家庭教師田口の視点(196ページ目)
(このホームページは、最初はご興味のあるところから、拾い読みをされることをお勧めいたします。うそや大げさな表現は避けているつもりです。プロの家庭教師のレベルとして、当然のことを書いているつもりです)
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2024年1月1日(月)
新年あけましておめでとうございます。今年もよろしくお願いします。
さて、今回は「少し変わった子」の手柄をまたご紹介しましょう。彼は疑問に思ったことは何でも私に聞いてくるので、こういう発見ができるのですね。こういうことで、勉強への意欲も高まってきますし、とてもいいことですね!
下記のリンクはPerfect Timeという歌の歌詞です。その英文について、彼がどういう意味か、どういう文法的構造をしているのか聞いてきた部分があるのですね。
https://omisoaji.com/perfect-time-mika-kobayashi/
この歌詞の下から6行目の
You can’t ignore how your feel inside
という英語ですね。有名な英語なので、間違っていることは考えにくいですが、でも、私からすると、間違えているとしか思えない。でも、私のほうに何か勘違いがあるのかも。そう思って、今回もネイティブの方に質問してみました。(つづく)
2024年1月4日(木)
前のページ(195ページ目)の2023年12月18日(月)の桂川イオンモールの大垣書店で本を買い間違えてしまったというお話のつづきです。
で、私はおそるおそる返品に行ったのですよね。
ダメもとで。でも、ずーっと前に、一度返品することができたので、今回も大丈夫かもという淡い期待を抱きながら。
まず、いつも注文などを受け付けてくれるレジの窓口に出向いて行って、1週間ほど前に注文した本が入荷されているかを確認して(まだ未入荷でした)、で、そのあと「本題」に入りました。
傷つかないように、あらかじめクリアファイルに入れておいた本を見せながら、
「あのー、この本返品したいんですけど、大丈夫ですか?」
店員さんはニコニコ顔で答えてきてくださいました。
で、大丈夫みたいなのですが、一つだけ条件を伝えられました。(つづく)
2024年1月8日(月)
前のページ(195ページ目)の2023年12月25日(月)で取り上げた、古文が得意になるには?というお話のつづきです。
「ば、」「を、」「に、」は、古文では文章に毎回のように出てくるものなのですが、あまりきちんと教えられたという記憶のある子は少ないのではないかと思います。高校では授業で文法を習うので、ある程度知識のある子もいるかもしれませんが、それでも、きちんと頭に入っているという子は限られているでしょう。
ましてや、中学生になると、ほぼまったくと言っていいほど習っていない子ばかりだといっていいでしょう。
たとえば、
つれづれなるままに、日暮らし、硯(すずり)に向かひて、心にうつりゆくよしなしごとを、そこはかとなく書きつくれば、あやしうこそものぐるほしけれ。
というとても有名な「徒然草」の冒頭の一文に「ば、」が見られますね。でも、この「ば、」の訳し方、きちんと習った記憶ありませんでしょ。少なくとも中学では。でも、こんなの毎年当たり前のように高校入試には出てくるのですよ。(つづく)
2024年1月11日(木)
そういえば、今年ある子から年賀状をいただいたのですね。
ずうっと前に教えた子で、以前このホームページで、特に数学を理解させるのにとても苦労したということで取り上げた子です。理解が遅く、一人でじっと長く考える子で、私はじっと長く考えるのは悪いことではないと思っている人間なのですが、どうも思考の中身がおかしい子だったんですよね。中学のとき、これを克服するのに私の全能力を注ぎ込んで、何とかある高校の特進に進むことができたって子です。
この子は性格はいい子なのですが、なぜか中学でものすごいいじめにあっていて、こちらも深刻でした。こちらは、私のアドバイスをもとに、彼はいじめと戦ってくれ、最後はいじめる側を逆に追いつめていったというのがあります。
もしかしたら、お読みになった方もおられるかもしれませんが、ずうっと前の書き込みなので、お読みになっていないという方のほうが多いかもしれませんね。
なぜ彼が久しぶりに年賀状を送ってくれたのかも含め、皆さんのご参考になりそうなお話をしていきますね。最初がものすごく大変だった子だけに、ある意味、私の能力を思いっきり使えたという印象を持っています。
ちなみに、いじめとの戦い方に関しては下記ご参考に。
いじめられないために。いじめをなくすために。知識のしずく「その1」
学校からいじめをなくすには。知識のしずく「その2」
(つづく)
2024年1月15日(月)
このページの最初のPerfect Timeという歌の歌詞の間違いとみられる部分のお話です。「ちょっと変わった子」のお手柄のお話ですね。
https://omisoaji.com/perfect-time-mika-kobayashi/
このリンクの歌詞の下から6行目の
You can’t ignore how your feel inside
が私には文法的に間違っているとしか思えないのですね。
で、例によって英語ネイティブだというパナマ人(パナマはスペイン語圏だと思っていたのですが、見た目が白人なので、たまたまパナマに住んでいるという方なのかもしれません)
その方は一見して、即座に
Remove "r"(rと取り除く必要がある).
