家庭教師田口の視点(83ページ目)

(ぜひ、楽しむようにお読みくださいね。いい知恵をもらった、という具合に、、。目が疲れるというような方はプリントアウトされてから、お読みください。無理をされませんよう) 


2014年3月4日 10:21:27
 前回、私は、娘(息子もですが)を怒ったこと、ほとんどないと書きましたが、実は、1度だけ怒ったことあるんです。
 で、娘に、以前、「僕が怒ったことあるの、覚えている?」と聞いたら、「覚えていない」と答えてきました。
 確かに、娘が幼いころだったので、そうかも、と思ったのですが、どうも、私は、娘から、怒らない優しい父親というイメージをもたれているのかもしれませんね。

 私自身も、自分の子どもを怒ったこと、ごくわずかですが、ありますし、だから、皆さんのどなたかが怒ったことがあるとしても、それを否定するつもりは、まったくないんです。

 むしろ、お気持ちよくわかるんです。
 
 私自身も、この仕事についていなければ、子どもをよく怒ったりしていたかも、と思ったりします。
 たまたま、この仕事についていて、教育に、子育てに、怒るということは、必要ない、怒らずに子どもを変えるすべはいくらでもある、と思って、実際に、結果を出している、というだけのことではないかと思っています。ある意味で、私は、こういうことを四六時中考え、実行に移している専門家なので、これくらいできて当たり前、でしょうけど、、。

 従って、私は、だんだん、怒らなくなった、教育の熟練度が増すにつれて、怒らなくなった、という感じなのでは、という気がしています。ある意味、教師の能力は、「怒らずに、いかにいい方向に導けるか」で、はかることができるのでは、と、常々感じています。

 怒って、あるいは、しかって、教育、子育てをすると、いろいろと本人の成長にゆがみ、弊害が生じるのでは、という気がするものですから、できるだけ怒らずに、子どもと接することは、とても大事になってくると、感じています。

 ところで、教育には、子育てには、やはり、相応の知識、技術、熟練といったものが必要だと私は思うのですが、でも、それだけだと失敗する、というような感じもしているんです。

 そういう技術的なもののベースに、「ハート」とか「人間性」とかいうものがなければ、どうしても、うまく進まないのが、教育というものではないかな、という気がしています。

 子どもを冷静に分析する、いつでも、感情的にならずに接する、というような、「合理的な」行動をとるためには、やはり、知識、経験に基いた冷静な判断力、分析力みたいなのが必要だとは思うのですが、そういう頭でっかちなものだけでは、教育、子育ては、うまくいかないような気がしてなりません。
 
 で、その「ハート」があるかないか、「人間性」みたいなものが、身についているかいないかが、私たちのとっさの行動やしぐさに、どうしても現われてきてしまうのではないかと思います。で、それが、とても、子どものその後の行動に影響を与えたりするような気がします。

 そして、つけやきばの「教育技術」みたいなもので、子どもとかかわろうとするとき、子どもたちは、それを敏感に見抜いて、かえって、その子たちの信頼感を損ねてしまうということもあるのではないかと感じています。

 私は、こういう抽象的なことを書くのは、あまりないし、好きでもないのですが、たまには、お許しくださいね。
 具体的なお話は、このホームページのそこらじゅうで、拾うことができますし、次回からも、書き出していくつもりです。
 でも、そのベースには、「ハート」「人間性」の大事さをも、私が感じ続けているのだということは、知っていただければ、、。


2014年3月10日 19:28:59
 さて、私のことを西嶋英俊さんに似ていると、言ってくれたらしい、あの中3の女の子(長いですね、彼女、略して、「西子」さんと呼ぶことにしましょうか?彼女、嫌がるかな?そのときは、表現改めますね)なのですが、私が教える前、「数学大大大嫌い!」と言っていて、点数がひとけただったという話から、ときどきこのホームページでも記していますが、今は、「数学も含めて勉強嫌い」というようなこと言わなくなりました。
 それどころか、ときどき、「この問題好き」とか言ってきてくれています。

 もちろん、数学ひとけたということもなくなり、この前の後期中間テストで、確か、20〜40点くらいの点になり、今回の学年末では、まだ、点数は知らされていないのですが、おそらく、数学βという科目では、60点くらいはとれたのでは、という感触を持っています。
 いや、80点くらいとれたかもしれません。

 一方の数学αのほうは、もしかしたら、40点をわってしまったかもしれませんが、平均したら、目標の40点越えは、達したのでは、と思っています。
 8ヶ月くらい前は、ひとけただったのですから、ずいぶんな進歩でしょ。

