家庭教師田口の視点(58ページ目)
(目が疲れるというような方は、ぜひ、プリントアウトされてから、お読みください。無理をされませんよう)
2012年1月20日 14:39:17
最近、また、ご参考なりそうなメールいただきましたので、ご紹介しますね。
まず、椿さんです。
ドラ(椿さんの息子さんの仮の名前)が、こつこつ毎日、平常心で勉強を続けていられるのも、
先生のおかげです。ありがとうございます。(いえいえ、こちらこそ、お母さんと本人の努力に感謝です)
そして、いつもメールありがとうございます。
本人も、時間がネックになっていると言っていました。
最近では、だいたいどの教科が何%まで来ているかを抵抗なく教えてくれます。そんな話も、普通にしてくれるようになりました。
(これは、きっと、私の顔から、本人に対しての不安や疑いの影がないからじゃないかな?と感じます。)(そうですね。前のページで書きましたように、周りが不安がるのは、本人のために、かえってよくないことが多いですね)
先生に感謝です。(感謝の言葉をいつもいっぱい下さり、ありがとうございます。励みになります!)
彼は、今は、とても努力してくれて、その結果、能力的には、すでにとても高いものをもっています。私は、彼のネックは唯一「時間」であると、分析して、それをつたえてきました。彼も、同感のようですね。センターは、やはり時間がネックで、めざしていたほど、点が取れなかったですが、それでも、いつもと同じく、淡々と、粘り強くがんばっているのが、立派ですね。椿さん、息子さんに、そうお伝えください。
かつて、「土曜日と日曜日はお休み」と言って、毎日ふわーっとしていた子とは思えませんでしょ。人生においても、最終的に成功する子は、こういう子だと私は思っています。
そうして、ヤムチャ母さんです。
(前略)
年末より 部活の顧問の先生との間で、悶々とした日が数日あったのですが、田口先生との授業は、安心して(?)受けられているようで、気がついたら授業に没頭している、みたいな感じで、やっぱり田口先生の「魔法」を感じる次第でした。
(中略。部活の顧問の先生の厳しすぎると思われる叱責のお話です。そうなんです。彼は、部活で落ち込むような感じのことがよくあるらしいのです。それでも、私の授業は、とても集中して受けてくれるのです。本当にいい子ですね!)
更新されていました視点で、
・こどもの「失敗する自由」
・「子どもは、誰も、成功者でありたいと思っている」
・「親の顔をうかがう、というやつですね。子どものエネルギーを奪うことにもなりますし、結果として、子供を不器用にしてしまう可能性がある」
・「私はあなたを信じていません」というメッセージ
等々、本当に心にどーん!と響きました。
まさしく 書かれていることがその通りだと、核心をつかれていらっしゃるとおもいました。
田口先生のおかげで、私も気がつくことができて、(いくらかでも)改善できて(と思います。)初めて、読んだときほど、ドキドキしないで読ませていただきました。
^^;
本当に・本当に 参考になる・親の勉強になる とっっっても濃い内容だと思います。(そういっていただけて、うれしいです!)
私も 本当に現在進行形で 息子と共に、いえ、息子に成長させてもらっているのだなぁと思いますが、
・知恵を授けてあげて、物事は、知恵次第で、いくらでもうまく乗り切れると思えるように
・「知恵を授けるいいチャンス」と思えることを
常に目標に頑張りたいなぁ、と思いました。(これが 本当に難しいのですよね!本当に勉強は一生ものですね!)
いつも・いつも田口先生から 勉強させていただいております。(いいえ、私のほうこそ、参考になることばかりで、、)
いつも・いつもありがとうございますm(__)m m(__)m
と、ここまで打っていたのですが、また授業前に間に合わず、本当に申し訳ありません〜m(__)m m(__)m
今日の授業も本当にありがとうございました!!m(__)m
授業後、開口一番「(1時間が)早い!とにかく早い!!」でした。
「わかるようになって、嬉しい^^」と、今日も授業後は ご機嫌です^^
あの、(難しい)数学をやっていても、どこか楽しんで見えて、真剣に考えている様子は、田口先生の授業ならではだと、本当にそう思います。(そうですね。高校の数学は難しいですよね。一方で、わかると、これほど楽しい科目もないんですけどね。彼も、それを感じているところではないでしょうか?)
