家庭教師田口の視点(188ページ目)
(このホームページは、最初はご興味のあるところから、拾い読みをされることをお勧めいたします。うそや大げさな表現は避けているつもりです。プロの家庭教師のレベルとして、当然のことを書いているつもりです)
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2023年5月1日(月)
視点余話です。
前のページ(187ページ目)の最初に予告していた「私に効果のあったひざの痛みの治し方」については、次回ご紹介しますね。すいません。書きたいことがいっぱい出てきて、頭が「渋滞気味」です。
今回は、私が冗談で、
「お姉さん、首絞めてー」
と思わず言ってしまった件についてお話しますね。愛知の子ですので、ネットでの授業でのことです。
以前よくご紹介していた愛知の子の妹さんの方なのですが、今高2です。とても明るい子です。この子もいい子ですよ!冗談が通じそうなので、たまに冗談を言ったりしています。冗談を言わない子のほうが圧倒的に多いのですけどね。
彼女、古文の文法の小テストがたまにあるようで、で、難しかったのか、クラス全体の点数が悪く、彼女も聞いた感じそれほどいい点数ではなかったのですが、先日学校の先生から、
「よくできたねえ」
とほめられたそうです。
実は、1年のときの学年末テストの結果を分析してみて、古文の文法のできが悪かったので、たまにチェックしながら、教えてあげていたのですね。
そのせいか、この小テストでは、クラスの中ではほめられるほどよい点だったみたいなのです。もちろん、本人のことですから、努力もしてくれたと思います。で、この小テストでわからないところを質問してきたのですね。(次のページの最初につづく)
2023年5月4日(木)
「私に効果のあったひざの痛みの治し方」についてご紹介しますね。
厳密に言いますと、痛いというほどではないのですが、少し違和感を感じるという程度の状況のとき、私はこれをすると、調子がよくなります。
普段から、チーズやヨーグルトなど、カルシウムやたんぱく質が多い食べ物を意識して多めに摂取するということもしていますが、で、それが有効ということも感じていますが、それだけでは不十分ということを感じることもあって、ときどき、何かいい方法はないかと調べていました。
それで出会ったのがこのYouTubeの動画です。「膝(ひざ)の痛み」で検索すると、いっぱい出てくるのですが、そのいくつかを試してみた結果、私にはこれが一番有効でした。というか、これしかない感じでした。ひざに違和感を感じられる方、周りにそういう方がおられるという方はご参考にしていただければ。
https://www.youtube.com/watch?v=ksqk5zJ67RA
「3つの国家資格を取得した整体師」という方のようで、またご自身も大変なひざの故障を経験されて、それを克服された方のようで、とても説得力ありますね!
2023年5月8日(月)
前々々々回(4月24日の書き込み)のつづきです。
小学生にしては、ものすごく言葉づかいが丁寧な子のお話ですね。
この言葉づかいの丁寧さ、そしてだれにでもそういう丁寧な言葉づかいをしているらしいことから、私は彼女がいじめを受けているのではと疑ったのですが、案の定そうだったみたいです。
しかもひどいいじめを受けていたそうです。お母さんのお話によると。それは私が
「娘さんはいじめをうけていませんか?」
と聞いたわけでもなく、あるときお母さんから切り出されました。
おそらく、お母さんも本人もどうしていじめを受けたのかわからなかったことでしょう。
私は、それまでの経験から、その言葉づかいの丁寧さに危険性を感じました。(つづく)
2023年5月11日(木)
前回のつづきです。
最後に、いじめに関する大事な視点に触れて、「天才君」の言葉づかいがどのように変化していったかのお話に戻りましょう。
それは、ほかの子から異質の人間だと思われると、嫌われる可能性が高く、さらに、それがいじめに発展することがある、ということですね。少なくとも日本では。
