家庭教師田口の視点(90ページ目)

このホームページは、最初は、ご興味のあるところから、拾い読みをされることをお勧めいたします。うそや大げさな表現は避けているつもりです。プロの家庭教師のレベルとして、当然のことを書いているつもりです)


2014年11月20日 8:30:39
 最近は、メールやスカイプのコメントの
掲載に関して、お聞きすると、どうぞどうぞ、というような返答をいただくことが多いので、うれしいです。ありがとうございます!皆さん、もう、よくわかってくださっているようで、とても助かります。
 この場で、御礼申し上げます!!
 
 そのうちのひとつをご紹介いたしますね。

 勉強をしないということを聞いていた子ですが、教えてみて、私がぶっ続けで4時間教えても、この子だったら、大丈夫と言った子(前のページ(89ページ目)の最後あたりご参考に)ですね。ある授業後の様子、お母さんが、またまたスカイプで書き込んでくださいました。
 本人やご主人もお読みになったことがわかりますね。感謝です!ありがとうございます。かかわりのご参考になりそうなコメントですよ。では、、。

こんにちは 先週の授業の後「疲れた〜」と言いながらもけっこう進んだと満足気でした。相変わらずネット三昧ではありますが、ツイッターを最小限にすると本人から言ってきて、仲間にも受験に本腰いれないとだからと宣言したらしいです。(へえ、えらいですね!自分で周りの子に言うというのは、とてもいいことですね。賢明な判断だと思います。そうすると、周りの子も、多くの場合、協力してくれて、励ましてくれたりしますしね
偏差値75の子からは判らないところがあったら教えてあげるから・・・と言われたとか。
HP見ました、うちの子のことですね。ずいぶん褒めて頂いてムズムズします(
そうですか?でも、本当にがんばってくれています!決してお世辞ではありませんよ)が、昨晩 本人にも夫にも見せたら、夫は「褒めるのうまいね〜 でも悪い気はしないね。余計なことは言わないように努力します」と言っていました。(ご主人にもお読みいただき、感謝しています。ありがとうございます!慣れなくて、大変でしょうが、よろしくお願いいたします
娘は「先生 盛ってるね〜テレッ☆(ノ)´ω`(ヾ)  
でも4時間は無理〜」(4時間たぶん大丈夫でしょうね。でも、慣れていないので、想像がつかないのかもしれませんね。きっと、あなたなら、そして、私の授業なら、4時間でもあっという間に終わったと思うかもしれませんね。Thank you for your enjoying my lesson!授業は楽しくなければ、いけませんよね。はじめより増やして、1時間半や2時間の授業でもすんなりと受け入れてくれるだけでも感謝しています。ありがとう!)と言いながら英語に宿題をやり始めました。
気が焦らないといったら嘘になりますが、良い方向に本人も向かいはじめた感じはします。(
そうですね。お気持ちよくわかります。でも、本人なりに、考えて行動してきていることがよくわかりますでしょ。もっとも苦手な(大嫌いな?)英語でも、これほどのめりこんでくれるのですから、また、本来とてもまじめな子なですから、だんだんがんばるようになって、あるとき、急にがんばりだすときがくると思いますよ。おっしゃるように、おかげさまでいい方向には向かっているようですしね!
今日もよろしくお願いします。(
はい!このメッセージのあとの授業も、とても集中してくれましたね。というか、私の授業中集中を切らしたことない子ですね!メモも丁寧にして、覚えていってくれていますよ。ありがとうね!そう言っていたとお伝えください

 スカイプでも、たまに直接お話をさせていただくこともあって、いろいろと現状に関してなど、教えていただき、また、質問をしていただき、アドバイスをさせていただいたりしたことがあります。とても一生懸命な方なので、できるだけのことをさせていただきたいですね。
 ご主人や本人にも、私のホームページを読んでいただくようにもっていかれたりして、とてもいいかかわりをされていると思います。ありがとうございます!

