家庭教師田口の視点(81ページ目)

(ぜひ、楽しむようにお読みくださいね。いい知恵をもらった、という具合に、、。目が疲れるというような方はプリントアウトされてから、お読みください。無理をされませんよう)


2013年12月12日 11:08:27
 最近、問い合わせてこられた方がありました。
 私のスケジュール(私の今のスケジュールご参考に)をご覧になったら、しばらくお待ちいただけるお宅とか、浪人生とか、朝早くても、あるいは、夜遅くても大丈夫な子とか、夕方かなり早い時間でも大丈夫な子とかでないと、なかなか問い合わせしにくいかな、と思ったのですが、
私のスケジュールをご覧にならずに、「体験授業希望」というメールをくださったようで、それがよかったようですね。
 私の今のスケジュールへの行き方をお伝えしました。

 それでも、体験授業を、という意向は、変わらなかったようでした。

 それで、実は、この前の日曜日おじゃましたのです。
 京都のお宅です。

 できれば、平日の月水金の午後5時から9時までの2時間、という希望でした。この文面からは、週6時間を希望されているのかな?とも思いましたが、週2時間を希望ということがあとでわかりました。

 私のこのサイトで、「体験授業」について書かれていたところ(家庭教師先募集の要項でしょうか?)をお読みになったそうですが、あれこれ読んでいるうちに、そこに戻ろうとしていけなくなってしまって、というような内容も添えられていました。
 要旨を簡単に言いますと、
私が体験授業をたぶん受けてくれるというふうに書いてたらしいので、よろしくお願いいたします、というような文面だったかと思います。

 私のサイトには、不慣れな感じのようでしたが、私のホームページは、一生懸命読んでくださったことが、体験授業やメール、お電話でのお話から、よくわかりました。

 最初のメールをいただいたとき、上で書いたように、「田口先生は体験授業をしてくれるのですか?」というような内容でしたので、当然のことながら、本人についての詳しい内容は触れられていませんでした。で、メールで質問させていただき、質問に関して、メールででもいいですが、電話でお答えしたいようでしたら、また、質問もされたいようでしたら、どうぞ、というようなことを添えさせていただいたところ、お電話をいただきました。

 電話で、詳しくお話合いをさせていただいたところ、とりあえず体験授業を、ということになりました。

 お母さんもそうでしたが、息子さんもとても感じのいい、いい子でした。はじめから、彼私を気に入ってくれました。算数を教えました。彼(小5の男の子です)が体験授業の途中で「楽しい」と言ってくれたので、お母さんとお話したときに、「算数楽しいと言っていましたね」と言いましたら、それをすぐそばで聞いていた彼が、「
いいえ。先生の授業が楽しかったということです。ありがとうございました」と言ってきました。
 
大人顔負けの礼儀正しい言い方で、びっくりしました。

 彼に、「ありがとう」と伝え、「礼儀正しい子ですね」と申し上げました。彼、それを聞いて、また、「ありがとうございます」と言ってきました。

 教えている途中で、楽しそうに、私の顔をのぞいてくるのが印象的でした。

 お母さんが数学が得意だったせいか、算数の問題を彼が解いているときに、「何で解けないの?」とかあれこれ、言ってくるので、かえって算数が国語に比べると、苦手になってしまっているようで、算数を、とりあえず、教えてほしいとのこと。体験授業時、その場で教え続けてほしい旨、言っていただきました。
 少し遠いので、パソコンでの遠隔授業にも、お母さんも、彼も、納得してくれました。個人的には、パソコンのほうが、いい面もあると思っているのですが、実際にパソコンを目の前に、ご説明しないとぴんと来ない、という方もおられますね。そのお宅も、そんな感じでした。

 いろいろお気遣い、ありがとうございます!

 体験授業当日は、うしろが詰まっていて、十分お話ができなかったせいもあり、その翌日、また電話をいただき、いろいろご質問をいただき、あれこれ話をさせていただきました。
 そのとき、例の有名な(?)「
バナナ事件」(家庭教師田口の視点(42ページ目)の下のほうに書き出してあります。まだの方はぜひお読みください。命令的、直接的なことを言っている妻の言うことを聞かない息子が、息子には、まったく語りかけていない私の言葉の後に、きちんと行動してくれた、というのは、興味深いでしょ、これが、私の訴えたいことを象徴するシーンといえるでしょう)のお話をしたところ、やはり、お読みになってくださったようで、妻が「聞いてんの?」と声をつい張り上げてしまうところあたりに、共感されているような感じでした。

