家庭教師田口の視点(155ページ目)
(ぜひ、楽しむようにお読みくださいね。いい知恵をもらった、という具合に、、。目が疲れるというような方は、プリントアウトされてから、お読みください。無理をされませんよう)
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2020年8月3日(月)
前のページ(154ページ目)の7月6日(月)の最近の「平均から急激に進化」くんのつづきです。
お母さんのメールで、「そうだったんですか?」と私が思ったのは、彼が算数や数学を小中のとき苦手としていたらしいということです。
下記お読みください。
(前略)
Aに伝えました(私がチェックして、きちんと解けた様子に関して、メールをさせていただいたのですが、その内容をお伝えいただいたということです)。「おう!」と返事してましたが、嬉しそうでしたよ。
高校の数学をこんなにも不安に思わないようになるとは、中学の時、いえ、小学校の時には考えられませんでした。私の教え方が悪かったんだなぁと、反省しています。
ですが、中学で田口先生に出会えたAは、なんと運がいいんだ!とも思っています(私も彼のようながんばり屋さんを教えられてうれしいです!たまたま中学のとき、彼が数学の定期テストで悪い点をとったために、お母さんが問い合わせてきてくださったのですが、確かに運命みたいなのを感じますね)。
いずれ、他の科目も教えてください、とAから言う時が来るかと思いますが、その時はどうぞよろしくお願いします(はい!何なりと)。
(後略)
ちなみに、彼、この前の数学の定期テストで、数Ⅱが平均よりも15点ほど高く、数B が、なんと40点ほど高かったんですよ。これ、彼に載せてもいいか聞いたところ、了解いただいたので、載せているんですけど、すごいでしょ!
普通、高校に入ると数学が苦手になる子の方が多いんですけど、彼は逆だったわけですね。今でも、チェックしてあげると、たまに少し間違えたりしますけど、だいたいは解けるようになっていて、仮に解けないときがあっても、がんばって解けるように努力したあとがとても感じられる解き方です。まじめな彼らしく、立派ですね!
(このホームページに対する、お母さんからのご返答いただきました。いつもながら、素敵なメールです!ただ、少し上の内容に訂正するところがありそうです。次回にでも、お詫びかたがたとりあげさせていただきますね。掲載のご了解をいただけたら。すいません。よろしくご理解ください)
2020年8月6日(木)
前回の掲載の直後、その連絡を差し上げたところ、訂正部分についてなどについての、お母さんからの返信メールをいただきました。ありがとうございます!
田口先生へ
2020年8月10日(月)
視点余話です。
前のページ(154ページ目)のどこかで、YouTubeに投稿しているというお話をしましたが、このホームページを昔立ち上げたころと同じく、なれないものですから、いろいろとへまをしています。
今回は、その中で一番心おどらされ、その直後落ち込まされたことをとりあげますね。
なれないことをするものではないと思いつつ、何か新しいことに挑戦するというのは、いろんな意味で、刺激を受けますね。
私は、視聴回数が少しずつですが、増えていっているもののまだ低水準なので、こんなものなのだろうか?と思っていたら、ほかのユーチューバーさんがその私の疑問に答えるかのような投稿されているのを見ました。どうも最初はほとんどの方がそうらしいのです。
で、ずうっとあとのあるときから、急激にアクセスが増えたりすることもあるようです。一方、世界を相手にすると、視聴回数が増えるというのをまた別のどこかで見て、そうか!って思って、英語で投稿してみたのですね。そうしたら、英語でコメントしてくださった方がおられたのです!というか、そういう通知がYouTubeから来たのですね。
心おどらされて、そのコメントを見にいったら、リンクだけがあって、まったくコメントらしきものが見当たりません。で、そのリンクをクリックしたら、いかがわしいサイトに!え~?って思って、そのコメント削除しようとしたのですが、ちょっとトライしてみた限りでは、方法がわかりません。
そのうちわかるだろうと放置しておいているのですが、よい子の皆さんはそのコメントに貼られているリンクをクリックしませんよう。
ちなみに、下記リンクがその私の投稿。その投稿はなれない英語で挑戦してみたものですが、そのコメントで落ち込まされ、しばらく英語で再度投稿する気になれなくなりました。世界を相手にすると、こういうことにもなるのですね。
そのコメントいまだに居座っています。初めてのコメントがこれなんて。心おどった私がばかみたいですね。グスン!