 彼女の場合、一定の点数を下回ると、その次の定期テストまで、毎週の補習を強制されることになり、ずっと、「お気の毒」だったのですが、もしかしたら、それをまぬかれるかもしれませんね。

 彼女、学校の授業もそうなのですが、学校の補習も、受けても、本当に身についていなくて、いつも、不思議に思っているのですが、他の生徒さんは、ともかく、その授業、彼女にとっては、単なる時間の拘束でしか、ないような感じなのですよね。
 私の前で、これほど、集中している子が、どうして、と思うんですが、学校では、「集中力がない」「やる気がない」というレッテルをはられてしまっているんですよね。
 学校で、授業を受けた、補習を受けたというところを確認しても、わかっていなかったりするんです。で、学校で、ちんぷんかんぷんで、つらいだろうね、と思っています。

 いや、今何を勉強しているかさえ、わからないのでは、と思うこともあり、テスト範囲を知らされてから、私が、「学校では、もうそこまでいっているの?」と驚くほどです(学校が、テスト間際に急に進んだ、という説明をしてきましたが、これは、今後、何らかの対処、改善をしていかねばなりませんね)。

 だから、それからすると、確かに、学校では、ボーっとしているのかもしれませんし、私の前の塾、家庭教師の先生も、あきれられていたというのも、十分想像できるんですけど、でも、この目の前で(パソコンの前で)、集中しているこの子と、どう見ても、同じ子のように見えないのですよね。

 私の教え始めのころ、お母さんが、この「西子」さんの集中ぶりに驚かれて、この集中を、他のときにでも、発揮していくといいね、という話を本人としたらしいのですが、私が教えているときは、たまに、2時間半とか、3時間とか、ぶっ続けで教えているのですが、集中途切れないんですよ。
 それどころか、後ろの時間が空いているときは、「もう少し延長してもらっていいですか?」とか、自分から言ってくるんですよ。とても、「やる気のない」子には見えないですよね。

 えらいでしょ。で、「えらいね」とか言うと、「そんなの言うの、田口先生だけ」みたいなことを言うんですね。「ほめられなれていないんで、、」とか、、。
(つづく)


2014年3月15日 21:40:25
 上の「西子」さん、テスト、残念ながら、思ったほど点がとれなかったようです。
 2ケタには、なりましたが、とても納得できる点ではなく、彼女、とても悔しがっていました。
 それまでは、数学で悔しがること、まったくなかった子なのですけどね。
 本人は、「できた!」と思っていただけに、本当に悔しかったのだと思います。
 実際、かつてのように、わからなくて、点がとれなかったというのではなく、よくわかっていたのに、点がとれなかったという感じだったので、、。(点数は伏せておきますね。彼女は、公開されるのいやでしょうし、そのうち、リベンジしたら、その点とともに、公開することになるかもしれませんが、、)

 私も、悔しいですが、どういうわけか、前よりも、やる気になったのに、点数が思うように伸びなかったという子、いるんですよね。
 大体すぐ点数が上がるのですが、性格や「頭の個性」みたいなのを、私が把握するのに、時間がかかる、という子はいるんです。
 上で、記したように、彼女、結構「個性的な思考」をする子なので、とおりいっぺんの説明では、かかわりでは、難しいところがあるんですね。
 私も、それを踏まえて、教えていったつもりだったのですが、たとえば、解答欄に書き込む答えの順序をずらしてしまったとか、そんな単純な(でも、重大な)ミスがあったのかもしれません。
 

 私は、「点数が悪いこと自体は、問題ではないよ。どうして、このような点になってしまったかを分析して、いかに次に生かすか、が大事で、これこそが勉強なんだよ」という話をしました。

 テストの問題と答案を送っていたけそうなので、それを分析して、次につなげるつもりです。
(後注:送っていただいたテストコピーを分析したところ、やはり、単純ですが、深刻なミスをしていました。これを踏まえて、次回からは、対策を考えていかなくては、いけませんね)

 あたかも、神様が、本気度を試すかのように、やる気になっても、前のときよりも理解できたと思っても、いい点がとれなかった、ということは、あるんです。不思議なことに、こんなことよくあるのですが、ここでくさらないことが大事なのですね。
 彼女、くさらないで、次回以降、リベンジをしていこうと思っているようです。
 お母さんも、彼女の「個性的な頭」に関して、承知されているようで、私の申していることを理解してくださいました。

 中学の範囲の数学は、よくわかってきたのですが、中高一貫で、中3なのに、高校の内容をやりだして、それで、思うように点数が、とれなかった、ということもあるかと思います。
 また、そのうち、結果を出してくれるようになると思いますので、そのときに、ご報告いたしますね。私の能力の発揮しどころですね!

