家庭教師田口の視点(57ページ目)

目が疲れるというような方は、ぜひ、プリントアウトされてから、お読みください。無理をされませんよう)

2011年12月9日 8:05:14
 そういえば、以前、滋賀県の「風鈴」さんのところに、体験授業でおじゃましたときに、「田口先生のホームページ、『プロ家庭教師 京都』で検索したら、トップに来ていますよ」といわれました。
 驚いて、家に帰ってから、検索してみたら、おっしゃるとおりで、最初のページに載っていました。
 ほう〜!ですね。だんだんと私のホームページを気に入って読んでくださる方も増えてきて、こういう結果になったのか、とうれしかったです。
 もっとも、私は、普段は、こういうことに、あまり頓着(とんちゃく)しないたちで、いい内容でしたら、おのずと、ホームページのアクセス数も増え、検索サイトでの評価も上がるだろうし、自分が考えるべきは、いい内容をホームページに盛り込むことであって、そうしたら、おのずと、世間の評価が上がって、アクセス数も増えるだろうと、漠然(ばくぜん)と考えていました。
 私の申していることを、世間の皆さんがどのくらい、評価してくださっているか、くださるかは、自信満々というわけではなかったですが、、。

 最初のころ、当然のことながら、検索サイトのページをいくらめくっても、このホームページに行き当たらなかったことを思うと、ありがたいことですね。このホームページがここにいたるまで、9年間かかったのですね。
 熱心にお読みになっている方も、ずいぶん増えてきているということは、いろんなところで実感しています。お問い合わせ、ご質問、皆さん、ありがとうございます!
 私は、皆さんとの間の敷居をできるだけ高くしないようにと心がけています。お問い合わせ、ご質問など、お気軽に、メール、掲示板への書き込みお待ちしています。
 「お忙しいんですね?」と聞かれたら、「おかげさまで」と答えるしかない状況ですが、でも、そういっていられないお宅もありますよね。嫌いな仕事でないので、多少の忙しさは、気になりません。

 この「手作りのぷんぷんする」ホームぺージが、そして、私自身が、皆さんに、少しでも、いい影響を与えることができれば、と思っています。皆さんの「血や肉」になるまで、繰り返し、お読みいただければ、と思います。きっと、お子さんを大きく成長させていく原動力となるでしょう。

 さてさて、次回は、子どもさんについて、「不安に思う」ということの危険性について、お話しましょう。「やぽんの母」さんからの、メール、ファクス、お電話に、よく出ている言葉がこの「不安」でした。今は、ご自身でお考えになってか、ずいぶん減ってきましたが、、。
 これを分析的にとらえてみましょう。といっても、そんなに堅苦しく書いていくつもりもないので、お気軽にお読みください。「やぽんの母」さんをはじめ、皆さんのご参考にも、なりましたら、、。
 多くの親御さんが、がんばってはいけないところでがんばって、がんばるべきところで、がんばらずにいる、という感じで、このホームページで、それを具体的にお伝えしてきているのですが、次回からも、そのあたりのご参考になるようなお話をさせていただきますね。

 ちなみに、私は、自身の子どもに不安を感じたことは、ほとんどありません。それは、今の自分の子が、私に不安を抱かせるような子になっていないというのもあります(専門家なので、当たり前と思われるでしょうが)が、意識してそうしている、というところも多少あるんですね。
 実際、わが子が幼稚園のときにいじめにあったときは、「子どもに、知恵を伝えるチャンス!」と思ったくらいです。(つづく)

2011年12月23日 14:30:17
 (つづき)この、わが子が幼稚園のときにいじめにあったとき「子どもに、知恵を伝えるチャンス!」と思った」という話は、家庭教師田口の視点(8ページ目)の2003年7月15日の書き込みに載っていますので、ご参考に、、。
 そのとき(つまり、幼稚園のその事件)以来、娘は、人間関係でも、勉強面でも、大きなトラブルもなく、きています。学校での面談のときに、「とくにいうことないなあ」と先生から言われたというときは、「それ、最大のほめ言葉だよ」という話もしてあげました。「学校の先生を楽ににさせてあげるためにも、面談は、当面いらないかもね」と冗談交じりにも、、。

