家庭教師田口の視点(192ページ目) 

 このホームページは、最初はご興味のあるところから、拾い読みをされることをお勧めいたします。うそや大げさな表現は避けているつもりです。プロの家庭教師のレベルとして、当然のことを書いているつもりです
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2023年9月4日(月)

 ところで、「愛知の子の妹さんのほう」なんですけど、今かなり賢くなっています。今高2で受験に備えて、かなり多くの宿題を出しているのですが、どこを聞いてもかなりよくできるようになっています。

 もともと頭のいい子だったのかもしれません。たとえば、毎回学校のテキストにそって、予習的に英語のリーディングのテキストの2ページ分(合計週4ページ分)の日本語訳を宿題に出すのですが、で、私はその宿題を毎回添削して送り返すのですが、最近はとてもよくできていて、直す部分がずいぶんなくなってきています。

 また、その本文を日本語から英語にできるように、という宿題も出すのですが、とてもよく覚えています。かなりの量の英文を覚えるわけで、昔は苦労していたようですが、今はしっかり覚えてきています。ご想像はつくかと思うのですが、これは大変なことです。

 昔は英文を丸暗記しているのかな?という感じのことがあったので、「理屈で覚える」ということをするようお願いして、それでも、暗記に頼ってくる子もいるものですから、私はあえて、本文の英語を少し変えて、丸暗記が通用しないチェックの仕方をするようにしました。

 最初は、それでつまずいて、丸暗記が通用しないということを悟ったのか、気を付けてくれて、今は「私のいじわるなチェック」もクリアするようになっています(そもそも丸暗記なんて、定期テストはともかく、受験では通用しないですからね。しかもしんどいですし)。

 全教科にわたってこんな感じで、かなりがんばっていることがうかがえます。

 立派ですね!

 問題は、中学までのレベルでのつまずき。これとののギャップがはげしすぎです!私にとってこの克服が課題です。(つづく)

 

 

 

 

 

2023年9月7日(木)

 前のページ(191ページ目)2023年8月28日(月)付けのイオンモールに警察が乗り込んできたというお話のつづきです。

 警察というのは、私たち教育者と対極にいる存在だといつも思っています。彼らが犯罪者と思われる人間をいつでもねじ伏せることができるという圧倒的権力を背景に、まず「ターゲットになる人間」に対して疑ってかかるのに対して、教育者は多くの場合、子どもたちをいい方向にもっていこうと、子どもたちを信じる行為から始めるからです。

 もっとも、警察的に生徒に対して指導し、生徒の髪の色、服装のみだれなどをチェックして、自分たちの決めたルールに強制的に従わせる、私には教育者には見えないような「教育者」もおられますが、一般論で言いますと、教育者と警察はそのもともとのあり方からして、かけ離れた存在であるといえるでしょう。

 警察は悪いことをした人間をつかまえるのが仕事ですし、教育者は子供たちをいい方向にもっていくのが仕事です。おのずから、ふるまいも正反対になってくるのも仕方ないかもしれません。

 このときもイオンモール側は、彼ら若者に秩序を乱されまいと、ものすごい警戒態勢をとり、いざとなったら彼ら若者を力でねじ伏せられる警察の出番となったのでしょう。(つづく)

 

 

 

2023年9月11日(月)

 前々回のつづきです。

 彼女(愛知の子の妹さんの方)は、もともとの能力は一橋に受かった「CMさんの娘さん」と変わらないように思うのですね。というか、ほとんどの子が「CMさんの娘さん」と同じくらいのポテンシャルをもっているように、私は感じるのです。

 「CMさんの娘さん」は、

「私はコツコツ勉強を積み上げるだけ」

と言って、私の宿題を、初めのころを除いては(素直な子なので私がチェックして甘かったところを指摘すると、すぐにそのチェックレベルに合わせてくれました)、完璧に仕上げていきました。彼女、中学時代の定期テストの最低点は93点だったと思います。当然のことながら、毎回100点を何個か取り続けました。私が理想的に教えられたと申し上げてきた所以(ゆえん)です。

 で、私が教えた子たちをつらつら思い起こしても、やはり同じことを感じるのです。

 たとえば、私が中学受験の間際に教えて中学受験で希望するところに受からず、公立中学に進んで、そこから堀川高校というものすごいレベルの高校に、その公立中学校で唯一受かり(確か3人受験して彼だけが受かったと記憶しています)、その後現役で京大に受かった子などは、中学受験後も教え続けたのですが、中学の最初のころ作文を書かせると句点(。)をまともに打てなかった子なんですよ。(つづく)

