後、

「先生、マスクをつけなくて大丈夫なんですか?」

と指摘されるまで気づかず(星野リゾートの社員さんたちから、しかられてしまいますね)。

 指摘された瞬間、目を見開いて、凍り付いたように、

「あ!すいません」

と謝ったのを覚えています。直後、もちろんマスクをつけました。そのあと、ご両親を含めて面談させていただきました。

 そして、帰りがけ、改めて、謝りなおしました。

 今後の反省材料ですね。翌々日「私にお願いしたい」旨、メールがあり、ほっとしましたが、今後は気をつけねば。。。。。はぁ。

 昔、本人(掲示板からご参考になりそうなものを抜き出しました(9)の宮さんです。とても仲良かったので、今から思うと、調子に乗りすぎでしたね)が冬にがアイスを食べるというので、

「それは変態だよ」

と言って、帰りがけに、お母さんに同意を求めて、

「アイスを冬に食べるなんて変態ですよね」

とお伝えしたときに、お母さんから、

「私も好きなんです」

と言われて、たじたじになった(どこかの視点余話で書いています)とき以来の恥ずかしさです。

 最近、私の視点余話には、かつてほど私の失敗談は書かれていないですが、やっぱりあるのです。

 そういえば、あのとき宮さんは満面の笑みでした。

 

 

2020年10月5日(月)

  上でとりあげた、問い合わせてきてこられたお宅、2年ぐらい前にも、ご覧になっていて、問い合わせようか迷っておられたそうです。このホームページをとてもしっかり読んでくださっていることがいろんなところで感じられ、感謝でいっぱいです!ありがとうございます!

 さて、前の前のページ(155ページ目)2020年8月20日(木)とりあげたギリギリが一番集中というお話のつづきをしていきますね。

 ずいぶん前にとりあげたので、どの話?という方もおられるかもしれません。

 家庭教師の方を学校まで派遣してサポートさせたけど、さっぱりだったという、びっくりするようなご家庭のつづきのお話ですね。で、私が教えてみたら、ものすごく集中してくれて、あるテストの対策をしてあげたら、これまでに彼女がとったことのない、80点台の点をとって、喜んで私に見せてくれた、というお話ですね。

 そこのお父さんから、後日、

「あなたのように、ほめてばかりいると、うちの子どもも集中したりするんでしょうね」

みたいな指摘をされたことがあります。

 そのお宅は、パソコンとおじゃまするのとチャンポンだったお宅なのですが、私が教えるたびに集中するので、その原因をそう分析されたのですね。

 私は、それも一理ありますが、ほめるだけでは、そこまで集中しないのではないかと思い、それを踏まえたような返答を差し上げましたが、思うに集中させるために本当に大事なのはギリギリが一番集中ということのなですね。(つづく) 

 

 

2020年10月8日(木)

 久しぶりに、最近の「平均から急激に進化」くんをとりあげますね。パソコンで教えている子です。

 家庭教師田口の視点(137ページ目)家庭教師田口の視点(143ページ目)の最後のほうとで初めてとりあげています。それ以来、ときどきとりあげています。性格のとてもいい子です。 

 最近では、家庭教師田口の視点(155ページ目)の最初の連続2つの書き込みでとりあげています。

 この2つの書き込みのうち、2つめ(つまり2020年8月6日(木)の書き込み)でお母さんが

まじめな、と書いていただいていますが、そんなこと無い部分の方が多いぐらいですよ。

と書かれていますが、やはりとてもがんばりやさんです。

 実は、本人の希望で、英語の受験に向けた取り組みをし始めています。もともと苦手だった数学で、本人もお母さんも驚くような成績を収めつつある(彼はまだまだ伸びしろがあるように思います)のに対して、英語が伸び悩んでいるようなんですね。

 で、受験を意識した対策を始め、宿題を出していっています。もちろん、数学の宿題に追加する形でです。3つの英語のテキストで、52ページ分の宿題を出しています。定期テストの前以外は。

 それも、文法的な事柄を理解したうえで、テキストや問題集にある英文を全部日本語から英語にできるように、というかなりきつい宿題なのですが、9割がた完ぺき、というすばらしいできです!立派ですね!

