家庭教師田口の視点(87ページ目)

(ぜひ、楽しむようにお読みくださいね。いい知恵をもらった、という具合に、、。目が疲れるというような方はプリントアウトされてから、お読みください。無理をされませんよう)


2014年6月30日 13:43:03
 (前のページからのつづきです)
 そのお母さんは、そういう感じで、とてもいい方なのですが、そういう方が、子どもさんの子育てで悩まれているというあたりが、子育てというものの難しいところなのかもしれませんね。

 とてもいい方が、子育てで悩まれる、それは、残念ながら、ごく普通にあることなのですね。

 逆にいいますと、
子育てが上手にできていないからと言って、ご自身が普通じゃない、とか思われる必要はないわけですね。

 このサイトが、私の本が、そういう悩みを解消するのに、少しでもお役に立てたら、、。ぜひ、子育てのヒントを得つつ、楽しんで読みすすめていただければ、、。

 ごく普通の方、私が尊敬するような立派な方が、ご自身のお子さんをがんばれる子どもに育てられず、また、対人関係が上手な子にそだてられず、というようなことになってしまうのですね。

 私は、こういう例をいっぱい見てきて、それをピックアップして、皆さんの子育ての参考にしていただいているのですが、このお宅も、もっと早くこの子にかかわることができたら、と感じているんです。
 別に、私がたくさん教えたいから、というのではないです。むしろ、私が早くかかわることができたら、彼の状況はぜんぜん違ったものになり、ご両親の精神的、経済的コストはずっと低いものになっただろうと思うからなのです。

 お母さんが、すぐに変われず、そのため、本人もすぐに変われないのは、私は、経験上すでに織り込みずみで、その点はじっくり取り組んでいこうと思っています。
 
 お母さんは、
 「今のままで、どうすんのよ」
というたぐいのことを、繰り返し言われています。

 いかに、子どもさんがきちんとしていないか、いかに子どもさんが学校で問題を起こしているか、をとうとうと話されて、それを本人はじっと聞いていて、首をかしげる、で、少し本人が話し始めると、お母さんが、その倍以上の長さで、ため息ともに、問題点を言いつのる、という感じでした。

 詳しいことは、差し控えますが、だいたいこんな感じです。

 
親御さんが子どもたちよりも饒舌(じょうぜつ)になっているときは、何かがおかしいと思われるといいかもしれません。逆がいいですよね。

 私は、こういう仕事をしているので、子育てで悩んだことないですけど、それは、たまたまこの仕事についているからで、当たり前と言われても仕方ないと思っています。

 私自身は、ご両親がすぐに変われないということくらいは、いっぱい経験しているので、例によって、そういう中で、本人がいい方向に変われるよう、最善を尽くしていこうと思っています。

 私は、繰り返し、
「言葉」(内容とタイミングをわきまえた、優しい言葉)と「環境」(部屋や机を与えるとかいうのとは違います。むしろ、正反対に近い概念です)について、その必要性を述べているのですが、これについて、詳しくお知りになりたい方は、家庭教師田口の視点(47ページ目) 、家庭教師田口の視点(48ページ目)をご参考に、、。

 このお母さんは、メールを下さらない方なので、連絡ノートや、じかにお話した内容から、ご参考になりそうなものを、ここに書き出させていただいています。もしかしたら、メールの苦手なお宅、手紙の苦手なお宅を私は相手にしないのでは?とか、考えられているお宅もあるかもしれませんが、このお宅でもわかるとおり、そんなことはないんですよ。

 ホームページで、とりあげている方の多くは、たまたまいいメールや、お手紙などをいただいたから、載せさせていただいた、という感じだと思っていただければ、、。


2014年7月7日 7:59:23
 ご両親のいずれかが変わってくだされば、やりやすいのですが、そうそうこちらの思惑通りにいかない、というお宅もありますよね。
 私たちは、この仕事で生活しているわけですから、ご両親が変われないから困る、とかいう泣き言は、いいたくないですね。

 
すぐに変わってくださったら、ありがたいと思うくらいでちょうどいいのでは?と思います。

 上のお宅、私から言いますと、本人のほうが変わってきているように思うのです(というか、この子の場合も、最初から一生懸命がんばってくれて、私には、とても素直ないい子でした)が、お母さんからすると、本人が素直な子に見えず、あまり変わってないように見えるようですね。

 実際は、一部ですが、成績も上がっていますし、まったくわからなかった古文、数学もずいぶんできるようになりました。

 先生との関係も、これも一部ですが、上手にかかわれるようになってきています。

 
子どもを変えようとせず、自分が変わろう、変わろうとするほうが、結果として、子どもが変わりやすいのですが、なかなかそれがうまくいかないのですよね。

 頭でわかっているけど、うまくいかない、という感じでしょうか?