 男親って、一般的に(私もそのはしくれですが)、頑固で、変われない、ということが多いのですが、このご主人は、余計なことは言わないように努力しますと言ってくださり、立派ですね。
 上にも書きましたが、なかなか慣れないで大変なところもあるかと思いますが、よろしくお願いいたします!


2014年11月25日 12:02:25
 
視点余話です。
 先日、
息子が「これほしい」と言って出かけたところがあります。

 京都で、「五条の展示場」と言ったら、だれでもおわかりいただけると思われるような住宅展示場です。

 そこの新聞のちらしに自転車の写真が載っていて、ただでくじを引けて、あたるかもしれないというものでした。
 息子は、その自転車をみて、ほしくなったようです。
 住宅展示場の戦略にうまく乗せられてしまった格好になりましたが、まあ、当たることもないだろうと思いつつ、馬(ポニー)とのふれあいもあるようですし、行って悪いこともないだろうとも思って、出かけていきました。

 結果は、息子と私の予想通り、はずれましたが、そのかわり、水筒があたりました。
 それはそれで、気に入ってくれた息子のことですから、大事にしてくれることでしょう。ポニーとのふれあいもとても楽しい思い出になったようです。

 実は、私は私で、とても勉強になったことがあったのです。
 たまたま、この住宅展示場のヤマダエスバイエルの社員の方(O(オー)さん)に、住宅に関して、説明を受けたのですが、その方の詳しいこと、詳しいこと。
 私も家を買ったことがあり、その際、いろんな業者の方と接してきたのですが、これほど詳しい方にであった記憶はありませんでした。
 
 たとえば、私は、家を建売で地元の住宅メーカーである、最上(さいじょう)不動産というところに家を建てていただいたのですが、Oさん、その会社の社長は2代目で、今、いくつくらいだとか、その家のつくりの特徴とか、この京都密着の企業に関して、こちらが驚くほど詳しいのです。

 で、私が「最上不動産のサポートはすばらしいの一言です」と申し上げたら、うなずかれて、それを裏付けるお話もいっぱいしていただきました。

 その一つ一つが新鮮で、とても勉強になりました。リフォームの参考になれば、というくらいの気軽な気持ちで、おじゃましたのですが、、。

 お話の最後あたりに「
うちの子は、勉強しなくてねえ」みたいな話をされたので、こちらが教えられてばかりでは、申し訳ないので、その方の現状にご参考になりそうなお話をさせていただきました。

 「勉強しろ、みたいなことは言わずに、
何かをきちんとしてくれたら、それがこちらから見たら、ほんのちょっとした変化に見えるものでも、認めてあげて、ほめてあげるということをされるといいと思います。うちの子は、決められた時間(親が決めているわけでなく、自分たちで決めているのですが)になれば、テレビのスイッチを切って、自分から勉強してくれます。行動面でも、勉強面でも賢いです(これ、本人もいる前で、こんな話をしているわけですけど、こういう感覚も大事だと思います)」
「いわば、
引っ張りあげようとするのではなく、後ろから声援するという感じでしょうか?」
というような感じの話を、、。

 ほかにも、ご質問に、お答えしたのですが、とても熱心に聴いてくださいました。
 接客という面でも学ぶことの多い方でした。

 このホームページにきてくださると言っておられたので、ここもお読みいただけたかもしれませんね。

 その節は、ありがとうございました!

 このホームページでは、皆さんが繰り返しお読みになってもご参考になるようなお話を載せています。
 内容は濃いと自負しています。のめり込むような方も結構おられるようです。
 ぜひ楽しむようにお読みになり、実際の子育て、教育の場面でお役立ていただければ、、。



2014年11月30日 9:27:59
 スカイプメッセージを多用しているお宅の例、もうひとつ、ご紹介しますね。下のは、家庭教師田口の視点(86ページ目)の最初の白抜きのところあたりでご登場いただいたお宅です。明るく、とてもとてもいい子なのですが、対人関係で悩むことがあるようでした
 九州のお宅ですね。

 ときどきスカイプでも、直接会話させていただくのですが、とても感じのよい、熱心なお母さんです。すぐ下は、娘さんと私とのスカイプメッセージでのやりとりのほんの一部です。娘さんもいい子ですよ。私は、大好きです!
小学6年生なんですけど、英語上手でしょ!(私がで、彼女が茶色です)
 娘さんとは、大体英語でやりとりしているんです。多くの子がそうなんですけど、身近なやりとりであるせいか、抵抗なく、英語を受け入れてくれています。がんばって、一生懸命になって書いてきていることがわかりますでしょ!Thank you!ありがとね!

