家庭教師田口の視点(181ページ目) 

 ぜひ、楽しむようにお読みくださいね。いい知恵をもらった、という具合に、、。目が疲れるというような方は、プリントアウトされてから、お読みください無理をされませんよう
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2022年10月3日(月)

  視点余話です。

やったー、勝ったあ!

と、先日さけんだのは、「愛知の子」の妹さんの方でした。

 この子もとてもがんばり屋さんで、いい子です!

 中間テストの直前で、私の示した解き方のほうが学校で教えられたのよりも、簡単そうにみえたようで(私も簡単だと思います)、本人それで解こうと思ったようなのですね。でも、それで解答したら、バツにされるかもと不安なので、直接学校の数学の先生に、それでもいいか聞きに行ったようなのです。

 とてもいいことですね!先生の中には、自分の教えた解き方でないとバツにするという先生が、実際おられるものですから。不思議ですが、本当なんですよ。

 そうしたら、私の示した答案をみて、その数学の先生が

「それでもいいけど、ここはこうしたほうがいい」

と言ってこられたらしく、本人が私に

「学校の先生がこういってこられたのですけど」

と、聞いてきたのです。具体的にその先生の修正箇所を伝えてくれながら。これもいいことですね。

 私は、本人から、その先生のアドバイスの説明を受けたとたんに、

「それはおかしい」

と思って、おかしい点を伝えました。本人も、その学校の先生の解き方でやると、解けなくなってしまったようで、どうしたらいいのかわからず、私に聞いてきた感じですね。

(つづく)

 

 

2022年10月6日(木)

 今回も視点余話です。

 コンビニのトイレはどこもいつもきれいですね。いつも感心します。

 実は、仕事の帰りにたまに寄るコンビニが最近できました。商品を買うというよりもトイレをお借りするということの方が多いのですが。というか、トイレをお借りするというよりも、トイレの中の掲示物を読む(ながめる)ということが主目的だったりするのですが。

 その「掲示物」には、猫の写真が2枚ほど添付されていて、それがとてもかわいいんですね。で、その猫が店長であるかのようにその下に文章が書かれていて、毎月その猫が店長として、お客さんにあいさつするという形をとっているんです。

 それをながめるのが楽しみで、トイレをお借りすることが多くなったのです。

 で、先日、そのトイレに入ったら、下に100円が落ちているではないですか。

 お店のトイレに入って100円が落ちているのに出会ったのは初めてで、金額的に警察に届け出るほどのことでもないですし、ただ、そのまま置いておくと、だれかが勝手にとって行ってしまうかもしれないし、落とし主はおそらく気づいておられないでしょうから、とりに戻ってくる可能性はきわめて低いでしょうし、どうしたらいいか、考えました。

 よかったかどうかはわからないですが、私の出した結論は、

「お店の人に渡そう」

ということでした。で、トイレを出た後に、レジのところへ行って、感じのよさそうな店員さんに声をかけ、

「これ、落ちていました」

と伝えました。店員さん、やさしそうに

「そうですか。すいません」

と答えてくださり、受け取ってくださいました。店長さんではなくてバイトの方のようでしたが。

 そこで、私は一言添えました。

(落とし主が見つからなかったら)猫くんにあげてください

店員さん、にっこり。

 

 

 

 

2022年10月10日(月)

 下記は、「少し変わった子」からのSkypeメッセージです。実は先ほどパソコンをあけてみたら、入っていました。ほやほやの質問ですね!ほぼ毎日彼からは、こんなメッセージをいただいています!

 私は、「勉強はしつこく、人間関係はあっさり」と皆さんにお伝えしているのですが、そういう意味で「少し変わった子」のしつこさは立派ですね。

 最近は、プライベートなおもしろい質問がなくなって、ちょっぴりさびしいですが、でも、質問の数自体は、おそらく増えてきていると思います。前回とりあげたときと同様に、私の返答は割愛させていただきますね。

写真の大問7は数学の問題ですが、答えを書くときに、m/秒と書いていいですか?

生産者は植物のみを指しますか?

これらの写真は問題文と僕の解答です。僕の解答はあっていますか?


電解質は水に溶けていない状態でも電気を帯びていますか?

原子核は電気を帯びていますか?

電気分解は、化学反応の逆のやつの1つの「分解」の仲間で、文字通り「電気によって分解されること」ですか?

ダイヤモンドと黒鉛は同位体ですか?

塩素の化学式はCl2ですか?


精製水って何ですか?


英検の2次試験は何が重視されますか?

 

 

 

2022年10月13日(木)

 このページの最初の「愛知の子」の妹さんのほうのお話、やったー、勝ったあ!」のお話のつづきです。

 で、私はおかしい点を指摘したうえで、もう一つ、重要なアドバイスをしました。

 それは、

「先生これおかしくない?」

みたいな失礼ないい方は避けたほうがいいということです。もちろん、それでも大丈夫な先生もおられるかもしれませんので、本人が

「絶対大丈夫」

って思っているのでしたらいいですが、そうでない場合、先生のプライドを傷つけかねないようなことは、危険だという認識は持っていた方がいいでしょう。

 たぶん、心配りのとてもできる彼女のことですから、わかっているかもしれませんが、念のため伝えておきました。

 「先生」と呼ばれる人間は、プライドが高いので、親御さんにしろ、本人にしろ、十分気をつける必要があると、常々感じています。ほんと、経験されたことのある方もおられるでしょうが、とても危険です!