 ほめることくらい簡単じゃない?と思われる方がおられたら、あるいは、ほめることを上手に活用されて、子どもさんをいい方向に向かわせることができる経験をお持ちの方がおられたら、こういうお話は不思議に思われるかもしれませんが、それだけでも難しいという方はおられるんです。

 私の前で、朴訥(ぼくとつ)に語る彼が、なぜ、学校で、家族の前で、おかしな行動をとってしまうのか?

 私は、そのあたりに、思考をめぐらせながら、彼の話に聞き入り、ひとつひとつ精神的に、人間的に成長するのを支援してあげたいと思っています。

 こういう素直な、頭のいい子が、きちんとできないことがあり、ともすれば、凶悪なことを口にしたりするのですから、子育ての、子どもたちのかかわりの重要性を感じさせますね。
 社会で有益な存在になりうる子が、何かの拍子に、有害な存在になりかねないのですから、、。

 お母さん、上でも述べましたように、とてもいい方で、私は尊敬しているのですが、私と180度ちかく、子どもたちへのかかわり方がちがう、ということが結構あるんです。

 たとえば、私は、子どもたちに、「こうしなさい」「ああしなさい」という類(たぐい)のことは、ほとんど言ったことはないのですが、でも、何かが上手にできたときには、繰り返しほめてあげるということをしてあげています。

 お母さんは、ちょうどこれと逆に近いことを、されてきた感じで、私のお話に、驚かれていました。

 高校1年生ですが、いまからでも、まだまだいい方向にいく余地は十分あると思っています。

 あまり立ち入ったことは書きにくいので、抽象的な表現になってしまったところもあるかもしれませんね。
 すいません。

 
次回、我が家の子育ての工夫のひとつをご紹介しますね!


2014年7月14日 23:10:21

 
視点余話です。
 最近、ものすごいスケジュールを経験しました。
 水曜日
午後1時50分から翌朝の4時30分まで、ほぼぶっ続けで教えたんです(まあ、1日くらいでしたら、なんとかなるだろう、くらいに思って)。
 最後の深夜12時〜午前4時30分までは、例の(といってもよくわからないといわれる方もおられるかもしれませんが)私の体験授業の前に、「でも、
勉強はしないよ」と言ったあの子です。
 勉強はしないよどころか、こんな長い時間、えらいでしょ。ずいぶんがんばるようになりましたよね。(お母さん、これをご覧になったら、ほめていたとお伝えください!)こんなに集中する子が、学校では、ちんぷんかんぷんみたいでいるのがよくわかりませんね。
 たまに集中がとぎれそうになったら、自分から「顔を洗ってきてもいいですか?」と言って、席をはずしていそいで、洗いにいってくるんですよ。それだけも気合十分でしょ。
 そういう子が、学校の授業についていけていないというのですよ。(お母さんは、「もしかしたら、学校では授業中寝ているのかも」とおっしゃいましたが、まさか??)
 学校で、どういうふうに授業がされ、どういうふうに彼が授業を受けてるのか、とても興味があります。
 決して理解力のない子であるわけでなく、頭のいい子ですよ。
 真夜中の12時〜朝の4時半まで、ずっとパソコンの前で、いっしょにがんばってくれた子なのですよ。いい子でしょ!

