家庭教師田口の視点(197ページ目)
(ぜひ、楽しむようにお読みくださいね。いい知恵をもらった、という具合に、、。目が疲れるというような方は、プリントアウトされてから、お読みください。無理をされませんよう)
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2023年2月1日(木)
最近ある方から、
「家庭教師は塾に比べて効率が悪いのではないですか?」
というような質問をされたことがあります。
私は進学塾で教えたことがあり、塾のほうが効率が悪いと思って、それが一つの理由で家庭教師に変わった人間なので、意外でした。
その方に対する私の返答は以下のようなものでした。
まず、家庭教師のほうが、ただ複数の生徒の前で板書などでほとんど決まった形で一方的に授業をするのに対して、子供たちの能力、「頭の性質みたいなもの」などに合わせて教えるので、はるかに高い知識、技量を求められますが、効率もはるかにいいですよ、というような話をしました。
そのうえで、私がそう思う理由を説明させていただきました。(つづく)
2023年2月5日(月)
今回は、教育、子育て、教え方のコツとして、私が心がけていることをお伝えしますね。ほとんど無意識に心がけているような点ですが、で、
「そんなのわかっているよ」
という方もおられるかもしれませんが、どなたかのご参考になれば、と思いまして。
それは、子供たちにすぐに完璧をもとめないということです。
たとえば、教え始めたばかりの子がいたとしますね。その子が勉強があまりできないとします。で、そういう子に往々にしてあることなのですが、字もちょっと読みにくいほど汚かったりするとします。
そういうとき、私は字の汚さとかについてはほとんど注意しないようにしています。また、ある問題をやっとこさ解けたという子には、
「こういう解き方もあるよ」
みたいなことは一切言わないで、本人がまずその「やっと解けた解き方」で解く方法を完璧にマスターできるように持っていこうとします。その子にとっては、当面一番解きやすい解き方であることが多いからです。
そういう子の場合、仮にもっと早く解ける解き方などを教えられても、かえって混乱のもとになる可能性が高いからです。
字の汚さなどについても、本人が勉強がある程度できるようになって、余裕がでるようになってからで十分だと思っています。
2023年2月8日(木)
前のページ(196ページ目)の2024年1月22日(月)の「お母さんが
「この子発達障害なんです」
みたいなことをおっしゃった」というお話のつづきです。
私の教えたことのある子で、こんな子もいました。
ある有名な英会話教室で英語を勉強していたのですが、まったく英単語も文も頭に入らなかったそうで、そこの先生から、
「英語の定着力が極端に低いです」
と言われたらしいのですね。で、例によって、お母さんから
「この子、軽度の発達障害と専門機関で指摘されたんです」
と言われました。定着が悪いのは英語だけではなかったそうです。
でも、私が教えてみて、格別英単語や英文が頭に入りにくいということは感じられませんでした(多少感じられましたが、それまでにきちんと覚えてこなかったためそう感じられたのではという程度のものでした)。
また、勉強のことで、あるいは、ふだんの行動面でご両親からきつく注意されて、頻繁にご両親と大ゲンカをして、大変なことになるというお話もお聞きしましたが、私からみたら、とても素直な子で、
「どうしてこの子が?」
という感じでした。(つづく)
2023年2月12日(月)
このページの最初の、
「最近ある方から、
「家庭教師は塾に比べて効率が悪いのではないですか?」
というような質問をされたことがあります。」
というお話のつづきです。
家庭教師というのは、教師の力量差が子供たちの学力などにとても大きな影響を与える仕事だと常々感じでいるのですが、また、その能力の高みは青天井で、いくらでも高めうるとも感じています。
そういう意味では、私もまだまだかもしれません。
それがこの仕事の魅力かもしれません。能力の高みに限界があったら、果たして私がこの仕事を続けていたかどうか。
逆に言いますと、家庭教師というのは、レベルの低い人もごろごろいるというのが現状でもあります。ですから、いい家庭教師についたら、塾なんてまったく相手にならないほど、これほど効率的なものはない、というのが、今までの、今の、私の確信です。今後もこの確信は変わらないでしょう。
別に私を売り込もうというわけではなく、それが現状なのです。
それを踏まえて、家庭教師のほうがなぜ効率がいいかを述べていきますね。(つづく)
2023年2月15日(木)
(前々回のの「お母さんが
「この子発達障害なんです」