 
 ところで、CMさんから、素敵なメールいただきましたので、次回ご紹介しますね。(CMさん、しばらくこのホームページでは、とりあげられてこなかったので、ご存知ない方もおられるかもしれませんね。ご存じない方でも、苦労なく、読める内容だと思います)

 娘さん、なんと、一橋大学に受かりました!(メールをこのホームページに載せることにも、大学名を公表することにも、同意してくださりました。CMさん、娘さん、ありがとうございます!)
 小学6年から、塾も予備校も行かず、全教科私だけが教えてきた子で、中学でも高校でも、ほとんど、トップの成績をとり続けていました。
 その軌跡(きせき)、CMさんのかかわりを、私のかかわりを、CMさんのメールとともに、次回振り返ってみようと思います。
 きっと、皆さんのご参考になるかと思います。

 去年は、超難関の国立大学の医学部、慶応の医学部、早稲田の政経、慶応の文系2学部(文系の学部は、学校から頼まれて受けたようです)に、(これまた、全教科私が教えて)受かった「天才君」がいました。
 この子は、受験の1年半前くらいまで、おちこぼれていた子だったんですよね。それは、1年前の今頃のこのホームページをご覧いただければ、見ることができるかと思います。
 センター96%とった子、英語(リスニングも含む)と数学両方とも満点という「天才君」と申し上げたほうが、わかりがいいという方もおられるかもしれませんね。
 
 CMさんの娘さんは、(私が小6から教えてきたので、当たり前といわれれば、それまでですが)「優等生」でしたが、こちらは、もともとは、「行儀の悪い天才君」という感じでしたね。
 最後は、同じように、「優等生」でしたが、、。
 「天才君」のところも、もし、ご興味のある方は、お読みいただければ、、。

家庭教師田口の視点(66ページ目)

家庭教師田口の視点(68ページ目)

家庭教師田口の視点(71ページ目)

あたりで、「天才君」という言葉を拾うように読まれたら、「頭がいいのに、行動が」という子へのかかわりには、ご参考になるところがあるかもしれません。この子は、素行から学力まで、急激に変わってくれました。


2014年3月21日 2:32:10
 さて、CMさんからのメール、ご紹介しますね。下の茶色のところ、すべてです。

昨日、A(
本人の名前が記されています)からお知らせしたとおり、一橋大に合格しました。
インターネットの番号を見ただけでは、とても現実とは思えなかったのですが、今日、郵送で合格通知を受け取りましたので、間違いなく合格です!

一橋を目指す!」と本人が言い出したのは1年の終わりごろだったでしょうか。「いばらの道」を選ぶ彼女のことを頼もしく思う反面、最終的に志望校を変えることもあるかもしれない、と考えていました。しかし、最後の最後まで、泣き言もグチも後悔の言葉もなく、淡々と頑張り抜きました。(初めて教えたときから、感心するくらい、しんの強い子でしたね!こういう子が絶対報われねば、と私に思わせる子でしたね
私が気をつけたことといえば、とにかく、「普段どおり」を心がけるだけでした。(そうですね。がんばれ、とか、こうしろ、とか、いわなくてはいけない子に育てると、あとが大変ですよね。そういう意味で、この子は、おかげさまで理想的にしっかりと育った子だといえるでしょう。どこかでも触れたように、うちの子供たちの目標になる子です)

小学6年の夏から今まで、振り返ると驚くほど長い時間ですね。ランドセルを背負って黄色い帽子で小学校に通っていた子が、これからすべて一人でやっていく暮らしに入るのですから。先生からの具体的な大学生活へのアドバイスを参考にして、さっそく今週末には家を探したいと思います。B(お兄さんです)と一緒に住むことになります。仲のよい兄弟なので心強いことでしょう。

Aはかなり冷静に大人を見る子なので、中学、高校と何人もの先生とかかわりましたが「本当の意味での”先生”と思えるのは、田口先生だけだったなぁ」と、昨日は、しみじみ言っていました(
そう言ってもらって、とてもうれしいです。特に、この子からは。ありがとね!)。また、「人間のタイプが田口先生と似ているのかも?!」とも。受験期の彼女を見ていた私も同意見ですが、どうでしょうね。(そうですね。とても似ていると思います。田口イズムをもっとも理解してくれた子のひとりだといえるでしょうね)