 

 

 

 

2023年9月14日(木)

 前々回のつづきです。

 ものすごい警戒態勢の第一段階は、警察ではなく、警備員の配置です。

 私のところから見えるだけで2名の警備員がその若者たちを遠巻きに立ち始めました。もっとも、その視線は彼らに対してはまったくなく、まるで彼らに関心がないかのような感じでしたが、いざというときに備えてだろう、というのは十分感じられました。

 彼らに視線を送らないのは、彼らを刺激しないようにという配慮だったのかもしれません。

 おそらく警備員だけでなく、私服のお店の従業員の方もおられたかもしれませんが、私には認識できませんでした。店長クラスの方がそのフロアにいてもおかしくないですよね。

 そういう中で、若者たちはほんのたまに奇声をあげるという感じで、勝手に盛り上がっていました。事態の重大さに気づいていないかのように。確かに、異質な感じをもった方も少なくないでしょう。(つづく)

 

 

 

2023年9月18日(月)

 視点余話です。

 「少し変わった子」の指摘で、どうも単語のテキストに間違いあるらしいということがわかったので、ここに書き記しますねますね。さすが、「少し変わった子」ですね。なんでも疑問に思ったことを聞くことが今回にも生きましたね。

 数研出版の出している「必携英単語LEAP」というテキストのP178にaspectという単語があるのですが、その例文のところに、

 learn about various aspects of Japanese culture×various Japanese cultures ]

 と書いてあったのです。で、×various Japanese cultures ]の部分は、「various Japanese cultures 」は間違いという意味なのですが、彼はどうして間違いかと聞いてきたのです。なるほど、という質問ですね。数研出版はとてもいい出版社で、私はそれまでおかしなところをを見つけたことがなかったのですが、で、あれこれ調べたのですが、どう調べてもおかしそうです。

 これはネイティブの方に聞くしかないですね。(つづく)

 

 

 

2023年9月21日(木)

 前々回のつづきです。

 警備員たちの行動に気をとられていたせいか、私は警察官がもう乗り込んでこられていることに気づきませんでした。ほんのちょっと気をとられていただけだったと思うのですが。

 おそらく、フロアでショッピングなどを楽しんでいる人たちへの配慮で、静かにすばやく警察官の方々は乗りこまれたのでしょう。私が若者たちに再度目を向けたときには、すでに警察官の方が5人ほど若者たちの中に入っていっていました。この早業(はやわざ)はすごい!何かのトリックでも見ているよう。

 警察官たちは若者たちの何人かに免許証らしきものを提示させようとし、若者たちも素直に応じている感じでした。

 中には電話でだれかと話し始めた若者もいました。もちろん若者たちに先ほどまでの笑顔はまったくなく、おそらくは慣れていない出来事に、子羊のようにおとなしくなっていました。

「やべー」

とでも言っているかのような感じが、無表情の若者たちに感じとられました。 (つづく)

 

 

 

 

2023年9月25日(月)

  前々回のつづきです。

 で、various Japanese cultures というかどうか、ネイティブの方に聞くことにしました。

 こういう点では、京都は便利ですね。人も歩けば外国人にあたる、というくらい外国人の方が多いのですから。おかげで、リスニングのいい勉強になります!

 あるとき、自転車で五条を走っていると、スマホをいじってじっと話し合っている外国人の3人組に出会いました。

 外国人の方と話をするチャンスと思い、

Do you have any trouble?

と聞いてみました。

 「大丈夫だけど、少し困っている」みたいな返答でした。表情は西洋人によくある陽気なニコニコ顔でした。よくよく聞いてみると、京都駅はどっちのほうか調べている感じでしたので、道案内をして差し上げました。で、そのついでに、どこから来られたのか聞いたところ、おひとりがニュージーランドとのことで、それはチャンスと思って、various Japanese cultures というかどうか聞いてみました。

 そうしたところ、即座に

Yes

と返ってきて、理由もきちんと説明していただきました。ほかの2人はイタリア人で、このおふたりも同意見でした。

 数研出版さん、もしどなたかお読みになったら、ご参考にしていただき、次回増刷時訂正が必要であるようであれば、よろしくお願いいたします!