 子どもは、条件が厳しいから勉強をしないというわけではない、むしろ、かかわり方、教え方次第と日々感じているのですが、今回の彼にもそれを感じさせてもらっています。

 このページでもほめてあげたく、とりあげました。お母さん、これをお読みになったら、僕が心からほめていたとお伝えください!(つづく)

 

 

2020年10月12日(月)

 視点余話です。

 今、とても興味を持っていることがあるんです。

 それは、

インフルエンザがもうすぐやってくる冬に広まるか

ということです。

 私の予想は、「広まらない」、です。あくまで予想なので、外れるかもしれませんけどね。
 皆さんの中には、コロナの上にインフルエンザが流行したらどうしよう?と不安に思っておられる方もいるかもしれませんが、実際に冬になったら、あれ?インフルエンザがはやってない!ってなってしまうのではないか、と期待を込めて、私は予想しているんです。

 その根拠は、皆さんが今されているコロナへの対策が、インフルエンザにも有効に働くであろう、ということです。これだけ、除菌、マスク、手洗いなどに私たちが精を出したことは今までになかったですよね。ですから、これはインフルエンザなどから私たちがどう自分たちを守れるかということを知るための「一つの実験」のように考えていいかもしれません。

 この点、皆さんはいかが思われるでしょうか?

 下記もご参考に。

新型コロナウィルスとの私たちの闘い方

  

 

2020年10月15日(木)

 今回も視点余話で、すいません。書きたいことから書くのがここでのポリシー(?)なので。

 またまたマクド(マック)のお話です。

 実は、先日、私が食事をしていると、店長さんが、これまた(あの「楽しい店員さん」が私服で話しかけてこられたことは以前お伝えしましたよね)私服で入り口からやってこられて、

「こんにちは」

と言ってこられました。ニコニコと。

 私は、キョトンとして、

「こんにちは」

と応じました。

 最初、入り口から私服で入ってこられたので、

「ああ、ご出勤かな」

と思っていたのですが、私のほうに向かってくるのですね。私にわざわざあいさつに来られるなんて、「すごい!」(何がすごいのかわからないのですが、一瞬思いました)って思ったのですが、どうもそれ自体が目的ではなかったのです。

 何だと思われますか?

 ヒント。店長さんはメジャーを持っておられましたが、ここは洋服の青山ではありません。(つづきは、また何かの折)

  

 

2020年10月19日(月)

 前のページ(156ページ目)2020年9月21日(月)の同じ兄弟姉妹でも、本人の価値観、それに基づく行動によって、受験結果がこうも変わるか、という事例のつづきです。

 前のときまでは、お姉さんの何事にもきちんとしたところをご紹介しましたが、実は、あれは序の口で、まだもっと感動した点があるのです。でも、今までの書き込みで、十分「天才と言われた彼女」の努力家ぶりはわかっていただけたかと思います。

 その努力の微塵(みじん)も感じさせないところも含めて、まだまだ書きたいことはあるのですが、それはおいておきまして、今回は弟さんのほうのお話をしますね。

 そのお宅が私に問い合わせてこられた最大の理由は、おそらくこちらの弟さんのほうをとにかく何とかしてほしい、ということだったのかと思います。

 この弟さんに関して一番に思い出すことは、

「先生、先生が適当にさぼったり、ねていたりしても、大丈夫ですよ。お姉さんにも聞いてみたら。大丈夫だから」

というような、彼の言葉です。

 なかなか手ごわい子でしょ。最終的には、関関同立のひとつに受かったのですが、私もまだ未熟なころであったのもあり、性格を完全に変えるというところまでにはいたりませんでした。(つづく)

 

 

 

2020年10月22日(木)

 今回は、学力を伸ばす本質は質の良い少数のテキストを完璧に仕上げること、その逆は危険、というお話をしましょう。

 すぐ上でとりあげた、「天才少女」には、私は宿題を休みの日は1日に1冊分出しました。たとえば、高校生でしたら、大学受験用のセンターとかの赤本などをお持ちの方もおられるかと思いますが、そういうのを1冊です。1回分ではありません。驚くべきことに、それを彼女はカンペキに仕上げました。つまり、私がどこをチェックしても間違えたことは一度もありませんでした。

 (ちなみに、この宿題、本人の希望に合わせた結果、そうなったんですよ。そのことに関しても、興味深いエピソードがあるのですが、長くなるので、また、何かの折に。)

 彼女はセンターで94%をとった子で、まさに天才なのですが、彼女をこえる96%をとった「天才君」も同様な感じでした。

 ですが、そういう子を見て、ほかの子もいっぱいテキストを仕上げるべきだと考えるのは危険です。この二人の「天才」たちは、小さいころから丁寧に問題集を仕上げることをくり返した結果、そういう「はなれわざ」ができるようになったということを忘れてはならないように思います。