まだお伝えしたいことが、たくさんあるような気がするのですが、まずはここまで送信させていただきますね。
また、息子の様子 メールさせていただきますね。
では・では 失礼いたします。
(少々、私の愚痴めいたことを書いてしまったように思いますが、聞き苦しい部分がありましたら、すみませんm(__)m )
(いいえ、いいえ、そんなこと、思ったことありません。何なりと、、。いつもとても参考になり、感謝するばかりです)
私が、授業で目指しているのは、「(1時間が)早い!とにかく早い!!」
「わかるようになって、嬉しい^^」「あっという間に終わった」と言ってもらえるように、授業の質を高めることです。私は、おいしい料理を提供するコックのように、感動する授業を与え続けたいと思っています。
私は、今、数VC、数UB、物理TU、化学TUを、医学部目指している子に教えています(ほかの教科も聞いてきてもいいですよ、といっていますが、、)が、別に苦労して、やっと教えているという感じではないんですよ。
一方で、勉強がわからずに苦しんでいる子、きちんと勉強をする習慣のない子など、ほとんどどんな子でも、平気で教えて、大体いい方向に変えてしまいます。ご両親のご理解ご協力(ご協力が必要のない場合もありますけど)のもと、、。その例は、すでに十分ごらんになってきた、という方もおられるでしょうね。
私は、この仕事以外に関しては、たいした能力のある人間ではないわけですけどね。
2012年2月3日 12:18:36
視点余話。先日、私は、ある駐車場で、車止めに足をとられて、転びそうになり、必死の形相(ぎょうそう)で、こらえ、何とか、転ばずにすんだという経験をしました。
ほう、よかった!まだ、私の機敏な(?)動きはおとろえていない!
と思ったら、すこしはなれたところから、その私の様子をめざとく見て、妻が大笑いをしていました。
一体この人は、、、。
妻は、私の失敗を見つけるのが好きなようで、ずっと、以前、私がヘルメットをかぶったまま、階段につまずいて、ヘルメットを階段にぶつけたという話をしたら、妻のお父さんに、その話を電話でし、「かなりうけた」と喜んでいました。
私の小さい失敗は、妻にとって、「蜜の味」なのでしょうね。気をつけねば、、。.~@~
さて、本題です。
前回私が医学部を目指す子に、数VC、数UB、物理TU、化学TUを教えている、と書いているのをお読みになって、そこまでの知識はいらない子もたくさんいるといわれる方もおられるかと思います。確かにそうなのですが、一方で、そういう知識の余裕が「わかりやすい説明」につながるような気がすることもあります。
とにかく、本人の間違ったとき方に、ついていって、ここがおかしいとピンポイントで説明することができますから、、。実は、家庭教師の仕事には、子どもたちの、解く過程を見つめ、分析して、そのミスがどういうところから生じて、どうしたら、いいのか、どういう勉強の仕方がいいのか、というのを伝えるのも、含まれるのですね。で、そのためにも、その子の「独特な」解き方に付き合える余裕が必要だったりすると思います。これは、知識の余裕がないとできないのでは、と思ったりしています。
また、オール1みたいな子を教えると、もっとも難しい子でも、「こうすれば動く」みたいなことを学ぶことができますから、これも、心の余裕になるのですね。最も難しいと思われる子を動かすことができると、普通の子を動かすのには、それほど苦労をしなくて、すむようになります。
皆さんが手を焼いておられる子供さんたちは、私にとって、そんなに難しい子には思えなかったりするんですね。9割がたのお子さん、つまりほとんどのお子さんがそうだったりします。残りの1割は、病的に難しい子だったり、複数の原因がからみあって、勉強できないという感じの子です。
大げさにいっているわけではないのですよ。この仕事の専門家でしたら、当たり前と思っていっているのです。
で、勉強それ自体を教えるにしても、知識の余裕がなければ、いい授業ができないと思うのですが、子どもたちとのかかわりにおいても、やはり余裕が必要な気がしています。
たとえば、のんびりして、いつまでも勉強しないように見える子が、あるとき、急にがんばりだす、ということはよくあって、ついのんびりしていたときに、その姿を見て、「勉強しろ」とかいいたくなるのですが、あとで、いわなくてよかった、と感じた経験をお持ちの方は多いのではないでしょうか?