 そういうかかわりは、子どもの成長にとって、よくない場合が多い、とわかっていても、つい、言ってしまうのですよね。
 だから、子育ては、難しいともいえるのですが、そういう
かかわりのあり方によって、子供が180度変わることも、当たり前のようにある、という意味では、子育ては、その難しさに、十分見合うものだともいえると思います。

 やっぱり、子育ては楽しいものでなくてはいけませんよね。そのためにも、
ぼそって言っても、子供が動いてくれる、何も言わなくても、きちんとしてくれる子に育てる必要があるのでは、と日々感じています。
 うちの子の話を、このホームページでも、直接のお話の中でも、させていただいているのですが、決して、うちの子は、特別な子ではありません。
 上の娘なんか、小5のとき、妻が、「この子、あまり賢い子ではないかもしれない」と言ってきたというエピソードがあるんです。2人とも、それくらいの普通の子です。
 やはり、かかわり次第なんですね。


2013年12月22日 1:11:24
 冬休みのスケジュールを私の今のスケジュールの中に、公開してみました。
 当然ですが、冬休みは、スケジュールを変えてほしいと言ってこられるお宅が結構あるものですから、そのほうがいいかと思いまして、、。
 なかなかたてこんだスケジュールでしょ。
 この仕事好きですから、あまり気になりませんが、、。「家庭教師馬鹿」でしょ。

 そういえば、
前のページの最後あたりでとりあげた子のお母さんから、下のようなメール(一部です)を最近いただきました。

 以前いただいたお言葉に甘えて、また、載せさせていただきました。ご覧になって、もしかしたら、「また載っている!」って驚かれるかもしれませんね。お母さん、よろしくご理解ください。


 
・現在、月曜日の午後10時から1時間でお願いしておりますが、
 息子の状況からあと1コマ増やすのはどうかと考えております。
 息子に相談をしたところ「やる。」という返事でした。
 (前向きな返事、即答、母感激でした。
  みなさんが言う様に田口先生って本当にすごいですね。

前のページの最後あたりをお読みになった方は、おわかりのように、彼、最初乗り気ではなかったです。私は、体験授業さえ受けてくれれば、と思っていたのですが、今のところ、いい感じですね。「すごいですね」なんて、おほめいただき、ありがとうございます。家庭教師馬鹿である自分としては、これくらい、当たり前と思ってはいたのですが、でも、そういっていただけるのが一番うれしいです。これをエネルギー源にして、またがんばりますね!
 
 田口先生の人気と空き状況から、4月の枠で入れていただけるならば、
 今予約しておかないといっぱいになってしまうと思われると伝えたところ、
 月曜日(23日)に田口先生に相談して決めると言っていました。
 時間や曜日で枠が空いていれば、ぜひお願いしたいと思っております。
こういうふうに言っていただけるのも、うれしいですね。ありがとうございます

  例の、私の体験授業の話をお母さんがされたら、
「勉強はしないよ」と答えてきた子です。
 
学校の先生から、あきれられていたという子です。

 まだ、自分で机に向かって勉強はできていない感じですが、
私の授業はとても集中しています

 この前の定期テスト対策のときは、最長ですと、3時間45分ぶっ続けで集中していたことがありました。
 
「勉強しないよ」と言ったのがうそみたいな子ですね。
 どうして、こういう子が「やる気ない」という烙印(らくいん)を、学校の先生などから、押されてしまうのでしょうね。

 上で書きましたように、
まだ、自分で、ひとりで勉強できる状態にはないようで、私との授業と普段とのアンバランスがありますが、とりあえず、集中する、という感覚は、もてたと思うので、とりあえず、いい滑り出しといえるのはないかと思います。
 
 ほんと、とても礼儀正しいいい子ですよ!
 

