家庭教師田口の視点(78ページ目)
(このホームページは、最初は、ご興味のあるところから、拾い読みをされることをお勧めいたします。うそや大げさな表現は避けているつもりです。プロの家庭教師のレベルとして、当然のことを書いているつもりです)
2013年9月25日 12:35:01
今回は、少し前に、載せること、ご了解いただきながら、ひと段落してから載せようと思っていたお宅をご紹介しますね。小3の男の子です。
お母さん、掲載遅れてしまいすいませんでした。
(ちなみに、私は、掲載後、載せたことをお知らせし、事実に反していないかをご両親にチェックしていただくようお願いしています。私の勝手な思い込みで、うそが書いてあったら、いけませんものね!お母さん、ご遠慮なく、、)
7月から教えていますので、もう少しで3ヶ月がたとうか、というあたりでしょうか?
最初のころ、お母さんが「言わないと宿題をしない」というようなことをおっしゃっていたような感じでした。
で、そういう状況を変えたくて、ある塾から、私に切り替えられた、という感じでしょうか?
私は、私の授業での集中ぶりなどから、お母さんが心配されなくても、自分から宿題をやっていってくれる子だと思っていたので、本人に、それを伝えたら、「うん!」と元気よく答えてくれたので、この子だったら大丈夫と思っていたのですが、やっぱり、きちんと宿題してくれましたね。
いい子ですよ。
ということで、本人のその努力の結果が下です。国語に苦手意識が、ということで、私が教えることになったのですが、ずいぶんな変化でしょ。繰り返しますが、いい子でしょ。
このホームページ、読んでくれていると思うので、「いつも、ものすごく集中して、はきはきとしてくれて、ありがとう」と書かせていただきますね。
お母さんも、努力されていて、そのおかげもあるということは、言うまでもありません。ありがとうございます!
小3で、中部地方なので、パソコンで教えている子です。
田口先生
昨日は、A(塾の名)の公開学力テストの日で、名古屋まで受けに行きました。
テストが終わり教室から出てきた途端に息子が「お母さん、国語100点かも知れない。」と少し興奮気味に言って来ました。100点は、ありえないと思いつつ「凄いね、頑張ったね」と言いました。
今までは、テストが終わると疲れ果てたような顔をして教室から出てきてたのですが、こんなに得意げで生き生きとした顔で出てきたのは初めてです。
散々、言いたい事を言ったら息子が「これで50点なら笑っちゃうね。」と、言うものですから「頑張ってやったなら、何点でも大丈夫だよ」と言っておきました。(いい感覚ですね。点数よりも、本人のがんばりを評価してあげるべきですよね。結果的には、やはりいい点数であったことが、わかりましたが、、)
点数はともあれ、このまま国語に対して苦手意識が無くなってくれれば嬉しいです。
(そうですね。お母さんのご希望のひとつは、国語に対する苦手意識をなくすことでしたね。きっと、そのうち、苦手意識は、消えていると思います。というか、私は、彼が国語に苦手意識をもっていると、感じたことはないんですけどね。授業中、いつも、ものすごい集中力ですから、、)
田口先生の授業を受ける様になり、国語が少し分かって来たんでしょうか?
また、連絡します。
失礼します。
さらに、上のメールの掲載のご了解をお願いしたら、下のようなメールいただきました。
お世話になります。
ブログの件、承知しました。(この「視点」、厳密に言いますと、ブログではないんですけどね。限りなく、ブログに近いホームページという感じですね。皆さん、「ブログ」とおっしゃるので、もう、ブログにしておきましょうか?見た目、どう見ても、ブログですね)
我が家のでよろしいんでしょうか?