みたいなことをおっしゃった」というお話のつづきです。)
で、私自身のいろいろな経験から、どうも「発達障害」と言われても、教え方、かかわり方次第では、普通の子と変わらない理解力を持ちうるということがいえるのではないかと思われます。
日常生活において、もしかしたら、支障のある子もいるのかもしれませんが、少なくとも学習面では、まったく問題を感じないという子ばかりでした。
今回取り上げたこの子も、お母さんのおっしゃる「1時間以上考えて悩んでいた」問題というのが私の体験授業で教えた問題の中にあったらしいのですが、
「どの問題が?」
と私が思うほど、理解がスムーズでした。
しかも、入試問題の中にある「標本調査」という言葉をみて、
「標本調査はまだ習っていないんで」
と言ってきた彼に、私が、
「標本調査という言葉にだまされてはいけないよ。これは比の問題だよ」
というヒントをあげたたら、
「あ」
と言って、ほぼほぼ自力で解いてしまったというのも、すでに経験しています。普通の子でも結構難しいようにみえる問題なので、ヒントの与え方、教え方によってはものすごいパワーを発揮する子のように感じました。
体験授業後、私が
「この子にはまったく問題を感じません」
と申し上げたら、お母さんが
「え?」
と言ってこられたのがとても印象的でした。
2023年2月19日(月)
視点余話です。
おそらく、私が最新の情報に疎いだけで、皆さんはもうご存知で、実行に移されていることなのかもしれませんが、私は最近スマホ内の手帳にとても便利さを感じ、使っているのですね。
基本的にデジタルにする必要がなければ、アナログでかまわないという習性を持っている私は、だいたい何をするにも人様より遅いのですが、今回のスマホに関しても同様のことが言えて、自分用のスマホを購入したのはおよそ4年くらい前です。
「おっそーい」
と思われた方が多いのではないかと思います。このお話をすると、皆さんこのような反応をしてこられます。パソコンを買うのも人様より遅かったと思いますが、パソコンを使いだすと、そのあとスマホを皆さんのほとんどがお持ちになっていても、
「パソコンで十分」
と根拠のない理屈を展開して、スマホを買わずにいました。
おそらく私ほど最新のトレンドに乗り遅れている人間はいないでしょう。
でも、どうしてもスマホがないと、という事態に陥ったのです。(つづく)
2023年2月22日(木)
前々回の、
「最近ある方から、
「家庭教師は塾に比べて効率が悪いのではないですか?」
というような質問をされたことがあります。」
というお話のつづきです。
家庭教師の能力がピンからキリまであると私は常々感じているというお話を前回しましたが、仮に相応の能力がある家庭教師でしたら、塾や学校を圧倒する効率を持ちうると私は感じています。
その一つが、本人の理解に沿って、本人が一番わかりやすい形で教えることができるということです。
私は、いわゆる「天才君」「天才少女」と言われている子たちを教えたことがありますが、彼らに対する説明はきわめてシンプルなものです。シンプルすぎて、
「本当にそんなんで説明になっているの?」
という感じです。というか、説明というよりも「ヒント」という方が正確でしょうか?そのヒントは多くの場合1秒ほどです。
たとえば、本人たちが行き詰ったとき、
「それ、数Ⅰで解けるよ」
みたいなことを言ったりします。すると、本人たち、
「はっ」
と言って、たったそれだけのヒントで解いてしまったりします。普通はありえないやりとりでしょ。でも本当の話なんですよ。
というか、「天才君」「天才少女」たちは、普通の感覚では信じられないようなもっとすごいエピソードをいっぱい持っていますが。(つづく)
2023年2月26日(月)
前々回のどうしてもスマホがないと、という事態に陥ったというお話のつづきです。
とにかく、スマホがないと困ることが多いですね。最初にとまどったのは人と待ち合わせをしているときです。皆さん、私がスマホを持っているのを当たり前のようにして、連絡してこられるんです。
で、
「今どこそこにいます」
みたいなメッセージをLINEなどで連絡してくるのですが、こちらはパソコンを持ち歩いていないので、また、仮に持ち歩いていたとしてwifiがつながらないので、返答できないでいるのですね、もちろん。
あとでその事情を説明すると、相手の方は、予想外だったというような反応を示してこられたりするのです。
で、反省して事前にスマホがないことを説明して待ち合わせをするのですが、
「スマホくらい買ったらいいのに」
というようなことを言われたこともありますし、そう言いたげな雰囲気を感じたこともあります。
そんなこんなでパソコンだけで乗り切るのはもうやめようと決心しました。ポリシー撤回!