Thank you for your clear and loud voice!

Thank you for praise

You're welcome!

I'm happy

I like your comment.

I'm very happy.

 それから、お母さんからは、ときどき、こんなメッセージをいただいています。

今週の授業そして、メッセージありがとうございました。実は、また娘の精神状態が あまり良くなく、マイナス思考から なかなか抜け出せない日々が続いており、田口先生に相談しようかと思っているところでした。グッドタイミングで、先生の授業とメッセージをいただき、少し落ち着いてるようです。いつも ありがとうございます!
そうですか。よかったですね!とても感じのよい子で、私こそ、いつもエネルギーをもらっています。I like your courtesy!とお伝えください。courtesy(礼儀正しさくらいの意味)は辞書一生懸命調べても載っていなかったんですよね。ごめんね!確かに難しい単語でしたね。でも、彼女にぴったりの言葉だから、また、ここからこの言葉を送りますね!!

 私の授業をスゴーイ!と言ってくれたりして、いつもノリノリで勉強にとりくんでくれています。最近、このお母さんからも、別のお母さんからも、「田口先生の魔法」という言葉をいただいたのですが、ただ、私は教える専門家なので、子どもたちがノリノリで勉強する、というのは当然と言われても仕方ないですし、、、。
 この子たちと誠実に向かい合っているだけなんですけどね。
 しいて言えば、誠実に向かい合うやり方が、日本人一般のそれと少し違うかもしれませんが、、。このホームページ全体をお読みの方でしたら、十分ご納得いただける接し方だとは思いますけど、、。
 それと、こんなメッセージも、、。

今日も、ありがとうございました。最近は、こころの調子も良さそうです。先日 知識のしずく2を、娘に読ませてみました(ありがとうございます!読んでいただき、うれしいです!!)。先生の娘さんの対応がスゴイ!と思い、読むように薦めてみたのですが、何か感じるところがあったんでしょうか、吹っ切れた様子で、何事にも前向きに考えるようになってきました。来月は、中学校の入試なので、また集中して頑張ってくれるといいな〜と思っています。ちなみに、中学校は内部進学なので、不合格にはならないそうです。子どもには来週も、どうぞよろしくお願いいたします。

 知識のしずく2
というのは、
学校からいじめをなくすには。知識のしずく「その2」
です。いじめや学校での適応などで、困っているお宅があれば、ぜひご参考にしていただければ、、。私の子どもたちへのかかわりのエッセンスを、主に対人関係処理能力を高める、という観点から記しています

 皆さんのご参考にしていただけるようであれば、書き出したかいがあります。

 お母さん、娘さん、いつも掲載に関して、快諾をしてくださり、ありがとうございます!!


2014年12月14日 1:16:21
 (書き込み、遅れてすいません。
 テスト対策に、いつになくエネルギーを注がなくてはなくなってしまいました。教えるのが私の何よりの優先事項ですので、ご理解ください)

 
先ほど高校1年の女の子を教え終わったところです。家庭教師田口の視点(85ページ目)最初の白抜きのあたりで、とりあげはじめた子です。

 ちょうど
一橋大学に受かったCMさんの娘さんと入れ替わるように教えることになった子ですね。おとなしいところ、がんばりやさんなところなど、とても似ていて、CMさんの娘さんをまた教え始めているような感じさえしています。