実は、このがんばりだす前よりも、がんばりだしたあとの方が大事なのですよね。
もちろん、勉強しろといわなくて、それで、本当に勉強しないという子も、いっぱいいることでしょう。そういう子には、そういう子なりの対処の仕方というものがあります。勉強しろということによって、動かそうとするより、はるかに有効な方法が、、。私は、すでにこのヒントになるような話も、具体的に記してきました。
私の尊敬する勝海舟という人は、そのあたりの呼吸をわきまえていた方で、「人間余裕がなければ、大事はできない」というようなことをおっしゃっていました。
私が若いときに、この言葉を目にしたとき、あまりピンとこなかったのですが、いまは、よくわかります。心の余裕が、子どもたちとかかわるときには、必要なときが多くあります。
本田宗一郎という「ホンダ」という自動車メーカーの創始者である方は、「60キロの速さまで走ることのできる車が、60キロぎりぎりで走り続けると、いずれ、故障する。車にも余裕が必要で、それと同じようなことが、人生のさまざまなことに関していえる」みたいなことをおっしゃったと記憶しているのですが、これなども、余裕の大事さをわかりやすく伝えていると思います。
勉強を教えるにしても、子どもたちとかかわるにしても、やはり余裕というものが必要で、でないと、子どもの心をかき混ぜて、ぐちゃぐちゃにしてしまう、なんてことにもなりかねません。
そういえば、その医学部を目指している子は、mihomamaさんのご紹介(mihomamaさんは、紹介というほどのものではありません、とおっしゃってくださっていますが、、。いずれにせよmihomamaさんありがとうございます!!)なんですね。
mihomamaさんのお話をお聞きになって、その子のお母さんが、大乗り気になって、彼に、私の体験授業を勧められたのですが、本人はあまり乗り気ではなかったらしく、応じてくれなかったのですね。
私は、体験授業を受けてくれれば、私の価値はわかってもらえると思っていたのですが、、。
そういえば、先日、そのお母さんから、メールをいただきました。国立大学の医学部を目指すというだけあって、とても頭のいい子なのですが、そのお母さんのメールに、「いそいそと授業の準備をしていました」というコメントをいただきました。
この子、半年くらい前に、mihomamaさんから紹介いただいて、そのときは、本人が乗り気でなくて、体験授業をする前に「振られてしまった」という子なのです。
最近、お母さんがタイミングをとらえて、再度提案されたところ、私の体験授業に応じてくれて、今は、上で申したように、とてもノリノリで勉強してくれています。
あっという間に、私の授業が終わった、ということを感じてくれていることでしょう。
先ほど申したように、体験授業に応じてくれたら、私の能力はわかってくれると思っていたのですが、やはりでしたね。
先生の好き嫌いは激しいというふうに聞いていたので、難しい子かな、とある程度覚悟はしていたのですが、ぜんぜんそんな感じもなく、とても礼儀正しく、きちんとしているので、びっくりしました。
このまえなんか、「このまえのセンターの問題についてとかも、質問していいですか」とおそるおそる聞いてきたので、「どんな教科でも、何でも聞いていいですよ」と伝えたところ、センターの数UBのベクトルのところを聞いてきました。
もう彼なんかは、私の教える能力だけで、十分、私の「魔法」にかかってくれている感じですね。
「お母さん、授業に集中してくれて、ありがとうとお伝えください」と書きたいことろですが、mihomamaさんから紹介していただいた方なので、このホームページを見て、という方ではないので、お読みになっているということは、期待しにくいですかね。
やらないと、徹底してやらない子、と聞いていたのですが、今のがんばりようからすると、そんな心配はまったくなさそうです。
2012年2月10日 10:07:14
そういえば、私は、mihomamaさんの娘さんについて、あまりお知らせしてこなかったですね。もっと早くにとりあげるべきだったと反省しています。
下は、ちょっと前に掲示板に私が、本人の了解のもと、投稿させてもらったものです。
「mihomamaさんの娘さんについて、本人から、ご了解いただいたので、書き込みさせていただきますね。娘さんに、ご了解ありがとうとお伝えください。
おそらく、お母さんや本人が書き込むことははばかられると思いますので、、。自慢みたいになってしまいますし、、。
最近のテストで、ついに、トップの科目が4教科、全教科でもダントツトップとのことでした。本人もご両親も驚いたでしょうが、僕も驚きです。
数学も、最初のころは、とてもゆっくりでしたが、じっくり取り組んで、今は、とてもしっかりできるようになっています。どんどん賢くなっているのがわかりますね。
とてもおとなしい子ですが、こつこつとがんばってくれています。彼女にも、メールでメッセージをおくらせていただいたのですが、いい手本となる事例ではないかと思います。」
これを見ても、とてもがんばっていることがうかがえますでしょ。