先生に丁寧な言葉づかいをすると、先生からは好かれるかもしれません。少なくとも一部の先生には。教科書的には、正しい行為なので。でも、ため口でお互いに話すのが当たり前になっている周りの子供たち(小学生)にもそれをすると、
「どうもこいつは俺たち(私たち)と違うなあ」
と思われて、遠ざけられるようになる、ということですね。遠ざけられる→嫌われる→いじめを受ける、という流れが生じかねないわけですね。一度その悪循環に陥ると、脱却するのは大変です。もちろん、脱却方法はありますが。
ですから、周りの人間が、それを回避するためにすべきこととしては、子どもたちについて仮にこうあるべきだというものがあっても、これがどんなことに関しても絶対だという感じで子どもたちに伝えないことでしょう。
素直にそれに従ってしまうような子ほど危険です。
状況によって、人によって、物の言い方にしろ、態度にしろ、変える必要があるというのが現実なのですから。(つづく)
2023年5月15日(月)
前回のつづきです。
あ、「天才君」に戻るまえに、そういえば、最近教えた子で、こういう子もいましたので、紹介させてください。すいません。
おじゃまして教えていた子です。
彼、コロナの真っ最中でも、私の授業をマスクをせずに受けていました。
もちろん、親御さんは私とお話されるときはマスクをされていましたし、たまに
「マスクをするように」
的なことを本人に言ったこともこともありました。
で、しぶしぶすることもあったのですが、しばらくするとマスクなしになっていました。
私自身は、当たり前ですが、必ずマスクをしていました。でも、本人にマスクをするよう促したことも、注意したこともありませんでした。むしろ、彼の行動に興味を持ちました。普通子どもたちはマスクをするのに、どういう思考からこういうことをするのだろうって。
マスクだけでなく、彼は親御さんの言うことを、たまに全く無視するかのような行動をとったりしていました。今どきの明るくいい子でしたけどね。
実は、その彼、友達がいっぱいいました。上の言葉づかいを丁寧にすることをポリシーとしていた女の子と対照的ではありませんか?
教科書的に正しいことに必ずしも従わないということを、彼は悪いことと思っていないのですね。現実の友達関係とかの中で、自分で、自分のセンスで、嗅覚で、それまでの経験に基づいて行動する、という親御さんからみたら「ちょっといい加減な行動」をとる子のほうが、周りの子から好かれるというのは興味深いですね。
私は、とても彼からは学ぶことが多かったです。(つづく)
2023年5月18日(木)
さて、「天才君」の、言葉づかいのお話に戻りますね。
前にも申したように、私は子供たちの言葉づかいがよくないことに関して、まったく気にならず、むしろ年齢不相応に丁寧な子に「警戒感」みたいなものを抱くのですが、とりあえず、
「彼、言葉づかいも変わるかな」
くらいな感じで、ちょっと、
1,しつこくほめる
2,あとからほめる
3,間接的にほめる
を実行に移してみました。
もう、彼はそのときは、授業をキャンセルすることもまったくなく、いつもものすごい集中力で取り組んでくれ、宿題のレベルも半端ないものになっていました。
あくまで一般論ですが、男の子のほうが極端に勉強しない状態から、極端に勉強する状態へ急激に変わるという、その振れ幅の大きい子が多かったように思います。
彼はその典型例ですね。
すでにとても「まじめに」取り組む子になっていたので、言葉づかいを変えてもらうのに、今から思うと、それほど難しい感じではなかったかと思うのですが、それでも、私は慎重にタイミングを待ちました。
彼の反応はとても、信じていただけるかわからないほど、思わずニコって笑ってしまうほど、興味深いものでした。(つづく)
2023年5月22日(月)
前回のつづきです。
例によって、特にそのタイミングを強く意識して待っているというほどでもなく、授業をしていると、あるとき、なぜか彼が丁寧な言葉づかいをしてきたことがあったのですね。心境の変化でもあったのでしょうかね。
で、私は、
「今かな?」
って思って、彼に言いました。
「君、言葉づかい丁寧だね!」
彼は、何と答えたと思います?