 ところでところで、
視点余話というくらいですから、これに付随した、あるエピソードがあるのです。
 問題は、私の今のスケジュールにもあるとおり、その1時間半後の木曜朝6時に、また、授業があったことなのですね。

 1時間も寝たら大丈夫だろうと甘く見ていたのが間違いでした。いつもは、目覚まし時計にきちんと起こしてもらえていたのですが、その日は、どういうわけか、目覚めることもなく、無意識のうちにアラームを消してしまっていたようで、寝過ごしてしまいました。
 朝6時15分ごろ、あいての女の子から、電話をいただいて、起こされ、あわててパソコンをつなぎました。

 相手の子は、小6なのですが、いつも、朝、きちんと起きてくれているんです。
 なのに、私は、寝過ごしてしまって、あやまりまくりました。

 ホームページからもおわびしますね。
 本当にごめんね。

 今度こういうときには、2つの時計のうちのひとつを、枕元から遠ざけておくとか、何か工夫が必要でしょうね。
 ああ、はずかしい。人様にえらそうなことはいえませんね。
 お母さんにも、おわびします。すいません。私も、人間なのです。お許しください。シュン。
 

 すいません。 次回こそ、我が家の子育ての工夫のひとつをご紹介しますね!



2014年7月28日 23:51:27
 (遅れてしまいすいません。)

 この
我が家の子育ての工夫のひとつを載せることにしたと妻に伝えた(実を言うと、妻や息子の了解を得てから、ずっと載せずにいたのですが)ところ、妻がせっかくだから、水泳の話も載せたら、と言ってきました。

 で、まずこの話をしますね。
 実は、この前、妻、息子に関して、学校で面談があったらしいのですね。

 で、例によって、息子は、担任の先生から「いい子ですね」とほめられたそうなんです。

 この先生もいい先生なんですけどね。

 どうも先生が「こうするといいよ」と言われて、息子は、そのとおり忠実にがんばって、水泳がとても上手になったらしいのですね。

 今、どんどん水泳の記録を伸ばしつつあります。

 先生、その素直さとがんばりぬく気持ちの強さに、感心された、という感じのようです。

 子どもが、どんな状況でも
がんばれば報われると信じること、工夫次第で、いくらでも状況を改善できると信じること、あるいは、自分の判断は、大体において正しい、自分の判断は、いい線いっていると日々感じているということは、本人が成長する過程で、本人の性格、行動などに、とても大きな影響を与えると私は思っているんです。

 で、息子は、先生から、みんなの前で、「田口さん(その学校は男の子でもそう呼ぶんです)は、水泳がずいぶんできるようになったね」みたいなことを言われたと得意げでした。

 例の(といわれてもわかりませんよね。このホームページのどこかでとりあげられたことがあると思ってください)、私の本を熱心に読んでくださり、重要と思われたところには、線を引かれた、という先生ですね。

 息子は、その先生がとても好きなようです。

 この息子が、人間的に、学力的に、成長する強いインセンティブになったもののひとつが、これです。

 
家庭教師田口の視点(13ページ目)の下のほうで、
松田聖子さんという歌手の方をとりあげているのですが、そこで触れられているように、メモです。
 松田聖子さんに関して、「彼女は、人のためにメモをよくする人だった」と家庭教師田口の視点(13ページ目)では書いていますが、これは、対人関係のみならず、子育てにも、とても有効だと感じています。

 家庭教師田口の視点(13ページ目)の下のほう、ご覧になりましたか?
 では、我が家では、今、どういうふうに活用しているか、その具体例を、次回、とりあげていきますね。


2014年8月8日 0:02:13
 そういえば、
たまたま、息子から、この前、次のようなメモをもらいました。

 
パパへ
 きのうプールで、150mだったのに、今日その倍(2倍)の300mがおよげたよ。(
この後ににこにこ顔の絵が描かれています) 今日は、とってもよかった、楽しかったよ。
                                   ○○(
息子の名)より

 息子、いい感じでしょ。
 息子、作文得意なのですが、きっと、それは、こういうのを頻繁にやりとりしているせいかと思います。
 これも、「環境」のなせるわざですね。
 
そういう環境に身をおかせてあげて、最小限のサポートで(ポイントをおさえてかかわって、「子どもの介護」をしないで、)、本人にがんばらせて、そのがんばりを、ポイントのところで、継続的にほめてあげるという感じでしょうか?こういうのが大事かと思うんですね。
 こういうことを私は、端的に、「
言葉」(ポイントをおさえた、優しい言葉)と「環境」(必要以上に、サポートされない環境)が大事では?と表現しているんです。

 
娘も息子も、作文で悩んだ、ということがないんです。
 息子は、以前「どうして、僕は作文得意なんだろう?」と言っていましたが、こういうのを日常的に書いていれば、得意になるのも当然かなって思います。