 私は、子どもには「失敗する自由」があると思うのですね。思い切って、何かをやって、失敗する、で、そこから学ぶ。そういう自由が、、。
 それは、たとえば、親が不必要に守らない、あとで親から叱られない、不安な表情をされない、ショックの顔をされない、ということからくると思います。本人なりに考えてやったことに関して、失敗して、親からあれこれ言われる、親からいやな顔をされると思ったら、子どもは、失敗を恐れずに、何かをしようとする前に、親の顔が浮かび、親にどう思われるか、親が何を言ってくるだろうか、ということを、つい考えてしまいますよね。
 親の顔をうかがう、というやつですね。子どものエネルギーを奪うことにもなりますし、結果として、子供を不器用にしてしまう可能性があるかと思います。

 会社などでも、そうでしょ。おべっかを使う人間ほど、実務能力は低いというようなことが一般的に言われますが、これも、同じようなことがいえ、上(親)のご機嫌を伺うようになると、あるいは、上の人間のことばかりが気になると、器用に立ち回れない人ほど、能力が低下するということが言えるのではないかと思います。本来神経を使うべきことに神経を使えず、、

 人は、失敗から学ぶ部分もあるかと、思います。そのとき、周りの人間が、知恵を授けてあげて、物事は、知恵次第で、いくらでもうまく乗り切れると思えるようになれば、さらにいいかと思いますし、周りの人間のありかたとしては、このあたりが一番いいのでは、という気がしています。
 あくまで、知恵や情報を伝えてあげる、その子が多少困っても、淡々と見守ってあげて、その子なりにかんがえて、がんばって何かをし遂げたら、あるいは、し遂げる過程で、声援を与えてあげて、ほめてあげる、喜んであげる、という感じかと、、。
 子どもは、誰も、成功者でありたいと思っているはずです。で、周りの人間は、そのための「黒子」であり、「補助輪」であったら、いいのではないかと思います。

 ほめ言葉は、100回言っても、子どもは、「もう言わないで」とはいわないでしょう。でも、けなし言葉は繰り返すと、子どもはそれから逃げようとするか、それに反発するか、それに鈍感になるか、いずれにせよ、いいことはないと思います。
 「この子は、何を言っても、いうことを聞いていないかのようだ」みたいな感じでしたら、ポイントをついたかかわりをされていないため、かも知れません。
 けなし言葉は、せいぜい一度言えば十分で、できたら、いわずにすますべきでしょう。けなさなくても、子どもたちを動かすことは可能ですし、むしろ、タイミングよくほめることによってのほうが、「副作用」もなく子どもたちは、自ら進んで、動くようなところがあります。
 下でとりあげるお二人のかたも、それを実践されている方です。このお宅だけでなく、ポイントをついたかかわりにより、見ちがえるほどの変化を子どもたちは見せてくれます。
 こちら側の心の余裕が、こういうかかわりには、どうしても必要になってくるのですね。
 
 「不安」ということに触れて、さらに言わせていただくと、そういう不安な表情、言葉は、「私はあなたを信じていません」というメッセージを与えているのに、等しかったりします。それは、ショックの表情や叱り言葉にも、そういう側面があるという認識はもたれるべきでしょう。
 
 ですから、不安になられる前に、不安な表情を浮かべられる前に、「知恵を授けるいいチャンス」と思われることは、思えるかは大事なポイントといえるのではないかと、、。
 ご参考になりましたら、、。
 
 さてさて、「椿」さんから、メールいただきました。というか、あちらからは週2くらいでいただいているのですけどね。そのひとつ、ふたつをご紹介しますね。載せることに関して、快諾をいただいたものですから、、。「上空を飛んでいる」子の、もうひとつの例をご覧いただければ、、。私が、教え始めたとき、土日は休みと決め込むなど、あまりの勉強時間の少なさに、「椿」さんも、悩んでおられる感じでしたが、今は、見違えるほど、勉強に専念してくれています。本当に立派です。彼にいつもありがとうとお伝えください。「椿」さん!