https://www.youtube.com/watch?v=STS102wTP_w&list=LLp9wA-K6NiHu_rFChobyd_A&index=6&t=18s
2020年8月13日(木)
再度視点余話です。
マクド(マック)のお話のつづきです。
マクドナルドをV字回復させられたカサノバ会長の経営姿勢のすばらしさを、私たちは、そこここに見ることができますね。私も学ぶことが多いです。
で、その具体例として、こんなことがありました。
例の仲のいい店員さんが食事休憩のためか、私服に着替えた状態で声をかけてこられたのです(お忙しそうだったので、お仕事中は簡単な相互会釈のあいさつですませていたのですけどね)。
「お元気ですか?」
って。で、お決まりのやりとりをしたあと、レシートをその方にお見せしたんです。
「何か気づくことありませんか?」
って。その方一生懸命見られていましたが、気づかれなかったようなので、説明しました。
「僕はいつも玉ねぎ抜き、ピクルス多めってなっているでしょ。でも、このレシート、逆になってません?」
「ああ、本当だ!早く言ってくださればよかったのに」
「食べてから、気づいたんで。ガリって、何かおかしいなって」
「あはは」
「もう食べてしまったんで、、」
「こちらのミスなので、もう一つちゃんとしたのを出しましょうか?」
こういうことを1店員さんがお客さんに即座に言ってこられるところが、この会社のすばらしいところですね。
「いいです。もうすべて食べてしまったので」
注文を受けた方が、たまたま新しい店員さんだったので、気づかれなかったのでしょうね。だいたいの方は私のお決まりの注文覚えてられますけどね(これ自身すごいことですけどね)。
でも、このやり取りのあとが、この店員さんの面目躍如(めんもくやくじょ)という感じなのですが、そのおもしろいやり取りはのちほど。ジョーク好きどうし、ただの会話では終わりません!
(つづく)
2020年8月17日(月)
前のページ(154ページ目)の2020年7月16日(木)の同じ兄弟姉妹でも、本人の価値観、それに基づく行動によって、受験結果がこうも変わるか、という事例のつづきです。
前のときは、ルーズリーフを使う子よりもノートを使う子のほうが成績の伸びる子が多いというお話をしたかと思います。
で、例外がこの2人の姉弟のうちのお姉さんのほうであると。
どう例外か。
この子は頭もいいのですが、行動もしっかりしていて、友達も多く、文句のつけようがない子でした。ですから、この子の性格にはルーズリーフのほうがあっていたといえるかと思います。
彼女は、前にどこかで申したかもしれませんが、管理がとてもきちんとしているんです。たとえば、私が
「あれない?」
と聞いたら、事務机の引き出しのようになっているところを引いて、即座にそのファイルを取り出して、私に差し出すのです(決して大げさな表現ではありません)。普通
「あれ、どこに行ったのかなあ」
という感じで、探し回る子が多いでしょ。でも、彼女にはそういうところがまったくありませんでした。そういう子にとっては、むしろかさばらないルーズリーフのほうがあっているといえるでしょう。
「へ~、ルーズリーフを使っているんだ。僕の経験では、ノートを使う子のほうが伸びる子が多いんだけどね」
「え~、ノートにした方がいいですか?」
「いや。君の場合は、ルーズリーフで大丈夫だと思う」
という会話を一度交わしたことがあります。
彼女は、こんな具合で、私から謙虚に学ぼうとする姿勢があらゆるところで感じられた子ですが、私のほうこそ、彼女からは学ぶことが多かったです。(つづく)