で、使ってみると、パソコンにない便利な機能がいっぱいあって。。。。。(つづく)
2023年2月29日(木)
毎回ページの最後は私が遭遇した、大変なこと、興味深いことなどを載せています。今回も「和食さとでのお話」のつづきです。
で、おばあさんがとてもゆっくり歩いて進んでいかれるのをおじいさんとともに後ろからついて行って、店内に入っていきました。
先にテーブルに案内していただいた私はその後そのご夫婦がどこの席に着席されたのか分かりませんでした。
しかも、私が食事をしていたところからそのご夫婦の食事風景は見ることができなかったので、私はしばらくそのご夫婦を意識せずにいました。
しかし、和食サトではお茶を無料で飲めるサーバーがあるのですが、そこにおじさんがお茶をとりに来られたとき、私はとても驚きました。
なんとおじいさんもゆっくり歩いておられるのでした。おばあさんほどではないにしても、普通の人の歩き方ではなかったのです。
そのときはじめて、私はドアでご夫婦が立ち往生しておられる理由が分かったような気がしました。
お二人とも速く歩けないため、玄関のところで、あたかもドアに挟まれているかのような感じになっておられたのではないかと。(次のページの最後につづく)
(次回はページを変えて)
英会話教室ではどうおしえられたか
塾はムダが多いと思う理由
計算でつまずくと、物理の入り口でいやになってしまう
楽天ウェブ検索の「お買い物」のところで、「田口」で検索したら、私の本が一番最初に。下記で「お買い物」のところをクリックして「田口」で検索を。こんなに売れている本をなぜ出版社は
https://websearch.rakuten.co.jp/Shopping?query=%E7%94%B0%E5%8F%A3&ref=webSerp
本当にじっくり、しっかり考えているのか、そうでなく、本当に時間の無駄になっているかの見きわめのコツ
基本的なところに問題があるかもしれないから、基本から教える、学ぶということの危険性。だいたい伸びない。なぜか。理由2つ。お金と時間の無駄。
愛知の子、「やったー」。いいこと。いい子。きわめて優秀ということが教え続けるなかで、ますます感じられる。問題は中学時代までに身につけてしまったらしい悪いくせ。具体例
掲示板、書き込む人いない。悲しい
「田口先生のの魔法」
勉強は完璧を、人間関係は妥協を
相手に完璧を求めない 自分の勉強や仕事などには完璧を目指すべき
で、たとえば、模擬テストの結果などが返ってきますで
私が教えている子はおそらく大丈夫
要領よく、の危険性
※もか体から、読みたい(ころを探したいという方は視点目次(サイトマップ)をお使いください。ほとんどあらゆるタイプの頭の子、性格の子をとりあげてきています。かかわりの基本は同じですが、少しずつ、子どもたちによって、かかわりに変化をさせています。きっと、ご自身のお子さんと似た子も発見することでしょう。私が、どういう子にどうかかわって、子どもたちを変えてきたか、成績を上げていったか、などを、具体的に記していっていることがおわかりいただけるかと、、。ぜひご参考に、、、。繰り返し繰り返し読むに耐えうるものにしてあるつもりです。
掲示板1を保存しました (生タグチを感じていただけるかも)
海外の学校、インターナショナルスクールなどに通わせる前に考えるべきこと
「とび授業」のすすめ
視点目次(サイトマップ)
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