と答えてこられました。実はラインで友達になったネイティブの方も私のこの質問に同様の指摘をしてきて、やはり
You can’t ignore how your feel inside
は間違っているということがわかりました。
それにしても、とても有名な歌の歌詞にこんな間違いがあるとは!そして、私がネットで確認した限り、だれもそれを指摘してこられないとは。不思議です!
2024年1月18日(木)
このページ一番上から2番目の書き込み、桂川イオンモールの大垣書店で本を買い間違えてしまったというお話のつづきです。
「あのー、この本返品したいんですけど、大丈夫ですか?」
と私がお聞きしたところ、店員さんは今回もニコニコ顔で答えてきてくださいました(ここが他の書店と違うところですね。他の書店でしたら、「すいません。本の返品は受けられないんです」というようなことを、しぶい顔で言われていたかもしれません)。
で、本の返品大丈夫みたいなのですが、一つだけ条件を伝えられました。
「ほかに本をご購入されて、それと金額を相殺する形でお願いできれば」
とのことでした。
ということで、別に買う本があったので、それの金額から今回の返品の本の金額を引いたものを請求していただくという形で対応していただきました。
大垣書店の神対応に感謝です!
ほかにもすべての従業員の接客態度など、いい点がいっぱいあり、この書店が京都でトップの書店になっている理由が分かりますね!
2024年1月22日(月)
最近教え始めた子がいるんですね。
で、授業中の彼が席をはずしているときに、お母さんと少しお話する機会があったんです。そのとき、お母さんが
「この子発達障害なんです」
みたいなことをおっしゃったんです。淡々と何かのついでにおっしゃった感じでしたが、このことで、お母さんはいろいろ悩まれてきたのかもしれませんね。
他人にはうかがい知れぬほど。
でも、私は、彼が「発達障害」だということをまったく感じなかったのです。塾やお母さんが教えるのに苦労したというような問題も私には教えるのが難しいように思えませんでした。
その中には、お母さんが
「1時間以上悩み続けていた」
とおっしゃっていた問題もあったらしいのですが、私が
「どの問題?」
と思うほど、私が教えていて理解に苦労しているように見えませんでした。
私は、私自身が「発達障害」と疑われかねないような幼少期を過ごしてきましたし、「発達障害」と言われた子を何人か教えてきましたが、そのどの子にも「発達障害」を感じたことがなかったんですよ。以前もこのホームページで「発達障害」という子を教えたというお話何回かしたかと思うのですが、大げさでなく、まったく感じたことはないです。私は教える専門家なので、当たり前かもしれませんが。
子どもさんが「発達障害」で悩まれている方がおられたら、ぜひ私のお話も読んでみてください(つづく)
2024年1月25日(木)
このページの上から4番目の書き込み(2024年1月11日(木)の書き込み)の今年ある子から年賀状をいただいたというお話のつづきです。
この子のお母さんのご判断で、ある高校の特進に入ってからしばらくして私をおやめになったのですね。
「田口先生は高いから、みたいなことのようです」
とは、本人から聞いた話です。私は十分価値のあることをしてきたつもりでいたので、意外に思いました。
一方で、私としては、ものすごく、というか異常な(私は教える専門家なので、めったに教えるのに困難を感じることはないのですが、この子は本当に大変でした)くらい、理解と定着の悪くなってしまっていた彼を人並みに、あるいはそれ以上に理解できるところまでもっていけましたし、いじめも解決にもっていけたし、私の役割は終わったのかなと思い、本人に、
「あとはがんばって」
と伝えて、お母さんのご判断に従うことにしました。
もっとも、私はいつも
「やめたい」
と言ってこられるお宅を引き留めることはまったくしない人間ですが(つづく)。
2024年1月29日(月)