 テストが返ってくると、丁寧にそのコピーを自分で送ってきて、それにメッセージ(小さな手紙)を添えてくれるところとか、はっきりとした、きれいな字を書くところとか、パソコンのむこうから聞こえてくるおとなしいけど、しっかりした声とか、CMさんの娘さんと見まがうくらいです。

 違うところといえば、CMさんの娘さんは、小6のときに教えた(私を信じて、託してくださったCMさんに感謝です!)のですが、この子は、高1になる直前に教えた、ということくらいでしょうか?
 CMさんの娘さんがトップをずっと走り続けたのに、この子は、途中で、大きな挫折を味わっていて、それは、私が中学生のときから教えられなかったせいというのもあったかもしれませんね。

 がんばりやさんなので、成績も、ずいぶんあがって、ちょっと前まで、手の届かなかったところにいた子と同じくらいの成績になり、その子から、「同じくらいの点数に並ばれてショック」というようなことを言われ、その姿にショックを受けてしまったという子ですね。

 小学生のとき、「勉強がわからないという子がわからない」といったという子ですね。

 今の私と同じような状態だった人が、先生の授業を受けてテストの点数がぐんと良くなったという話を読んで、私も教えていただきたいと思いました。
と言ってきてくれて、教えることになった子ですね。

 このくらい書いたら、家庭教師田口の視点(85ページ目)家庭教師田口の視点(86ページ目)を読まれた方は、ああ、あの子ですね、と思っていただけるでしょうか?

今回のテストは中学のときに比べて、ほとんどの教科で点数を上げることができましたと、その次の定期テストのコピーに添えて、手紙を送ってくれた子ですね!

 この子の場合、中高一貫の公立中学に入って、すぐに学校についていけなくなって、塾に通ったけど、かえって、本人が混乱状態になった、という子でしたね。その分析は、家庭教師田口の視点(85ページ目)2014年5月18日でしているので、ご興味のある方はそこを読んでいただければ、と思います。

 彼女、化学、倫理、数学と、もっとも苦手だったものが、点数がとれるようになってきて、ふと気づいたら、英語がまだまだ、ということに気づき、いまさっきも、英語を教えていたのですよ。苦手なところから、得意にというのが一番いいですね。

 苦手な科目を得意にする、というのは、CMさんの娘さんが得意としていたところで、国語の模擬テストで、70点台をとって、「やっちゃいました」と言ってきたのですが、その次の国語の模擬で、100点をとったというのが代表的な例で、彼女は、そういうことをそこらじゅうでしていました。

 この前も、彼女から、
一橋大学の様子を知らせるメールをいただきました。充実した大学生活を送っているようで、なによりです。

 ところで、CMさんの娘さんが70点台の、彼女としては、ありえない点数をとったとき、CMさん、つまりお母さんはあわてて、「どうしましょう?」というメールをくださいました。

 私は、お母さんに、「
点数が悪いこと自体は、ぜんぜん問題ありません。何が問題であるかを分析して、次回につながるような対策をすればいいだけのことで、それこそが勉強なんだと思います」というようなことを申し上げたと思います。
 で、テストを分析して、彼女が国語を感覚で解いていた(読書量の多い子だったので、それでも、いい点がとれていたのでしょうね)ことを突き止め、「あなたは、感覚だけで、ずっといい点をとっていたんだね。それはそれですごいけど、理屈で解くコツも身につけておくといいよ。感覚と理屈と、両方からせまれば、まず間違うことはないよ」ということを言って、具体的に、間違った1問1問に関して、コツを伝えていきました。

 それが100点につながったのですね!


2014年12月21日 15:03:36
 このページの一番上で、とりあげた子、この前の授業で、とうとう「勉強楽しい」みたいなことを言ってくれました!
 家庭教師馬鹿としては、ブイサインを出したくなるほど、うれしいことですね。

 私に「入試まで、あと60日だよ」と教えてきてくれて、
何とかしなければ、と自分から(!)動き出し始めています。ありがとうね!
 これを読んで、「受験間際だから、がんばって当然でしょ」と思われる方もいるかもしれませんが、実は、そうでもないんですよ。
 「子どもは、間際になったら、がんばる」というのは、もしかしたら、幻想に近いものだと思ってかかわられたほうがいいかもしれません。もちろん、子どもさんによりますけどね。

 実際、
切羽(せっぱ)つまっても、勉強しない子もいっぱいいるんです。

 「そうそう、うちの子がそう」
なんて、思われた方もおられるのではないでしょうか?