 娘も息子も、文章を書くのが速いです。

 自転車乗りと同じで、作文もすらすらと書けるようになると、書けなかったときの自分が不思議に思えたりもするのですよね。息子は、周りの子で、作文を苦手としている子がいるのが、不思議だったのかもしれませんね。

 私たちが日本語をペラペラしゃべれるのは、当たり前ですが、頻繁にそれをしゃべっているからですよね。
 それと同じことが、こういう作文にもいえて、頻繁に、日常的に作文を書く習慣があれば、おのずと作文も上手になるというものでしょう。

 うちは、家族全員がおそらく、一般のお宅よりは、メモが多いように思います。

 もともとは、私が子どもたちと接する機会も時間もが少ないということから、仕方なしに、松田聖子さんの知恵を、たぶん無意識のうちにヒントにして、
このメモというやつを思いついたのですが、これは、上で申したように、「作文が上手になる」というメリットもあるのですが、それ以外に、子どもにインセンティブを植え付けやすいというメリットもあると思います。

 具体的に、どういう感じでインセンティブがえられるか、妻と息子から許可をえた、「妻のメモ」のひとつをご紹介しますね。前にも申したように、ずっと前に許可をもらい、ずっととっておいたメモなんですけど、、。

 
パパへ
昨日の体育では
ハードルを上手に飛ぶ(
「跳ぶ」のほうがよかったかもしれませんね)ことが出来なかったけど、
今日、先生にコツを教えてもらい 上手に飛ぶことが出来て、先生に、ほめられたそうです。
     よかったね ○○くん!!

 
で、その下に、息子が描いたと思われる「跳び箱(限りなくハードルにみえますが)を人が跳び越える絵」が描かれています。

 それに矢印をつけて、
私がコメントを入れているのですが、それは、次回にしますね。


2014年8月19日 13:53:51
 私がコメントを入れているそのコメントは、

 
よくがんばったね!!コツを教えてもらって、工夫(くふう)することが大事なんだよね!!

です。簡単な言葉でしょ。だれでも書けますでしょ。こんな簡単な言葉が子どもたちに大きな影響を与えるのだと思います。難しくはないでしょ。

 特に書かれた言葉は、目から入ってくるので、また、繰り返し人が見ることができる(こういうコメントも、本人だけではなくだれもが見ることができるようにしておかれるといいかもしれませんね。人に見られているという感覚も、大きなインセンティブになると思われるので、、。
私の本でご紹介している「顕在化」の概念ですね)ので、語られる言葉よりも、インパクトが大きいといえるでしょう。

 先に申したように、文字になれる、読み書きになれる、作文が得意になるという以外にも、メモでコメントする、がんばりを評価してあげるというのは、こういう、強いインセンティブを与えるというメリットがあると思われます。

 なお、ここでは(というか、多くの場合)、
追認するようなコメントがいいと思うんですね。「環境」によって、本人が厳しい現実に向きあわさざるをえなかったりしますが、それを乗り越えようとする大きなバックアップになるのは、私たち周りの人間の「追認」であり、「ほめ言葉」であろうかと思います。

 子どもたちができないと、しりごみをしているときに、「(あなたなら)できるでしょ」みたいなことは、一言言えば十分でしょう。
 でも、あるとき、ふとやる気になって、あるいは、できると思える状況になって、やりだして、うまくできるようになったときに、
大げさにでもほめてあげるということは、継続的に、しつこくほめてあげることは、仮に本人が無反応にみえても、実は本人のやる気を大きく刺激したりするようです。

 
どんなにしつこくほめても、嫌がる子はほとんどいないでしょう。どんなに矛盾したほめ方でも、ほめられているときに、「それは、矛盾している」と抗議してくる子はほとんどいないでしょう。
 それに対して、けなし言葉は、一度でも、嫌がる子は多いでしょうし、どんなに理路整然としていても、「矛盾している」と感じる子はいるかもしれません。
 それが、人間なのでしょうね。

 ものごとは、おそらくどんなことでも、けちをつけようと思えば、いくらでもできますものね。
 皆さんは、もういっぱいへ理屈をいう大人たち、子どもたちに出会われたことでしょう。