高校では、「
予備校に行かなくて大丈夫なの〜?」と、半分馬鹿にしたように声をかけてくる子もいたそうですが、彼女のやり方が正しかったことが、これできっちり証明できたと思います。その「正しいやり方」を教えて、体に浸み込ませてくれた先生に、心からお礼を申し上げます。(予備校に行かなくて大丈夫なの〜?」と言っていたという子は、勉強の本質がわかっていないのだと思います。予備校などへ行っていて、お話を聞いているだけで、賢くなることはないといっていいでしょう。本当にできる子にとって、予備校通いは、お話を聞く時間、通う時間など、むだがとても多いのですね。むしろ、ひとりでいかにしっかりと考えたか、いかにしっかりと解けるようにしたか、覚えたかのほうが大事なのですよね。というか、それが、学力となって現われるのですね(私の教えた子で、京大に受かったある子は、授業中寝ていて、理由を聞いたら、「あんな内容で、50分の授業は長すぎ。僕なら、教科書を読んで、15分で理解できる。わからないところは、頼むね」と言っていました。授業中寝るのがいいかどうかはともかく、勉強の本質を突いた言葉だといえるかと)。そういう意味で、彼女は、受験に向けて、最短を走ったといえるでしょう)、今後の人生の大切な土台になったと思います。(そうですね。この子でしたら、大丈夫でしょう
また、親の私も、”子どもの成長を信じて見守ること”が一番大切なのだと教えていただきました。本当にありがとうございました。(
いえ、私のほうこそ、いろいろと学ばさせていただきました。ありがとうございます

Aは、新生活の準備が落ち着いたら手紙でお礼を言いたいと申しております。少し時間がかかるかもしれませんが、どうぞ待ってやってください。(はい。楽しみにしています!でも、急がなくていいですよ)



 この子をもう教えることがないんだな、と思ったら、ちょっぴり、いや、とてもさびしいですが、でも、志望校に受かってくれて、ほっとしました。最後まで、ぶれることなくがんばってくれて、ありがとう!

 上でとりあげた、超難関の国立大学の医学部に受かった「天才君」も、このCMさんの娘さんも、努力が報われるようにするためには、私は、どうしても、全教科を教える能力を身につける必要があったのですね。
 また、怒らず(上で述べたように、怒ると、子どもの性格、行動などの成長にゆがみが生じかねないですから)に、いい方向へ導いていく能力を磨いていく必要があったのですね。
 特に「天才君」のほうは、両方の能力において、きわめてハイレベルのものを必要とする子でした。

 その点、CMさんの娘さんは、小6から教えることができたので、田口イズムを、苦もなく吸収、理解してくれたので、私に求められるのは、圧倒的に、「教える能力」だったといえるでしょう。
 一橋大学のきわめて難しい入試問題も、全教科にわたって、私は、大半が、1,2分以内で、わからないところをピンポイントで説明できたのではないかと思っています。
 これは、私にとっては、どうしても、身につけておかなければならない能力なのですね。

 で、その能力が、そこまでの能力を必要としない子を教えるときも、生きてくるのですね。
 たとえると、時速200キロで走る能力のある車が100キロで走るような感じで「教える」と言えばいいのでしょうか?

 私にとって、学校の教科書、その問題集に載っている問題は、どの学年のどの教科も、「1+1=2」みたいなものなのですが、別に大げさに言っているつもりもないんですよ。
 私が教えてきた子は、わかってくれると思いますが、ピンポイントで、その子のレベルに合わせるためには、どうしても、必要な能力なのだと思います。


2014年4月4日 5:06:53
 さて、CMさんと娘さんからそれぞれ手紙をいただきました。ご了解をいただいたので、下に載せさせていただきますね。実際は、CMさんのは縦書き、彼女本人のは、横書きでした。

田口先生へ
 2006年の4月にB(
彼女のお兄さんですね)の遠隔授業を申し込んでから8年弱、長い間本当にありがとうございました。お世話になったせめてものお礼に、千葉ののりをお送りします。(すいません。恐縮です。いいのりですね。とてもおいしかったですよ!)
 子供達は自分の成長ぶりを田口先生へ報告することを励みに、学生生活を送っています。これからもどうぞお元気で、彼らの”一番の先生”でいてください。(
はい。ポイント、ポイントでいいお話ができれば、と思っています)
                                    CM(
お母さんのお名前)