 

 

 

2023年9月28日(木)

 前のページ(191ページ目)の最後のやらせなしのリアルの「勧善懲悪動画」でのお話のつづきです。

 まだ見ていないという方は、ぜひ下記リンクご覧ください。ものすごい迫力ですから。いずれこれを題材にした漫画やドラマができてもおかしくないですね。

 私は教育者という立場から、どうしてもこれを見てしまうのですが、あきらかにここには「いじめの構図」が見てとれます。地方議員による石丸市長に対する執拗(しつよう)ないやがらせ、それに対して敢然と戦う市長。

 私はいじめられないために。いじめをなくすために。知識のしずく「その1」

学校からいじめをなくすには。知識のしずく「その2」で学校内でのいじめにどう戦うべきかをお示ししてきましたが、この石丸市長の闘いは、地方議会という場所は違うものの、「いじめに対して私たちがどう戦うべきか」ということの指針を示してくれたといえるでしょう。

 どうしても戦わざるをえない場合は、「いじめの現状」を世間に公開することによって、徹底的に戦わなければならないということですね。いじめは陰湿なものです。それだけに世間にその実態を何とかして知らせるということがとても重要になってくるのですね。

 いじめにあっていたとしても私たちは孤独ではありません。味方になってくださる方はこの世の中にものすごい数います。もし、今いじめにあい、孤独を感じている方がおられたら、ぜひこのことを知っていただきたいです!

 逆にいじめている人間たちを孤独にすることも可能です。

 とても参考になる動画でした。

https://www.youtube.com/watch?v=i2DiRy64P24

 

https://www.youtube.com/watch?v=q_fl0098uzs

 ここの議員の多くがこんな感じです。動画に寄せられたコメントもお読みになるのもおすすめします。とても参考になるコメントもあります。

https://www.youtube.com/watch?v=_oEgDIxdkow

(次回はページを変えて)

  

 

 

 

 国語はセンスで解くものだという思い込み

 わかっていただける人にはわかっていただける

 教科書的に正しいことがいつも正しいとは限らない

 正しい事実を正しい事実としてそのままつたえるのは正しくない。

私たちは教育者であって、警察ではない

 田口にサポートを受けたというのを忘れて。私たちは黒子。

 天才少女のセンター試験の問題を解くやり方 遠回り 賢くなるが、時間内にとかなければ

長年教育に携わっている方、生徒からひどい言われ方。なぜか。

「無理をしないことのリスク」

天才君、天才少女のほかの子たちとの勉強方法の違い

採点者に優しい答案を書く

赤ちゃんがなんでもなめるのはなぜ 除菌の危険性

泥をなめる子と除菌の成分をなめる子

お母さんもよく質問してこられた

 「先生と言われる人間にはろくなやつはいない」と言ったとき

「理屈は死んでいる。世間は生きている」

ぼそぼその先生

「ちょっと変わった子」苦手だった科目が、一番に逆転。得意不得意はこんなもの。

テスト後復習に力を入れる。

評論家にならぬこと。「少し変わった子」が「wrongの意味は何ですか」と聞いたら、「そんなの自分で調べれば」という子より、「少し変わった子」のほうが伸びているという現実。理屈で正しそうに見えることが実は正しいとは限らない例

高田元社長 試練

学校でトラブルをよく

学校の先生、会社の社長が子どもたちや部下に厳しくても通用するのは、いざとなったら、「切り捨てる」ことができるから

 その知恵の発揮どころは、子どもたち一人ひとりによって異なるようなところもあります。

 私は、ある意味、この仕事に体をはっている、人生をかけている、文字通りの「家庭教師馬鹿」なのです。

 

 

 

 

 

  

 

 


もし、この「視点」全体から、読みたいところを探したいという方は視点目次(サイトマップ)をお使いください。ほとんどあらゆるタイプの頭の子、性格の子をとりあげてきています。かかわりの基本は同じですが、少しずつ、子どもたちによって、かかわりに変化をさせています。きっと、ご自身のお子さんと似た子も発見することでしょう。私が、どういう子にどうかかわって、子どもたちを変えてきたか、成績を上げていったか、などを、具体的に記していっていることがおわかりいただけるかと、、。ぜひご参考に、、、。繰り返し繰り返し読むに耐えうるものにしてあるつもりです。

 

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