 逆に、切羽(せっぱ)つまっていなくても、がんばる子はがんばるんですよ。
 これこそ、
かかわり次第といえるでしょう。
 「
(守られない)環境」(いわゆる机を与えるとか、部屋を与えるとか言うのとは違います。むしろ正反対に近い概念です)と「(優しい)言葉」に関して、私たちのポイントをついたかかわりが必要だといえるでしょう。
言葉環境に関しては、家庭教師田口の視点(47ページ目)家庭教師田口の視点(48ページ目)とをご参考に、、。ほかのページでも、いろいろ具体例などを取り上げていますので、読みあさっていただければ、、。いい知恵をもらった、と楽しむように、、)


 そういえば、彼女、私の授業が楽しいと言ってきただけでなく、授業前から、私の授業が楽しみになってきたとも言ってくれました。

 いい子でしょ。頭もいいんですよ。
 勉強にもいまひとつ乗れず(以前、一人であまり勉強ができないというようなことを言っていました。私との授業も1時間しか無理みたいなときもありました。
今は、「今日2時間教えてもらえるの?よかった!」みたいなことを言ってくれるんですよ!)、人間関係でも悩んで、今、フリースクールみたいなところに通っているのですが、明るい、礼儀正しい話し方など、とても好感をもてる子なのですが、フリースクールに行く回数も、人間関係的な問題から、また減ってきてしまったようです。

 でも、私は、それを後ろ向きな行動とは思っていないんですよ。

 これから、彼女、だんだんがんばれるようになって、人間関係も上手になって、もちろん、勉強もできるようになって、そうした彼女をご紹介することができるときが、そのうちくると思います。
 何よりも、彼女がそれを望んでいるはずなので、、。
 先ほど申したように、彼女は、とても賢い子です。で、私は、教える子たちの大半に関しても、賢いと感じているのですが、その一人ひとりの子が自分の能力を最大限に発揮できず、失望の中にいるのは、この社会にとっても、本人にとっても、不幸なことですね。

 私たちの仕事は、黒子になって、そういう彼女がいい方向にいくようにサポートしてあげることなんですね。

 彼女、ぜひ、応援してくださいね!


2015年1月2日 10:12:47
 新年明けまして、おめでとうございます!
 
 今回は、
視点余話です。新春にふさわしく(?)「妻の人気」というお話をしますね。

 妻の人気って、私の妻の人気です。

 
私の妻は人気あるんですよ。だれにって?子どもたちにです。
 息子の参観日などにでかけていくと、多くの子が、妻に気づいて後ろをふり返るらしいのです。で、みんなが息子に「○○(息子の名)くんのお母さんがきたよ」って、わざわざ知らせてくれるらしいのです。
 かなりな人気でしょ。

 実は、それは、息子のときばかりではなく、娘が小学生のときもそうでした。

 息子は、その理由として、「お母さんは、よく学校の行事にくるから」ではないか、というようなことを言っていますが、妻に言わせると、「あたしと同じくらい学校に行っているお母さんもいるよ」ということで、どうもそうではないらしい。

 やっぱり、一番信憑性(しんぴょうせい)のあるのは、娘の「私のおかげだよ。私が人気があるからだよ」というのあたりかと思うんです。息子にも、これが当てはまるように思うんです。

 実際、息子は、人気者で、「友達が周りから寄ってくる」と言っています。娘と同じような感じです。

 妻は、子どもたちのおかげで、人気者であることができたわけですね。
 妻は、子どもたちに感謝しなくてはいけませんね。
 そういう子に育てるコツは、学校からいじめをなくすには。知識のしずく「その2」とか、いろいろとこのホームページでとりあげていますので、読みあさってみてくださいね。