2013年12月26日 23:54:20
 24日は、クリスマスイブでしたね。
 教えているある女の子から、授業の終わりに
先生?メリークリスマス!
と言われました。
「あ、そうだね。メリークリスマス!」
と、答えました。
 例の(と言っても、ぴんとこられない方もおられるかと思いますが、、)フランス語ぺらぺらの女の子です(ひとりで計算しているとき、フランス語で、ぼそぼそ言うんですよ。「カトルヴァン」とか、もちろんきれいなフランス語で、、。それを聞いていると、どういうわけか心地いいですよ)

 お母さんが、「(子供を)ほめられない!」と頭を抱えられたというお宅です。

 ほめるということがそんなに難しいことだったとは!? 
 勉強になりますね。

 考えてみれば、一人ひとり、生身の生きた人間なのですよね。
 
「ほめたほうがいい」と言われて、すぐに「はい。わかりました」と言ってほめることのできる親御さんばかりではないですよね。

 
と、思っていたら、実は、、ほめてくださったのです。
 
5ヶ月目にして、はじめてのことです!頭を下げて、お願いし続けたかいがありました。

 たまたま来客の方がおられて、私が帰ろうとしたとき、それに気づかれて、お母さんが、立ち上がろうとされていたので、
「今日もとても集中していました。ほめてあげていただけますか?」
と申し上げたら、お客さんの手前か、たまたま機嫌がよかったのか、ニコニコしながら
「はい。わかりました」
と言ってくださったので、本人に
「ほめてくださるってよ。よかったね!」
と伝えました。
 本人、ニコって微笑んでくれました。このときは、じかにおじゃましたときです(このお宅、パソコンでの授業とじかにおじゃましての授業と両方を日によってわけているんです)。

 で、彼女、しっかり覚えておいてくれて、その日、
「お母さん、何か忘れていることない?」
と切り出して、ほめてもらったそうです。
 それを次の授業のときに、彼女から聞いて、また
「よかったね!」
と、伝えました。このときは、パソコンでです。

 お母さんの話では、彼女、私のことをすごく信頼してくれているようです。その信頼にこたえなくてはいけませんね。
 この子も、いい子ですよ。

 どういうわけか、塾(個別指導)になじめずにいる子で、塾は、行きたがらない子(塾にお金を払い続けているのですが、ほとんど最近は行っていないようです。もったいないですね!)なのですが、私の授業は、ものすごく集中してくれています。
 
 お母さんが、「ほめるところがない」とよく言われたので、「今、この集中している姿が、十分ほめるに値しませんか?」とお話したり、しているのですが、なかなかほめていただけていなかったんです。

 あるときなんか、
「これ、ほめていただけますか?」
というお話をしたところ、お母さんに、ぼそっと
「またか」
と言われてしまいました。少し、大阪のおばちゃん的なのりで、、。
「ええ、何度でも、お願いし続けますよ」
と申して、また、頭を下げました。

 一時期、私の本とホームページを熱心に読んでくださっていたので、絶対、いつか、ほめてくださると信じていたのですが、娘さんは
「あのお母さんは、一生無理」
と言って、悲しそうな顔をしていました。
 
 すこ〜しだけ、お母さん「田口イズム」に、そまりかけましたかね?
 ありがとうございます!


2014年1月2日 23:44:52
 新年明けまして、おめでとうございます。今年もよろしくお願いいたします。

 さて、ずうっと前に、奈良の子、ご紹介しましたが、覚えておられる方いますでしょうか?
 最近ですと、家庭教師田口の視点(70ページ目)の最初あたりに、以下のような書き出しで、書かせていただいたものがあります。

 「、、、実は、以前奈良のお宅におじゃましたということは書いたことがあるかと思います(家庭教師田口の視点(66ページ目)の最後のあたりと家庭教師田口の視点(67ページ目)の初めあたり)が、そのお宅から、いつも丁寧なメールをいただく(ありがとうございます!)のですが、最近、きちんと勉強しないということがあって、ご主人が、息子さんをしかられたというのがありました。、、、」

 この
70ページ目、66ページ目、67ページ目では、もともとは、かなりご両親が悩んでおられた、この彼の、変わりよう、私のかかわりようをみることができるかと思います。
 で、今回は 
その子の、今、を少しご紹介しますね。

 「
朝起きない、夕方から寝だすと、翌朝になっても、寝たままで、起きない、体をゆさぶったくらいでは起きず、たたいてやっと起こす
とご両親が嘆かれておられた子です。
 当然のことながら、普段の勉強も、きちんとしなかったですが、私が教えるようになって、まず、朝、きちんとしだして、勉強もだんだんするようになってきた、というような話をしたかと思うのです(どう私がアプローチしたかは、ご興味がある方は、そちら(上でリンクしたページ)をご覧ください)が、私が教えた直後一度成績が落ちた(どういうわけか、こういうことあるんですよね。大体の子は、成績が上がるのですが、、)ものの、そのあとは、順調に成績を上げていって、今は、目標の平均80点以上というのを2回の定期テストで、連続とっています。
 もともとは、50〜70点くらいだった子で、当時私が、ほかの子で、お母さんのサポートもいただいて、ほとんど80〜90点くらいとっている子がいるよ、という話をしたら、この子のお母さんも本人自身も「無理」と首を振っていたようです。
 お母さんの「無理」は、「
私には、サポートは無理」ということだと思います。本人の「無理」は、「自分には、そんな点はとれない」というものだったと思います。
 サポートと言っても、そんな難しいことをお願いしているわけではないのですけどね。