 そういうへ理屈を言ってくる子どもたちに、理屈で対抗しようとすると、最後はけんかになるか、どちらかがどちらかの理屈を強引に押し付けて、もう一方は、それを、心の中で、反発しながら受け入れるみたいなことになるのが、おちでしょう。
 一方が心底納得していないので、また、同じトラブルを繰り返す可能性が高いといえるかもしれませんよね。

 「甘くない(不必要に守られないなどの)環境」のもと、ほめることをはじめとした「言葉」によって、子どもをいい方向に導くほうが、少なくとも長い目でみたら、いい成果をあげそうだ、ということがおわかりいただけたかもしれませんね。
 ほめること以外も、私はいろいろご紹介してきていますので、ほめることに熟達されたら(されない段階でもいいですけど)、他の方法も、このサイトや私の本などで、お読みになり、頭の片隅に入れて置いていただければ、、。

 このページの最初でとりあげた子のように、一筋縄ではいかない(ようにみえる)子もいますものね!



2014年8月26日 15:02:40
 少し補足しますと、たとえば、上で申したような国語力を養ううえでだけでなく、忍耐(必要なときはじっと我慢できる)というような性格を形成するうえでも、対人関係の能力を形成するうえでも、理系的な頭を作るうえでも、この「(必要以上に守られない)環境」と「(ポイントをついた優しい)言葉」は、きわめて有効で、結局、性格、能力を高めるうえで、とても大事な概念といえると思います。

 もともと子どもたちは、その性質として、困難だからできないということはないと思います。むしろ、冷静にみれば、困難だと思われる状況に、敢然と挑みかかるのが、若さの特権とさえいえるでしょう。

 それが困難の前で、すぐに挑戦意欲をなくしてしまっているように見えたとしたら、それは、そういう、悪い意味での「大人」になってしまったからだと思います。
 ある環境の中で、「
楽をしていい思いをしたい」という性格が、知らないうちに形成されてしまったりする中で、挑戦的な性格を失っていく、といえるかもしれません。

 子どもたちを引き上げようと必死になるよりも、できたら自然に、「ある環境」におかれるようにしてあげて、その中で、子どもが能力を高めるのを見守ってあげて、それに上手に声をかけてあげるということが大事なんでしょうね。

 いわば、
「子どものうしろからついていく」感じですね。

 で、その環境は、
不必要に守らない、世話をしすぎない、「子どもの介護」をしすぎない、ポイントのところで、補助輪のようなサポートをしてあげる、という感じのかかわりから、自然に生まれてくるものがいいように思います。

 別に、どこかの体験学習みたいなのに、子どもさんを放り込むというようなことをしなくても、大丈夫でしょう。そういうもので、一時的に、意欲が高まったとしても、家での環境が、強い性格を育てるようなものでなかったら、また、戻ってしまうかもしれませんし。

 そう考えていくと、「甘い環境」と「厳しい言葉」の危険性をご理解いただけるかと思います。

 そういう意味で、
お金持ちだから、貧乏だから、普通の家だから、子育てがうまくいくとか、いかないということはなく、どういうお宅でも、かかわり次第といえるでしょう。

 このポイントをついたかかわりの具体例に、ぜひ、このホームページ全体から、楽しむように、触れていただければ、、。

 子育ては、本来楽しいはずのものですし、仮に今そうでなくても、こつをつかめば、楽しいものですよね。

(次回は、ページを変えて)










もし、この「視点」全体から、読みたいところを探したいという方は視点目次(サイトマップ)をお使いください。ほとんどあらゆるタイプの頭の子、性格の子をとりあげてきています。かかわりの基本は同じですが、少しずつ、子どもたちによって、かかわりに変化をさせています。きっと、ご自身のお子さんと似た子も発見することでしょう。私が、どういう子にどうかかわって、子どもたちを変えてきたか、成績を上げていったか、などを、具体的に記していっていることがおわかりいただけるかと、、。ぜひご参考に、、、。






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「とび授業」のすすめ


視点目次(サイトマップ)


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いじめられないために。いじめをなくすために。知識のしずく「その1」

学校からいじめをなくすには。知識のしずく「その2」

変質者によって、子どもが殺されないために。知識のしずく「その3」

兄弟姉妹げんかをなくす方法。知識のしずく「その4」



「勉強しろと言わないように」ということに関して。知識のしずく「その5}

「選挙制度、政治制度の改革」に関して。知識のしずく「その6」


政治への向き合い方について。知識のしずく「その7}


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