 よくリーダーシップを発揮しようとして、先生のおっしゃること、ご両親のおっしゃることを忠実に実行しようとして、かえって周りの子から反発を受け、時には、いじめさえ受けたりするような子がいると聞きますが、リーダシップというものを勘違いしてしまっていることからくるのではないかと思うんですね。

 
役員に立候補して、人をぐんぐん引っ張っていく、みたいなことがリーダーシップのように思っている子がいるとしたら、きっと手痛い目にあうかもしれない、と思われたほうがいいかもしれません。

 うちの子たちは、あまり役員になろうと思ったりしないんです。
 でも、クラスをうまくまとめる力は、とてもあるような気がしています。
 
 じゃあ、そういう能力は、どんなところから育てられるかというと、うちの子が、一人で状況に合わせて、行動ができる、というようなことをいっぱい経験していることから来ているのだと思います。「守られない環境」(家庭教師田口の視点(47ページ目)家庭教師田口の視点(48ページ目)など、あれこれご参考に)のもとで、、。

 ですから、うちの子が「こうしよう」というと、みんな賛成してくれたりすることが多いのだと思います。

 一方で、そういう、人から好かれるという「能力」とか「魅力」みたいなものがない子が、役員になって、周りをひっぱっていこうとしても、多くの場合、うまくいかず、まとまらなかったりするのでは、という気がしています。

 役員につけば、リーダーシップが発揮できるのではなく、リーダーシップを発揮できるだけの「人間関係処理能力」みたいなものを持っている子が、リーダーシップを発揮しなくてはいけないときに、発揮するだけのことであって、その逆ではないといえると思います。

 そのあたりをはきちがえてしまうと、子どもたちは、ぼろぼろになるほど、傷ついたりしてしまうかもしれません。
 (それは、リーダーシップなどという、次元の高く見えることばかりではなく、いじめにあわない、いじめられている子をいじめられないようにもっていってあげる、勉強を何時間でも楽しめる、といったような、どの子にもあてはまるようなことに関しても、同様なことがいえると思います。)

 いわば、人間関係上の能力が十分に育っていない子が、自覚のないまま、リーダーになってしまうようなものといったら、いいでしょうか?それは、数学の超難問を、まだ、基本問題を解くのがやっとの子に、無理やり解かせるのと同じくらい、過酷なことであったりするわけです。

 (このあたり、子育て上の視点として、とても大事な点かと思いますので、記しておきますね。抽象的になってしまいましたね。具体例は、もうふんだんに書き込んでいますので、また、これからも書き込んでいきますので、今回は、よろしくご理解ください。)

(次回はページを変えて)










もし、この「視点」全体から、読みたいところを探したいという方は視点目次(サイトマップ)をお使いください。ほとんどあらゆるタイプの頭の子、性格の子をとりあげてきています。かかわりの基本は同じですが、少しずつ、子どもたちによって、かかわりに変化をさせています。きっと、ご自身のお子さんと似た子も発見することでしょう。私が、どういう子にどうかかわって、子どもたちを変えてきたか、成績を上げていったか、などを、具体的に記していっていることがおわかりいただけるかと、、。ぜひご参考に、、。




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「とび授業」のすすめ




視点目次(サイトマップ)


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いじめられないために。いじめをなくすために。知識のしずく「その1」

学校からいじめをなくすには。知識のしずく「その2」

変質者によって、子どもが殺されないために。知識のしずく「その3」

兄弟姉妹げんかをなくす方法。知識のしずく「その4」



「勉強しろと言わないように」ということに関して。知識のしずく「その5}

「選挙制度、政治制度の改革」に関して。知識のしずく「その6」


政治への向き合い方について。知識のしずく「その7}






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旧掲示板2(以前サーバートラブルあり。すでに大量の書き込みあり、ご参考に、、)




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