田口先生
一橋大学に合格しました!!絶対に浪人すると思っていたので、現役で合格できたことが信じられませんでした。でも、友達や学校に報告する度に実感が湧いてきました。
秋ごろに
「私はすごくバカなんだ」と思った時期がありました。学校の友達はみんな、世界史がものすごくできてて、私は少しずつしか覚えられなかったからです。学校では周りから「天才」とか「頭良いね」とたくさん言われてきていて、自分も心の中ではその気になっていましたが、自分より不真面目そうな友達がどんどん賢くなっていくのを見て、私は飲み込みが悪くて他人より時間がかかるバカなんだ!!と思ってしまったのです。でも、田口先生は「いつもがんばってくれてありがとう」「がんばってて偉い」などの言葉をかけてくれました。その言葉のおかげで、天才ではないけど、たんたんと努力ができる強さを私は持っているんだと気づくことができました。先生のおかげで自分の良いところを知ることができました。ありがとうございます。そして、試験前日に田口先生は、「あなたほどのがんばり屋さんはいない」と言ってくれました。その言葉を聞いて、私はいままでのすべての努力が、合格する自信になるのを感じました。だから、本番では緊張せずにベストを尽くせました。(「あなたほどのがんばり屋さんはいないというのは、私の正直な感想です。ずっとものすごくいい点をとり続けたあなたは、人様からみたら、「天才」に見えるでしょうね。実は、多くの「賢い」子が、レベルの高いところを目指すときに、自分は頭が悪いのでは、と思ったりするんです。あの浅田真央さんだって、オリンピックで失敗したときに、自分はなんてだめなんだと、一瞬思ったかもしれません。私自身も、自分は頭がいいわけではなく、努力で、学力をつけたつもりでいるんです。あなたと同じように、もともとから賢いように言われたことありますけどね。あなたのすばらしさは、たんたんと目標に向かって努力できることだと思います。あなたは、その能力が誰よりも優れているように感じました。いい子ですね!いつまでも、私の子どもたちの手本になることでしょうね
大学でも勉強をがんばります。せっかく一橋に入学するのだから、深く勉強したいです。まだ将来の夢を持っていないのですが、世界に目を向けた学問を勉強してみようと思います。(
そうですね。大学でいかに学ぶかのほうが大事なくらいかもしれません。で、あなたの能力が花開くのはこれからくらいに思われたら、いいですね
                                        A(
彼女のお名前)



 お母さんも、彼女も、とてもきれいな字でいつも手紙を書いてくれます。今回ももちろん、、。ありがとうございます!

 彼女の手紙をパソコンに打ちこみながら目が潤んで来てしまいました。こんな子を教えられたこと、とても感謝しています。

 いっしょに、兄妹の写真も同封されていました。お兄さんは、とても格好良く、彼女は、とてもかわいらしいので、驚きました。このこと、CMさんにメールを差し上げたときに、申しましたが、、。

 初めて見た写真なのに、懐かしく感じられるのは、なぜでしょうね。

 最後に、彼女から毎回テストの結果(問題と答案)のコピーを送っていただくたびに、同封されていた「ミニ手紙」の一部をご紹介しますね。もういつのテストのときのものかわからないのですが、きっと、CMさんの娘さん、懐かしく読んでくれるのでは?と思います。
 テスト、いつも、他の子がうらやむようないい点だったのですが、彼女らしい、素敵なコメントがちりばめられていますね!私にとっても、このミニ手紙は、なつかしい「宝」ですね。
 実際は、縦書きのミニ手紙です。

社会は赤点が続出してしまうので、先生が120点満点で点数をつけました。だから私の実際の点数はもっと低いです・・・。
数学はかなり良い点でした。でも、間違えた問題はどれも何かしらの小さいミスだったので、すごくくやしいです!!


今回のテストでは、がんばった社会がよくてうれしかったです。毎日年号をくまなく覚えたおかげで、年代順に並べるのが得意になりました。今度は理科を強くしていきたいです。


今回の実力テストはまあまあな結果でした、でも、数学の座標の問題がついに全問正解でうれしいです。他の数学の問題は解説を読めばすぐにわかるようになっていて、数学をとく力が少しずつついてきているのを実感できました。



 CMさんの娘さん、改めてお礼を言いますね。何もかも、ありがとう!!

(次回は、ページを変えて)





もし、この「視点」全体から、読みたいところを探したいという方は視点目次(サイトマップ)をお使いください。私がどうかかわって、子どもたちを変えてきたか、成績を上げていったか、などを、具体的に記していっていることがおわかりいただけるかと、、。ぜひご参考に、、、。






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「とび授業」のすすめ


視点目次(サイトマップ)


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いじめられないために。いじめをなくすために。知識のしずく「その1」

学校からいじめをなくすには。知識のしずく「その2」

変質者によって、子どもが殺されないために。知識のしずく「その3」

兄弟姉妹げんかをなくす方法。知識のしずく「その4」



「勉強しろと言わないように」ということに関して。知識のしずく「その5}

「選挙制度、政治制度の改革」に関して。知識のしずく「その6」


政治への向き合い方について。知識のしずく「その7}


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