息子と一緒に読まさせて頂きます。
よろしくお願いします。
昨日、先生の授業が終わった後に、息子が「お母さん、ぼく凄いんだよ。最後の方何かノッテ来て、田口先生とやった国語の問題1回で正解が多かったよ」と、またまた得意げに言ってました。私も「凄いね、頑張ったね」と、言っておきました。(そう。この子は、授業中とても集中してくれて、、。というか、いつも最初から最後まで、集中が切れなくて、、。国語苦手というものですから、覚悟していたのですが、はじめのときから、ぜんぜんそんなの感じさせない子でした。いつも、明るく、「うん!」と返事してくれて、最後には、「ありがとうございました」と言ってくれます。小3の子にしては、しっかりしていますよ)
いつもの授業が終わった後と大違いでした。
最近は、勉強をやり終えた後、私が褒める前に自分から「勉強頑張って偉いら。凄い頑張ったら。(三河弁ですいません)」と言う様になりました。
少し幼いんでしょうか?(いえ。家では、それでいいと思いますよ。うちの子も、小さいころから、家では、自分の自慢話をします。だれでも、ほめてほしいんだと思います。私は、「すごいね」などととほめてあげています。「でも、学校で自慢話をすると、嫌う子もいるから、気をつけてね」とも伝えています。学校で、家でと同じ行動をしたら、いけないこともあるのですよね。それを知らなくて、嫌われる、いじめられる、という子、多いですから、、。うちの子が、「友達が寄ってくる」というのは、そのあたりをわきまえているからというのもあると思います)
ほんの少しですが、以前より国語に対する姿勢が変って来た様に思えます。
(上でも書きましたが、国語、彼は不得意という感じ、しません。したことがありません。最近、私が使うことにした、難しいテキストも、「難しい」とか言いながら、一生懸命、宿題でも、私との授業でも、とりくんでくれています。こんなに難しい問題、がんばってこなすなんて、国語得意な子でも、難しいのでは、と思っています。ほんといい子です。がんばりやさんだし、礼儀正しいし、はきはきしているし、、)
次回は、その彼の、実際にとったテストの点数などを記していただいたメールをご紹介しますね。
2013年9月30日 11:45:10
そういえば、前のページの最後で、朝なかなか起きられなかった子が起きるようになってきたという話をしましたが、彼、次のときも、朝起きてきましたよ。
たまたま、朝、お母さんもおられて、「自分できちんと起きてきましたね」と申し上げたら、お母さん、うれしそうに「ふふふ」と笑ってられました。
以前「先生は、なぜそんなにゆったりとしていられるのですか?」と聞かれた、お母さんですね。そのなぜをわかっていただけたでしょうか?
人間なので、もしかしたら、また、多少なり、寝坊することがあるかもしれませんが、最終的にはしっかり起きる、という方向に、動くことは、間違いないと思います。
それは、私の経験から言えることです。
な〜んて、話をしていると、また、脱線しそうなので、、。
さて、前回のつづきのメール、載せさせていただきますね。長いですけど、とてもいいメールなので、こちらもほぼ丸ごと載せさせていただきますね。十分読み応えのある内容かと、、。
(算数の復習プリントも面倒見て頂けますか?というのは、苦手な国語を教えているうちに、比較的得意な算数も聞いてくる、というパターンですね。前にも、申したかもしれませんが、よく経験するパターンです。承知しました)
いい感じでしょ、お母さん、とても熱心で、メールも、一生懸命送ってきてくださっていることがよくわかりますでしょ。いつも、ありがとうございます!
(こんなに、きちんとメール送ってくださる方のほうがめずらしいくらいなので、こんなにきちんとメールを送らねばならない、とか、思われないでくださいね)
彼、とっても素直で、いい子なので、また、とても頭のいい子なので、がんばって、本当にどんどん順位上げてしまうかもしれませんね。
楽しみな子ですね!
2013年10月5日 0:30:10
もうひとつ、同じお宅からご了解いただいたので、載せさせていただきますね。これも、素敵でしょ!
そういえば、このお母さんから、作文も、そのうち教えてほしい、というようなことを言っていただいたような。了解です。
作文も、すらすら書ける子と書けない子とでは、いろんなところで、ものすごい差が出ますからね。
そのうち、また、「作文の書き方」の実況中継みたいなものを、書き出してみましょうか?
以前、書いたのは、ずいぶん前ですからね。
このお宅、私が教えるようになって、私のホームページをいろいろご覧になって、私とお話をされて、何が何でも中学受験、とは、お考えにならなくなってこられたようです。
私は、中学受験を目指している子も教えていて、それは、それで、いい中学に入ることは、とてもよいことだと思うんですが、実は、それよりも大事なことは、高校生くらいになっても、きちんと勉強できる子、言われなくても勉強する子に育てることではないかと思うんです。
この子なんか、中学受験をしても、そこそこいい中学に受かる能力を、いずれ持ちうると思うのですが、問題は、そこからなんですよね。
いい中学は、より能力を引き出しうる環境を与えてくれると思うんですね。
でも、その環境を、十分生かしきれていない子たちがいるのも事実なんですね。
それは、子どもたちがやる気をもって、持続的に、ほうっておいても勉強する、という感じにもっていくことができないと、親御さんたちの、大きな負担(感)となってしまう可能性があるということを意味します。
結局、中学受験するにしろ、しないにしろ、高校生になってもきちんと勉強できるような子育てが、とても重要になる、ということがいえるのでは、と思います。
そのヒントを、私のホームページや本などから、いろいろえていただければ、、。
2013年10月9日 11:37:49