2020年8月20日(木)
前のページ(154ページ目)の2020年7月27日(月)のギリギリが一番集中というお話のつづきをしていきますね。
前のとき、家庭教師の方を学校まで派遣してサポートさせたけど、さっぱりだったという、びっくりするようなご家庭をご紹介しましたが、本当なんですよ。学校もよく受け入れてくれましたね。よっぽど深刻だったんでしょうね。確か、私立の中学校だったと思いますけど。
で、私が教えることになったのですが、とても集中力があって、なぜそんなに深刻なのかわかりませんでした。
しばらくして、ある日、テストの前の日に対策をしていったんです。確か国語文法の問題だったと思います。具体的な中身は忘れましたけどね。教え始めのとき、まったくできなかったので、なかなかてごわいなと思ったんですけど、集中力もいいし、飲み込みも悪くないし、まったく問題を感じませんでした。
で、例によって、
「とても集中力のある子ですね。頭もいいですよ」
みたいなことをお母さんにお伝えしたら、お母さんがびっくりされていました。そんなはずはないというお顔でした。本当に集中する頭のいい子なのですから、仕方ありません。
一方、本人はニコニコ顔でした。
で、テストが後日返ってきたら、確か80点台でした。
そんな点をとったことのない彼女は、次回私がおじゃましたとき、うれしそうにそのテストを見せてくれました。(つづく)
2020年8月24日(月)
今回は、センター試験などで、物理、化学、生物のうち、どれで受験するか、というお話をしますね。
私は、僕は、生物にする、というふうに、最初から決めている子には、何も言いませんが、迷っている子には、物理、化学を選択したほうがいいよ、という話をしています。
これは、私が教えるという前提でのことなんですけどね。
まず、生物は医学部受験を目指す子の大半がセンターで生物を受験するので、ほうっておくと、平均点がとても高くなる(国立の医学部に受かるような子はセンターの理科、数学は余裕で満点をとって当たり前と思っています)ので、平均点をほかの科目とならすために、かなり難しい問題にしてくるということですね。これ知らない方が多いかと思うんですけど、本当のことなんですよ。
で、ひとりで勉強するのでしたら、それでも、暗記をコツコツしていけばいいので、計算問題が苦手であれば、生物という選択肢しかないかもしれません(生物も一部計算問題がありますが、ウェートはきわめて小さいです)が、私が教えるということになれば、物理か化学をおすすめします。
暗記物よりも「計算物」のほうが、圧倒的に成績を上げやすいからです。「計算物」は、当然のことながら、覚える部分が少なく、したがって、私がかかわれるところがとても多くなるということですね。暗記もある程度は、コツを伝えることができますが、「計算物」に比べたら、コツを教えられるのは、ほんの少しという感じです。
これについても、ある子(この子はあるレベルの高い関西の国立大に受かりました)を例にあげてご説明しますね。私は、抽象的一般論は好まないものですから。(つづく)
2020年8月27日(木)
先日、「アメくれた子」さんにぶっつづけで、2時間45分教え続けました。
入試問題で、わからないところがいっぱいあるらしく、事前にお母さんに、わからないところをすべて説明しておきたいので、予定の時間をこえて教えることになるかもしれません、とお伝えして。
こちらから一方的に予定時間をこえて教えることにしたので、余分に教えた分は「おまけ」しますとお伝えもしました。これも私が自営業だからできることですね!