黙々とがんばるという感じで、次第に成績をあげ、こんな感じになっています。私が、こういうふうにもっていった、というわけではありません。亡くなったお姉さんの影響とお母さん、つまり、mihomamaさんの影響で、こうなったのだと思います。私が心がけたことは、「できるかぎりわかりやすく教える」ということだけでした。たとえば、mihomamaさん、今大学に通われて、すばらしい成績をとられるなど、とてもがんばっておられますから、、。その背中を見て、彼女が、このように変わってきたといえるでしょう。
私は、「環境(いわゆる、机があるとか、勉強部屋があるとかいうものと全く違う意味での「環境」です。すでにどこかで、述べてきましたので、ご存知の方も多いかと思いますが)と言葉」というものが、子どもさんのがんばりに、とても影響を与える、ということをいい続けていますが、この子にも、いい「環境」があったというべきでしょう。
そんな彼女でも、ある肉親の方の厳しい言葉(おそらくは励ましのつもりだった)を嫌がったりしていたことがあることを知ると、やはり「言葉」の大事さも、痛感させられます。
「環境と言葉」については、以前のこのホームページでも、本でも取り上げているかと思うのですが、もう一度、ここでも、簡単に記させていただきますね。
「環境」とは、簡単に言いますと、親が不必要に守らないこと、ポイントをしっかりおさえ、ポイント以外は、ぼーっとしているくらいでいること(実際にボーっとしているわけではありません)。そういう中で、自然と生じる厳しい環境に、知恵を使って立ち向かっていく、そういう勇気と知恵を伝えていく、育てていくという感じでしょうか?具体的内容は、このホームページから、拾ってみてください。
この逆が「子供の介護」ですね。これも、どこかで記していると思います。何が「介護」で、何が「ポイントをついたかかわり」か、は、とても大事で、自分では「介護」でないと思っていたことが「介護」だったということは、よくあることですね。これを知るヒントも、このホームページのあちこちで知ることができるでしょう。
一方「言葉」とは、厳しい必要は、ほとんどなく、むしろ、タイミングよく、声をかけ、ほめてあげることによって、子供さんたちを、刺激し、子どもたちが、自分の意思で、行動したかのようにもっていってあげること、という感じでしょうか?これまた、そのサンプルは、このホームページで見て取れると思います。
ぜひ、ご自分を責められる形でなく、「なるほど」と感動しつつ、かかわりを工夫するヒントにしてみてください。ぜひ、新しい発見を楽しむように、、。
私は、皆さんとwin-winの関係を構築し、その輪を広げていきたいです!
2012年2月17日 9:30:08
mihomamaさんに、最近、掲示板で、質問させていただいたのですが、掲示板1に返事をいただきました。さらに、プライバシーにさわる部分を考慮されてか、メールで、もっと詳しく連絡してくださいました。
専門分野にとても詳しくなられていることが、よくわかりますね。上の、私の文章についても、メールでコメントをくださいましたので、で、掲載に関して、ご快諾いただいたので、そのうち載せさせていただきますね。いつも、いい刺激をいただいています。本当にすばらしい方です。
さて、また別のお宅なのですが、こちらも、掲載をご了解いただいたので、ホームページに載せさせていただきますね。
今、小5ですから、あと1年で、受験の子ですね。
教えはじめたころ、塾を嫌がり、塾の復習をしたがらない、ゲームや友達との遊びをどうしても、優先してしまう、という感じの子とのことでした。でも、私が授業をすると、とても集中してくれて、楽しんでくれました。とてもいい子なんです。不思議なくらいいい子でした。たまに笑い声が漏れたりして、楽しそうでした。もちろん、今も、、。
ということで、私は、彼のことですから、頑張ると思いますから、大丈夫ですよ、と申しあげましたが、その通り、今、とても頑張ってくれています。私との、2時間の授業も楽しそうに勉強してくれています。確か、塾の1時間45分が長いといってた子だったかと、、。それも信じられないくらい集中してくれています。いつしか、塾がいやだということもなくなり、、。
おかあさんのサポートのおかげもあるかと思います。ありがとうございます。また、彼にありがとうとお伝えください。では、お読みください。
レベルの高い塾なので、大変ですが、その中で、すこしずつ少しずつ成績を上げていってくれています。頑張っているので、頭のいい子ですし、もっともっと成績を上げていってくれるでしょう。
あるとき、急にあがったりする子もいます。こちらは、打つべき手を打ち、その日を待てば、本人が結果を出してくれます。全体のトレンドとして、いい方向にいっているということが大事ですね。
いつも、頑張ってくれて、ありがとうとお伝えください。私も教えるのが楽しいですと、、。
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