 実際、お母さんはメールを送ってこられませんでしたが、お父さんが毎週かならずメールを送ってきてくださって、息子さんのチェックも、必要に応じてしてくださって、そのおかげで、今がある、という感じです。
 本人は、
今その「無理と思っていた点」をほぼ可能にしてしまっています。

 今は、ほとんどお父さんはチェックされず、
本人が自分で「自己チェック」するという形に変わっていますが、成績はいいです。もともと、性格的に「自己チェック」の厳しい子だったようで、きちんとしだすと、手をぬかないようになっていきました。
 典型的に、
「能力の問題ではなく、性格の問題」という子だったわけですね。
 ですから、その性格を変えていけば、長期的には、おのずといい点数をとれるようになる、という感じの子でした。

 例によって、私の授業は、とても集中してくれて、はきはきと明るいのですが、つまりノリノリで勉強してくれるのですが、もともとは、私の体験授業も、それほど乗り気ではなかったというので、奈良県までそれほど遠い(じつは、遠かった!)とは思わず、無謀にも、バイクで(!)体験授業にでかけていった、というお宅ですね。

 お父さんは、きっと、お仕事で、お忙しいと思うのですが、いまだにメールを毎週送ってくださっています。この息子を何とかしたい、という一念から来ているのでしょう。
 頭が下がります。

 私は、「できたら、、」とサポートなどをお願いしても、ご両親もご都合があるでしょうから、できなかったりもして、それはそれで、仕方ないと思い、
それでも、何とか結果を出すのが、プロじゃないか、と思ったりするので、だから、「してもらわないと困ります」みたいなことを申し上げることもないのですが、このお父さんは、私がアドバイスを差し上げると、しっかりと受け止めてくださって、彼をいい方向に、いい方向にと導いてくださいました。

 お父さんで、ここまでされる方はあまりおられないんですよ。

 このご努力が報われた、ということでしょう。
 初めて問い合わせてきてこられたときの、悩んでおられたメールの内容からすると、ずいぶん精神的に楽になったのではないかと思います。

 丸太のように起きなかった彼が、きちんと起きだして、ある日、その理由を「
気持ちの問題だよね」と言ったところ、お父さんは、「今までのあれは何だったんだ」とメールで感想を述べておられましたが、「気持ちの問題だよね」というのは、彼としては、そう表現するしかなかったのでしょう。

 「
気持ちの問題だよね」はまさに、名言といえるでしょう。コンパクトに、うまいこと、いうものですね。


2014年1月9日 8:33:43
 さて、子育てで、大事なことのひとつは、「
正しいことを正しいとして、そのまま、子供に伝えては、いけない場合がある」ということだと私は思っています。以前、何度かこれについて、触れてきましたので、それは、それとして、ご参考にしていただければ、と思います(探し出すのが大変ですって?そういう方は、とりあえず、のめりこめそうなところから、のめりこんでみてください。小説や随筆でも楽しんで読むような感じで、、。そのうち、ぶち当たりますよ。あるいは、視点目次(サイトマップ)あたりから、めぼしをつけていただければ、、)が、今回は、また、少し別の角度から、これをとりあげさせていただきますね。

 これは、子供たちが学校で周りの子とうまくやっていく、という場合に、とても大事な視点かと思いますので、、。

 私自身の子どもたちは、学校でストレスをためてくる、というようなことは、ほとんどないですが、そういう子(つまりストレスをためて帰ってくるという子)がいる、ということも、よく聞きますので、そのあたり、親のかかわりの問題として、どうしたら、いいか、を考える視点として、ご参考にしていただけたら、、。

 ある母さんから、ずうっと前ですが、以下のようなメールいただいたことがあります。
 
 その内容は、
「学校の先生から「スカートの丈が、短すぎるので、普通の長さに戻すように』と言われ、私(そのお母さんのことです)は、その場で、『
はい、必ずそうさせます』と先生に伝え、本人にも、しっかり伝えました」
というようなものでした。
 その子は、以前、いじめられていた子で、私は、この文面に危険性を感じたのですね。
 どうみても、本来いじめられるタイプの子ではないのですが、いじめられていたようなので、もしかしら、いじめられた原因はこのあたりにあるのではないかと、。

 スカートの丈を普通に戻すように言われて、「
はい、必ずそうさせます」というのが、どこが危険なの?ですって?