「アメくれた子」さんがいつも集中して取り組んでくれ、最近は宿題などもとてもがんばってくれているので、そのお礼もこめて。
で、授業を終えた直後、本人から
「あっという間に終わった」
という言葉がついて出ました。
私は、例によって、
「集中していると、あっという間に時間が過ぎるんだよね。こういうのを続けている子が賢くなるだけのこと。いい高校に行けるようにもなり、いい大学に行けるようにもなり、そのいい頭を使って、将来のいろんなことの可能性が広がるんだよ」
みたいな話をしました。
彼女、納得したように、ニコニコしながら、
「こういうふうにして勉強すると、いいことがいっぱいあるんだね」
みたいなことを言っていました。
私は、
「君ならできる」
みたいなことを言うのは好きではないんです。そのかわり、たとえば、今回のように「本当に何時間でも集中できるんだ!」ということを実感させたうえで、本人が自分で、「自分ならできる」と思ってもらうことのほうが大事だと考えています。
2020年8月31日(月)
毎回ページの最後は、この業界のお話をしていますが、今回もそのつづきです。ちょっとしたエピソードでもお読みになる感じで、楽しみながらお読みください。もうずっと前のことなので、私も冷静に、楽しみながら(?)書けます。実際ちょっとなつかしいですね。
前のページ(154ページ目)の最後では、私が「パソコン教師」と言われた、というお話をしましたが、この方と距離をおくようになって、その直後、たまたまびっくりするようなことが起きました。
自分自身それまで経験したことのないことで、信じていただけるかわからないですが、うそではないと信じていただくため、できるだけ具体的に書かせていただきますね。具体的に記すのは、うそは具体的であればあるほどほころびが生じやすいと思うからです。実際うそっぽいかどうかは皆さんのご判断にお任せするしかないのですが。
その方、最終的には私が教えることになったあるお宅(今もそのお宅は私に毎年年賀状をくださいます)に、私の悪口をさんざんおっしゃっていたらしいのです。
まだ、その業者に私の登録が残っていたらしく、そのお宅は、私について
「田口という先生はどうなんですか?」
みたいな話をされたらしいのです。
そうしたら、
「あの先生はだめです。いいかげんな人なので、やめてもらいました。あんな先生よりも別の先生をご紹介しますから、そちらにしてください」
というようなことを言われたらしいのです。
で、そのお宅は、これもたまたまですが、私のこのサイトも探し出されて(こういういうことをそのお宅がされなければ、私は、私の知らないところで、とんでもない家庭教師として、印象づけられたままだったわけですね。そのお宅は氷山の一角だったかもしれません)、直接私にもコンタクトをとってこられました。意外とこういうことをされるお宅少ないんです。
今思えば、このお宅が冷静なお宅でよかったです。
こういうことも人生の一コマとして楽しむくらいの余裕がないといけないのでしょうね。私の人生もいつも平穏であったわけではないのですね。問題はそれにどう対処していくかだと思っています。実際、この話はもうひと山あります。
(次のページ(156ページ目)の最後につづく)
(次回はページを変えて)
※もし、この「視点」全体から、読みたいところを探したいという方は視点目次(サイトマップ)をお使いください。ほとんどあらゆるタイプの頭の子、性格の子をとりあげてきています。かかわりの基本は同じですが、少しずつ、子どもたちによって、かかわりに変化をさせています。きっと、ご自身のお子さんと似た子も発見することでしょう。私が、どういう子にどうかかわって、子どもたちを変えてきたか、成績を上げていったか、などを、具体的に記していっていることがおわかりいただけるかと、、。ぜひご参考に、、、。繰り返し繰り返し読むに耐えうるものにしてあるつもりです。
「とび授業」のすすめ
視点目次(サイトマップ)
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いじめられないために。いじめをなくすために。知識のしずく「その1」
学校からいじめをなくすには。知識のしずく「その2」
変質者によって、子どもが殺されないために。知識のしずく「その3」
兄弟姉妹げんかをなくす方法。知識のしずく「その4」
「勉強しろと言わないように」ということに関して。知識のしずく「その5}
「選挙制度、政治制度の改革」に関して。知識のしずく「その6」
政治への向き合い方について。知識のしずく「その7}
大学入試改革の問題点について。知識のしずく「その8」
家庭教師先募集の要項
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よりよい家庭教師へのアプローチ
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掲示板2(掲示板1が満杯になったので、今後はこちらに書き込んでいただければ)
掲示板3(以前サーバートラブルあり。すでに大量の書き込みあり、ご参考に、、)
まず、「パソコン教師」。
これはある業者の方から発せられた言葉です。私が「パソコンによる遠隔授業で教えることもできますが」とその方にお伝えしたときに、その方から「パソコン教師はいらない」と返ってきました。