毎回ページの最後は私が遭遇した、大変なこと、興味深いことなどを載せています。今回も「和食さとでのお話」のつづきです。
和食さとである老夫婦に出会ったというお話でしたね。
和食さとのお店の入り口のところでドアにはさまれて立ち往生されているこの老夫婦がとにかく大変な状況にあるということを悟った瞬間、私は老夫婦をはさみつけているドアに手をあて、開けてあげました。
何らかの理由でドアが異常に重く、あるいはかたくなっていたりして、この状況を引き起こしているものと思っていた私には、あまりにドアが軽く、いつもと変わらない感じだったので、びっくりしました。
おじいさんのほうが
「すいません。ありがとうございます」
とお礼を言ってこられました。めいっぱいのニコニコ顔で、
「いいえ。たいへんですね」
と私はすぐに答えました。そのニコニコ顔がこのおじいさんに見えているほど、おじいさんに余裕があったかはわかりませんでしたが。
私は、とっさにおじいさんの前におられるおばあさんの動きが緩慢なのに気づき、それでなかなか先に進めずにいるだけかと思いましたが、あとでそれだけではないということに気づきました。(次のページの最後につづく)
(次回はページを変えて)
天才君には一言、理解の遅い子にはゆっくり
いもづる式にチェックする
国語はセンスで解くものだという思い込み
わかっていただける人にはわかっていただける
教科書的に正しいことがいつも正しいとは限らない
正しい事実を正しい事実としてそのままつたえるのは正しくない。
私たちは教育者であって、警察ではない
田口にサポートを受けたというのを忘れて。私たちは黒子。
天才少女のセンター試験の問題を解くやり方 遠回り 賢くなるが、時間内にとかなければ
「無理をしないことのリスク」
天才君、天才少女のほかの子たちとの勉強方法の違い
採点者に優しい答案を書く
赤ちゃんがなんでもなめるのはなぜ 除菌の危険性
泥をなめる子と除菌の成分をなめる子
お母さんもよく質問してこられた
「先生と言われる人間にはろくなやつはいない」と言ったとき
「理屈は死んでいる。世間は生きている」
ぼそぼその先生
「ちょっと変わった子」苦手だった科目が、一番に逆転。得意不得意はこんなもの。
テスト後復習に力を入れる。
評論家にならぬこと。「少し変わった子」が「wrongの意味は何ですか」と聞いたら、「そんなの自分で調べれば」という子より、「少し変わった子」のほうが伸びているという現実。理屈で正しそうに見えることが実は正しいとは限らない例
高田元社長 試練
学校でトラブルをよく
学校の先生、会社の社長が子どもたちや部下に厳しくても通用するのは、いざとなったら、「切り捨てる」ことができるから
その知恵の発揮どころは、子どもたち一人ひとりによって異なるようなところもあります。
私は、ある意味、この仕事に体をはっている、人生をかけている、文字通りの「家庭教師馬鹿」なのです。
※もし、この「視点」全体から、読みたいところを探したいという方は視点目次(サイトマップ)をお使いください。ほとんどあらゆるタイプの頭の子、性格の子をとりあげてきています。かかわりの基本は同じですが、少しずつ、子どもたちによって、かかわりに変化をさせています。きっと、ご自身のお子さんと似た子も発見することでしょう。私が、どういう子にどうかかわって、子どもたちを変えてきたか、成績を上げていったか、などを、具体的に記していっていることがおわかりいただけるかと、、。ぜひご参考に、、、。繰り返し繰り返し読むに耐えうるものにしてあるつもりです。
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海外の学校、インターナショナルスクールなどに通わせる前に考えるべきこと
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学校からいじめをなくすには。知識のしずく「その2」
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