「視点!!拝見しました。感動です。」これは、前のページのヤムチャ母さんのメールに対してです。ヤムチャ母さんのところの彼、どんどんしっかりしてきましたね!

あ、「視点」掲示板、ホームページ拝見してます。 ホントに、先生の手づくりのにおい、ぷんぷんの感じが大好きです。」(こちらは、上の私の書き込みに対してです。「椿」さん、ありがとうございます!

「ホームページに載せて下さるとのこと。よろしくお願いします。
「視点」を書き始められてから、本当に長い年月ですね。
私にとっても、先生のホームページに出会えたことは、子育てをしていくうえで、とても大きかったです。(
長い間お読みいただき、ありがとうございます。本当にうれしいです!

子供たちが、小さい頃(小学生だったかな?)から拝読できたことで、なかなかキチンと実践はできなかったとしても、いろんな意味で、心の中の心棒として存在してくれていた気がします。

手づくり感、いっぱいの、田口先生の誠実さあふれる「視点」、これからも楽しみにしています!

ドラ(
「椿」さんのお子さんを掲示板では、そう呼んでおられます)ですが、やはり、単語テストは先生がおっしゃる通り、「手が回らないときがある」ということのようです。
昨日、「今日はどんな感じ?単語テスト
は出来そう?」
と聞くと、「ん〜〜、進み具合による、、。」と返ってきました。
なるほど〜〜。おっしゃる通りです。

昨日は結局テスト
はできませんでした。
本人は自分なりにはやってると思うのですが、、、。(
そうですね。毎日と〜ってもがんばっていると思います。私の宿題だけでも、やらなければならないことがととても多くて、本当に大変だと思います。くじけずに、がんばり続けて、立派ですね

毎日、ご飯の時以外は殆ど部屋で勉強してる感じです。(
えらいのひとことしかありませんね!
ほんと、すごいなぁと感心します。
昨日はお天気がよかったので、「部屋の中でいいから、窓辺で、ちょっと日に当たりやぁ〜。」「は〜い。」とこんなやり取りをしました。(心身の健康に、日光は大切ですものね、冬期鬱にならないように。)
日に当たる暇もない、、そんな毎日です。

今日もいいお天気。

今日も一日、無事頑張れますように。

では、またメールいたします。


 下は、こちらは、「ヤムチャ母」さんのメールです。いつも楽しいメールありがとうございます。

いつも大変お世話になっております。
お忙しい中 いつも・いつも ご丁寧に ありがたい・あたたかいご返信をいただきまして、本当にありがとうございますーーー!!m(__)m m(__)m
息子も頑張りを認めていただいて、お褒め頂いて、励ましていただいて、恐縮(?)しながらも、嬉しそうでした。^^
我が家が、いつも田口先生に支えていただいて、頑張れるパワーをいただいておりますのに、本当に恐縮・縮・縮でございますぅー(*´`*)(
いえいえ、こちらこそ!
そして、火曜日の授業もありがとうございましたぁーーー!!m(__)m
授業が終わった後、
「きてる!!俺 きてるかも!」と豪語(?)していました。^^;
「いやぁー、わかったわー!」って、とても気持ち良さそう(?)でした。
モヤモヤしていた部分がすっきりしたのでしょうね。
田口先生のおかげで、いつも授業後はハイテンションで、ご機嫌です。
いつも ありがとうございます!!m(__)m m(__)m(
こちらこそ、クラブで疲れているかもしれないのに、授業に集中してくれて、ありがとう。彼のがんばりに応えたいといつも思って、授業をしています。そういっていたと、、)
 