さらに、これも皆さんのご参考になるかもしれませんね。同じお母さんからのものです。このページは、この方のメールで埋まってしまった感じですが、その価値は、あると信じています。
田口先生
なかなか、返事が出来なくてすいませんでした。(いいえ。急ぐ必要は、まったくありませんので、そちらのペースで、、)
ホームページの方、3回も連続で掲載ありがとうございます。
毎回、感動して涙が出てしまいます。
私もまだまだ、ガミガミ、クドクド言う時があるので、3歩進んでは2歩下がる感じです。(最初は、それでいいと思いますよ。すぐに変わろうとすると、無理が出てきますから)
私が、そんな感じなので息子も3歩進んでは2歩下がる感じで、1歩ずつゆくっり進んでいます。
田口先生にお世話になり始めた時は、どうしても結果ばかりを早く出してもらいたくて、田口先生に「離陸するのは、どのくらいかかりますか?」とか「国語の成績が上がるのは、いつぐらいですか?」とか、息子の成績や、息子が1日も早く自立学習をして欲しく、今思えば自分の楽な方ばかり考えてました。(そうですか。一見楽なようで、かえって、しんどいんですけどね)
田口先生に「お子さんを、変えようとしない方がいいですよ。」と一言いわれ、その言葉の意味を田口先生のホームページを何回も読み直し(ありがとうございます!役立てていただき、とてもうれしいです)、自分なりに色々考えながら行動や言動を気をつける様にしています。(そうですね。そのご努力の様子は、毎回のメールから、とてもよくわかります。ありがとうございます)
やはり、子供に望む前に親の私が時間がかかっても変らないといけないなと思いました。
こんな歳になって今頃わかるなんて、今まで何をやっていたんでしょうか。(いえ、誰しも、知らなければ、あるいは、知らないことに関しては、そうなりがちなのでは、と思います。私も人様のことはまったく言えません)
まだまだ、私も未熟なので完璧ではありませんが、これからも田口先生に色々教えてもらいながら勉強させてもらいますので、よろしくお願いします。(こちらこそ、学ぶところが多い方だと思います。今後とも、よろしくお願いいたします。特に、そちらの学ぼうという謙虚さには、頭が下がります。私などは、「先生」「先生」と言われ続けていて、つい、えらぶったものの言い方をしていないかと、警戒しているのですが、そういう意味で、そちらの姿勢は、とても参考になります)
息子の宿題の事もなんですが、毎週月曜日が田口先生の授業なのに、ギリギリ月曜日の授業前に最後の1枚を終える感じで先生にFAXが送れない時がありましたので、私が「先に言っとくけど、B君が悪いんじゃないんだよ。お母さんが悪いんだけど、日曜日には田口先生に宿題をFAXしないとお母さんが、田口先生に怒られるんだよね。(すいません。田口先生を悪者にしてしまいました。(いえいえ、ぜんぜん。私がお役に立てるのでしたら、どのようにもお使いいただければ))と言ったら息子が「お母さんが悪いんじゃないよ、ぼくが宿題を早くやり終えるようにすればいいんだよね?いつまでにやり終えればいいの?」と言うので私が「遅くても日曜日には、FAXしたいから土曜日にはやり終えて欲しいな。」と言ったら、息子が「わかった」と言ってくれました。(いいかかわり方ですね。とても参考になります。ありがとうございます)
それからは、土曜日までにやり終えてくれるようになりました。(そうですね。おかげさまで、彼、毎回きちんと宿題やってくれています。いつもきちんとありがとうとお伝えください。授業中のものすごい集中力も相変わらずです。いつも、本当にはきはきしてくれていますね!)
遅くなりなりましたが、先程、宿題をFAXしましたのでよろしくお願いします。
また、連絡します。
失礼します。
1ページ全体がひとりの方のメールで埋め尽くされたのは、初めてですね。でも、たまには、いいですね。ひとつらなりのメールのやりとり、きっと、皆さんの今後のお役に立つと信じています。
「お母さんが悪いんじゃないよ、ぼくが宿題を早くやり終えるようにすればいいんだよね?いつまでにやり終えればいいの?」というのは、彼、えらいですね!とても彼らしいと思いました。いつも、はきはきして、やる気満々の彼ならでは、の言葉ですね!
いつもがんばってくれて、ありがとうとお伝えください。
そういえば、彼、家で、後ろのほうで、ちいちゃな赤ちゃんが、大きな声を出していることがあるのですが、まったく気にかからないかのように集中してくれていますね。
私は、周りが多少うるさいくらいが気にかかるようだと、よくない、と思っているのですが、そういう意味で、彼の集中は、本物ですね!
これも、立派だと思います。
いろ〜んなお宅のいろ〜んなかかわりがあっていいのですよね。それをしやすいようにサポートをして差し上げるのが、私の仕事だと思っています。
ちなみに、このお宅は、週1回1時間で、国語を教えていって、さらに、最近算数が加わったという感じです。
たまたま、とても丁寧なメールを毎回下さる(どなたにも、そうして、などというつもりはありませんので、ご安心ください)ので、掲載させていただきました。私がかかわるだけですぐに変わってしまう子よりも、お母さんが、こうやって格闘されている姿を感じられるメールのほうが、きっと、皆さんのご参考にはなるのでは?という気がしています。
次回は、ページを変えて、、。
※もし、この「視点」全体から、読みたいところを探したいという方は視点目次(サイトマップ)をお使いください。私がどうかかわって、子どもたちを変えてきたか、成績を上げていったか、などを、具体的に記していっていることがおわかりいただけるかと、、。ぜひご参考に、、。
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視点目次(サイトマップ)
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