「僕は○○部(ある運動部)にいるものですから」
と答えてきました。
私は、
「なるほど。だからか」
みたいな返答をしたと思います。ここで、
「いや、君、ちょっと前までひどい言葉づかいだったじゃないか」
と言っては、いけませんよ。教育の目的は事実を伝えることではないのですから。(つづく)
2023年5月25日(木)
前回のつづきです。
このときも、私はお母さんにも、彼の言葉づかいの丁寧さをお伝えして、ほめていただくようお願いしたかと思います。私のことですから。
そうしたら、彼、以後丁寧な言葉づかいを継続してくれて、興味深いことに、後ろにおられるらしいご家族の方との会話もたまに聞こえてくることがあったのですが、それも丁寧になっていました。
頭のいい子ですから、丁寧な言葉づかいがどういうものかなど、当然知っていたことでしょう。ですから、たとえば、
「目上の人には丁寧な言葉づかいをすべきだよ」
という分別くさいことを言う必要はなかったのですね。むしろ、それは彼の反発を招きかねず、危険な行為だったと言えるでしょう。
こうして、英語と数Ⅲをまったく勉強しないでも、少なくとも表面上は平気でいて、お母さんが何を言っても変わらなかったという、「落ちこぼれ君」は一転し、最終的には半分くらいが東大レベルに受かるという学校のトップにまでのし上がったのです。彼は予備校に行くこともなく、相変わらず、英語の授業と数Ⅲの授業はさぼって(さぼって何をしているのか聞いたら、多くの場合英和辞典を覚えていたらしいです)、わからないというところはほとんどすべて私が教えました。
「教育」というものの「魔法的力」、重要性はこういうところにあるのですね。
2023年5月29日(月)
(毎回ページの最後は私の失敗談や驚いたことなどを書き出しているのですが、今回も前のページの最後のつづきで、再度自転車がパンクしてしまった、というお話のつづきです。)
自転車が一週間もたたないうちに再度パンクして、アヤハディオが遠いので、転がして、つまり、押して歩いていくのは、かなり大変だ、どうしよう、というお話でしたね。
自転車で乗って行くだけでも、30分くらいかかるのですから、押して歩いたら、途方もない時間がかかったことでしょう。仮に私がそれに耐えたとしても自転車のタイヤがいかれてしまうかもしれませんよね。ネットで調べたら、自転車を転がしてもすぐにタイヤがいかれてしまうということはないようですが、きっと限度があるでしょう。
アヤハディオの担当者の方も、最初いい案が思いつかなかったようですが、最終的に
「うちの軽トラを使うことできますが」
とおっしゃってきました。
「無料で使わせていただけるのですか?」
「はい」
勘のいい方、似たようなご経験のある方はおわかりかもしれませんが、これはこれで大変な面もありますが、自転車を転がすのに比べれば、はるかに楽でしょう。
いくつか不安なところ、面倒くさそうにみえたところもありましたが、初めての経験に多少わくわくしたという感じもありました。
(次のページの最後につづく)
(次回はページを変えて)
最近は「少し変わった子」の影響を受けたのか、質問をしてくるようになった。
自力でがんばって結果がでたと思うのが理想。
わかっていただける人にはわかっていただける
教科書的に正しいことがいつも正しいとは限らない
正しい事実を正しい事実としてそのままつたえるのは正しくない。
私たちは教育者であって、警察ではない
お母さんにもメールでほめていただいた
田口にサポートを受けたというのを忘れて。私たちは黒子。
天才少女のセンター試験の問題を解くやり方 遠回り 賢くなるが、時間内にとかなければ
長年教育に携わっている方、生徒からひどい言われ方。なぜか。
「無理をしないことのリスク」
天才君、天才少女のほかの子たちとの勉強方法の違い
採点者に優しい答案を書く
赤ちゃんがなんでもなめるのはなぜ 除菌の危険性
泥をなめる子と除菌の成分をなめる子
お母さんもよく質問してこられた
「先生と言われる人間にはろくなやつはいない」と言ったとき
「理屈は死んでいる。世間は生きている」
ぼそぼその先生
「ちょっと変わった子」苦手だった科目が、一番に逆転。得意不得意はこんなもの。
テスト後復習に力を入れる。
評論家にならぬこと。「少し変わった子」が「wrongの意味は何ですか」と聞いたら、「そんなの自分で調べれば」という子より、「少し変わった子」のほうが伸びているという現実。理屈で正しそうに見えることが実は正しいとは限らない例
高田元社長 試練
学校でトラブルをよく
学校の先生、会社の社長が子どもたちや部下に厳しくても通用するのは、いざとなったら、「切り捨てる」ことができるから
その知恵の発揮どころは、子どもたち一人ひとりによって異なるようなところもあります。
私は、ある意味、この仕事に体をはっている、人生をかけている、文字通りの「家庭教師馬鹿」なのです。
※もし、この「視点」全体から、読みたいところを探したいという方は視点目次(サイトマップ)をお使いください。ほとんどあらゆるタイプの頭の子、性格の子をとりあげてきています。かかわりの基本は同じですが、少しずつ、子どもたちによって、かかわりに変化をさせています。きっと、ご自身のお子さんと似た子も発見することでしょう。私が、どういう子にどうかかわって、子どもたちを変えてきたか、成績を上げていったか、などを、具体的に記していっていることがおわかりいただけるかと、、。ぜひご参考に、、、。繰り返し繰り返し読むに耐えうるものにしてあるつもりです。
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