 そうですね。スカートの丈を普通に戻すことは、当たり前のことで、それは正しいことですよね。

 でも、「
正しいことを正しいとして、そのまま、子供に伝えては、いけない場合がある」のですね。

 この場合、娘さんは、またいじめられかねないと感じました。

 まず、彼女の学校は、荒れていたのですね。で、ほとんど全員と言っていいほど、みんな女の子は、スカートの丈を短くしていたらしいです。

 担任の先生は、よその学校から、やってきて、「なんだこのクラスは?」とばかりに、張り切って、変えようとされていたのですね。

 それはそれで仕方ない(この先生は、子供たちの扱いをわかっておられない感じがしますので、いずれ、痛いしっぺ返しに会うような気もしますが、それはそれで、先生のい勉強になるのかもしれませんね)ですが、そういう状況を踏まえると、このお母さんのかかわりは危険なことがわかりますでしょ。

 クラスの女の子のほとんど全員がスカートの丈を短くしていた中で、彼女だけスカートの丈を普通にしている、となると、「先生の覚え」はいいかもしれませんが、つまり、先生に好かれたかもしれませんが、周りの子達から、「なんだ、あいつ!」と言われて、嫌われたかもしれかねなかったと思うんです。
 
学校が荒れている、という現状を無視して、正義を貫くと、自身の孤独を招きかねないんですね。

 で、私は、その危険をお伝えして、
「本人に、学校で、その場の雰囲気、その場の感じなどを、察知して、臨機応変に対応するように伝えておいたほうがいいかと思います。学校の先生から、嫌われず、友達からも嫌われず、うまくやっていくことは、彼女でしたら、できると思いますよ」
というような内容のメールを差し上げました。実際は、もう少し具体的に書いたかと思いますが、皆さんの理解としては、この程度で十分ですよね。

 彼女は、それをうけて、毎日苦心して、学校に通ったようです。で、上手に乗り切ったということを聞いて、ほめてあげました。
 
 そのお母さんは、とてもきちんとしておられる方なのですね。だから、これは正しいから、こうしなさい、みたいな話を、ついされてしまうのではないかと思うのですが、
その「正しい」が、そのまま通用しない世界に、子供たちがいる、ということも、覚えておく必要があるかと思うんです。

 ことに、こういうことなどで、親の判断が何度も間違えていると、子供たちはだんだん親を信用しなくなるといえ、それが、子供たちの、いろんなことに対するネガティブな反応になって、
勉強へのやる気のなさ、人間関係処理の自信のなさなどに、影響を与えかねないように思うんです。
 だって、親の言うとおりにやって、うまくいかないとすれば、いったい誰を信じて、行動すれば、いいのか、って思って、何もかもに、やる気をなくしてしまう可能性がありますよね。

 もし、お子さんが、学校でストレスを抱えている、ような感じでしたら、このあたりご参考にしていただけたら、、。

 他のところでも、できるだけ、具体的に、いろんな視点をご紹介しているので、なるほど、なるほど、いい発見をした、くらいに思われて、私のサイトを、興味がわくところだけでも、お読みいただければ、、。

 のめりこむように読んで下さる方も、結構いらっしゃるようです。そういう方でしたら、きっと、子育てをしていく上での指針を得ることができると確信しています。
(次回は、ページを変えて)






もし、この「視点」全体から、読みたいところを探したいという方は視点目次(サイトマップ)をお使いください。私がどうかかわって、子どもたちを変えてきたか、成績を上げていったか、などを、具体的に記していっていることがおわかりいただけるかと、、。ぜひご参考に、、、。




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視点目次(サイトマップ)


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いじめられないために。いじめをなくすために。知識のしずく「その1」

学校からいじめをなくすには。知識のしずく「その2」

変質者によって、子どもが殺されないために。知識のしずく「その3」

兄弟姉妹げんかをなくす方法。知識のしずく「その4」



「勉強しろと言わないように」ということに関して。知識のしずく「その5}

「選挙制度、政治制度の改革」に関して。知識のしずく「その6」


政治への向き合い方について。知識のしずく「その7}


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