 私の教えた子で、京大に受かった子のひとりは、私が教えたとき、R高校という全国でもトップレベルの高校に通っていたのですが、学年が進むにつれて成績が下がってしまい、悩んでいました。その時点での京大合格可能性はEでした。

 その彼から、あるとき部屋にあるテキストを示され、「ほかにもっといいテキストはありませんか?」と聞かれたのを覚えています。(つづく)

 

 

2020年10月26日(月)

 今回は、チェックの仕方についてお伝えしますね。

 勉強を教えるうえで大事なことのひとつが、このチェックです。教えた内容を本人がどのくらいきちんと理解したかを私たちが把握し、本人にも知ってもらうことがどうしても必要になるからです。

 本人が

「宿題をやった」

というと、本人を信じたいという気持ちから、チェックをしないという方もおられるようですが、危険であるといえるでしょう。

 子どもさんを信じるのはとても大事ですが、でも、やったと言って、きちんと頭に入れていない子が多いのも事実だからです。宿題を本人がやってくれたというのでしたら、

「ありがとう」

とか言って、ほめたり、感謝の言葉を伝えたりして、そのうえで、

「きちんと頭に入っていないと、あなたがあとで困ることになるから、チェックさせてね」

とか言えばいいのだと思います。

 でも、チェックの仕方をまちがえると、かえって子どもたちの足を引っ張りかねないということも知っておくといいかもしれません。子どもたちが皆さんのチェックをいやがっているとしたら、足を引っ張られているのを感じているせいかもしれません。

 まず、チェックをいやがる最大のものは、けなされるということでしょう。

 たとえば、チェックして、覚えられていない、解けるようになっていないところがあって、みなさんから

「こんなものも解けないのか」

みたいなことを言ってしかられたりすると、子どもたちは、皆さんからのチェックを望まなくなる可能性があります。

 ですから、まちがえても、まちがえたところを指摘するだけで十分で、これに加えてさらに、しかったり、小言を言ったりみたいなことは必要ないといえるかと思います。

 まちがいを指摘し、同じようなまちがいをしないコツ(実は覚えられなかったとかいう子には覚えるコツ)を伝えれば十分なのではないかと思います。(つづく)

 

  

 

2020年10月29日(木)

  毎回ページの最後は、この業界のお話をしていますが、今回もそのつづきです。ちょっとしたエピソードでもお読みになる感じで、楽しみながらお読みください。

 前のとき、そのご家庭が、私を「パソコン教師」と言っておられた業者の方の紹介された家庭教師の方を、まず雇われた、というお話をしたかと思います。

 当然ですよね。

 だって、私は、その業者の方から、さんざんなことを言われていたらしいのですから。業者の方も、私には仕事をとられたくない、という思いからか、必死だったと思います。必死にご自身のところを売り込んでおられたらしいです。

 でも、しばらくしたら(たぶん1か月くらいしてからだと思います)、そのご家庭から、

「事情があって、あちらをやめることにしました。一度田口先生の体験授業を受けさせていただけませんか」

というようなご連絡をいただきました。

 どうも、雇われた、その業者から紹介された家庭教師の方が「本人とあわないところがあった」ようです。そのご家庭からは、のちに、親しくなってから、お母さんから、この「本人とあわない」「業者の方がさんざん田口の悪口をいってられた」ということに関して、いろいろとお話をしていただきました。

(私についての悪口はともかく、「本人とあわない」ということに関しては、次のとき書かせていただこうかと思っています)

 聞いたときは「え?え?」という感じでしたが、でも、人の悪口を言いまくると、結局業者の方ご自身のためにいいことはなかったのでは、と今になっては思います。自戒の意味も込めて。(次のページの最後につづく)

 

 

 

 


もし、この「視点」全体から、読みたいところを探したいという方は視点目次(サイトマップ)をお使いください。ほとんどあらゆるタイプの頭の子、性格の子をとりあげてきています。かかわりの基本は同じですが、少しずつ、子どもたちによって、かかわりに変化をさせています。きっと、ご自身のお子さんと似た子も発見することでしょう。私が、どういう子にどうかかわって、子どもたちを変えてきたか、成績を上げていったか、などを、具体的に記していっていることがおわかりいただけるかと、、。ぜひご参考に、、、。繰り返し繰り返し読むに耐えうるものにしてあるつもりです。
 

 

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