息子の様子ですが、
金曜日は、英語リーダーをやっていました。
土曜日は(午後 部活) 英語文法をやっていました。
日曜日は(午前 部活) 化学(テストの解きなおしとトライアル)をやっていましたが、行き詰ったようで、「田口先生に教えてもらう。」と言って、英文の書き取りに切り替えていました。(
わからないといっていた化学、説明させていただきました。もう一度復習すれば、彼のことですから、定着するかと思いますが、またやって、わからなければ、遠慮なく、聞いてきてください。「ヤムチャ母」さん、そういっていたと、、
月曜日は サクシードをやっていました。
火曜日は また帰宅が遅く、いつものごとく、授業前ギリギリ行動でした。
水曜日も帰宅が遅く、「なんか疲れたから、今日は早めに休むわ〜。明日は、部活が筋トレだけになったから、今日休んだ分は、明日頑張るわ。」と言って、冬休みの宿題で 英語を持ち帰ったのですが、その問題集(?)をパラパラと眺めて、(長文問題が11問ほどありました。)部屋へ行きました。

今日は 5時半頃帰宅し、少し休んでから サクシードをやっています。
今日、数学の授業があったそうで、今日の内容は理解できた。(先生の説明の後に、練習問題をやったらできた。)と言っていました。(
ありがとう、復習してくれて!
勉強している姿勢を見ていると、なんといいますか、少〜〜しずつですが、進歩(?)成長(?)しているのを感じるような気がします。
田口先生に教えていただいてることが、核になっている、といいますか、気持ちの中に根付いているのだなぁって、強く感じます。
田口先生の魔法だなぁって、ことあるごとに感じています。
やはり、我が家は田口先生にいつも 感謝・感謝です。m(__)m m(__)m m(__)m

また息子の様子 メールさせていただきますね。
では・では 失礼いたします。」 

 今は、暇があれば、勉強に専念しているという彼です。自分から、目標を設定して、苦しい時間のやりくりの中で、必死になってがんばっている姿からは、私はエネルギーをもらいっぱなしです。ありがとう!

2012年1月6日 12:09:50
 新たな年になりましたね。謹んで、新年のご挨拶を申しあげます。

 「やぽんの母」さんの息子さん、今離陸しかかっているところです。毎日していなかった宿題をほぼ毎日するようになりました。授業態度、集中力もずいぶんよくなりました。
 「勉強したくないから、したくないの!」みたいなことをいっていた子でしたが、今は、何とか私との約束を守ろうとがんばってくれています。「やぽんの母」さん、ありがとうとお伝えください。
 お母さんのご努力のおかげでもありますね。ありがとうござます!

 今は、「機体が少し浮き上がろうとしている」、という感じでしょうか?

 なお、「チャンスと思う」ということに関してですが、私自身は、子どもたちの点数が悪くなったりしたとき、「何かを伝えるべきチャンス」と思うことが多いです。そのひとつの例として、家庭教師田口の視点(46ページ目)のはじめのあたり、2111年1月10日の書き込みがあります。もしよろしかったら、ご覧ください。これは、CMさんの娘さんが、確か、彼女にしては、おかしな点をとってしまって(模擬テストですし、普通の子からしたら、けっしておかしな点とも思えないのですが)、私が「チャンス!」と思って、いろいろチェックして、本人に悪かった国語の問題の解き方を伝えた、という話です。

 CMさんの娘さんは、なんと次の模試で、満点をとりました!

 もし私が、点数が下がったことをいうばかりで、どうしていったらいいかを伝えなかったならば、彼女は、これほどいい点をとれただろうか、と思ったりするんですね。
 同じような経験は自分の娘でも経験していますし、私は、悪い点をとって涙目だった娘に、「悪い点をとること自体は、気にすることはないよ。それよりも、どうしたらいい点が取れるか、間違いを分析して、次のテストに生かすことが大事だよ」というようなことを伝え、私なりの分析と対策を伝えた記憶があります。
 娘は娘なりに、私のアドバイスを実行に移し、いい結果を次第に出すようになっていき、自分の弱点を克服していきました。

 で、いい点をとったら、思いっきりほめてあげました。このとき、私は頭をなでなでしてあげましたが、こういうとき、拍手をしてあげてもいいですし、すこし大げさにでも、喜びを表現してあげるといいかと思います。
 (次回は、ページを変えて)



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