 

 

 

2022年10月17日(月)

 今回は、常識的理屈にとらわれない、直感を重視するというお話をしますね。

 実は、私が常々気を付けているのがこの点なのです。

 少なくとも、この教育という仕事に関しては、いわゆる世間的常識、理屈よりも私は私の直感みたいなのを重視します。

 なぜ、直感を重視するかといいますと、理屈には限界みたいなものがあるように感じるからです。私は人一倍理屈を考えるのが好きで、勉強が好きなのもそのせいかと思っています。私は、信じていただけるかわからないですが、今が一番頭がいいと思っています。

 でも、理屈には「穴」があるように感じるのですね。たとえば、Aさんが、「勉強が好きだから勉強する」と言ったとします。これは理屈として通っていますね。

 でも、ほかにも理由があるかもしれませんよね。将来いい会社に行きたいから、とか、いい大学に行くと格好いいから、とか、親に勉強するように仕向けられた、とか、、、、。

 まだまだあるかもしれません。

 で、そのまだまだある理由が実は重要な理由で、Aさんも私たちも、思いついていない部分だったりするのですね。

 たとえば、ある人が言ったことに、

「何かへんだなあ」

と感じたことはありませんか?はっきりわからないけど、ぼんやりと。(つづく)

 

 

 

 

2022年10月20日(木)

 (前回のつづきです)

「何かへんだなあ」

って感じる。これは、直感がそう感じさせるのですね。言っていることは理路整然としていて、ケチのつけようがないのに、どこかおかしい感じがする、というわけです。

 で、私は仕事においては、特にこの感覚、つまり直感をを大事にするわけです。

 もちろん、理屈は大事ですし、世間常識も大事かと思いますが、それにとらわれてしまうと、かえってものごとがうまくいかないような気がしています。

 たとえば、私は

どんなレベルも全教科(教える)

ということを、家庭教師を始めてしばらくしてから掲げたのですが、掲げた当初は「それは無理だからやめとけ」的なことを言われたことがあります。この業界に詳しい方ほどそんな感じでした。当時(今も?)「どんなレベルも一人で全教科」は、常識的に無理に見えるという感じだったのでしょう。私は単なる「大馬鹿野郎」にしか見えなかったのかもしれません。

 確かに世間常識からすると無理なのでしょうが、私の直感は

「それで行ける。むしろそうするべきだ」

という感じだったのです。

 今、私はその判断がそれほど間違ってはいなかったということを人生をかけて実証し続けているわけです。

 で、そのほうが子どもたちにとっての勉強の効率がはるかにいい、というのを実感しています。

 

 

 

2022年10月24日(月)

 今回は、受験対策は学校で何を教えているかは関係ない、というお話をしますね。したがって、私は受験指導を大学受験であれば、高1のときから始めるというように、普通の人が考えるのからすると、ものすごく早くから始めることがあります。

 中学受験で、小学校で習っているレベルはほとんど出ず、したがって、学校で習っていることをほとんど無視するような感じで、受験指導を行うというのは常識になっているかと思います。

 たとえば、中学受験で当たり前のように出るつるかめ算は、小学校ではほとんど習わないですしね。

 ただ、実は高校受験でも、大学受験でも事情はかなり似ているといえるでしょう。

 高校受験は内申がかなり重視されることもあり、中学での定期テストが大事になっている面がありますが、それでも、実際の入試問題となると、

「そんなもの絶対習っていないよ」

というのがいっぱいあります。例をあげると、古文の読解とか、京都の公立高校で言えば、数学の整数の規則性を問う問題とかですね。

 古文の読解問題なんて、完了・存続の助動詞の「り」なんて当たり前のように、本文中に出ますしね。感覚的にわかるような部分もありますが、文法的にしっかり理解している方がはるかに解きやすいです。でも、学校でも塾でもほとんど教えていないというのが現状ではないでしょうか?(つづく)

 

 

 

2022年10月27日(木)

 そういえば、「ちょっと変わった子」、定期テストの社会でとてもいい点をとりました。なんと90点越えでした。ほかの科目も全体としていい点だった感じですが、この社会が、もともとは本人が一番苦手だった科目だっただけにすごいですね!立派ですね!

 社会で90点を超えたのは初めてのようで、もしかしたら、彼自身もびっくりしているかもしれませんね。

 確か、社会は興味がわかなかったというようなことで、勉強できずにいたような感じだったと思います。

 それが、今回は一番の点数の稼ぎ頭になりました。おじゃましたとき、あるいはSkypeのメッセージで、私に弾丸のような質問を毎日のようにしてきてくれたことが功を奏したのでしょう。学校の勉強に限らず、疑問に思ったことを即座に私に質問し、それで「わかった!」をエネルギーにして、ずんずんと勉強にのめりこむ感じですね!

 人はどういうふうにして勉強にのめりこむのかなどについて、とても学ぶことがある子です。

 得意不得意はこんなものなんですね。苦手科目もやり方次第で得意科目にもなりうるということですね。私は日々このことを実感しています。

 よく「僕は文系が不得意」「私は理系が不得意」とかいう子いますでしょ。彼をみれば、そういうのはいくらでも変わりうるということがおわかりいただけるかと。

 

 

 

2022年10月31日(月)

  前のページの最後のつづきです。

 前回、耳の中のどす黒いゼリー状のかたまりが実は血のかたまりだったという衝撃的お話をしたのですが、今回は、そのあとに、

 私が、

耳の鼓膜にずっと穴があいたままで、、、」

みたいなことを、念のためその初見の耳鼻科の先生にご説明したところ、先生、

ふさがっていますよ

と一言。しかも、たんたんと。これには「血のかたまり」のお話以上にびっくりしました。

 もう小さいころに中耳炎の手術をし、その後しばらくして穴があいてしまったもので、いつまでたってもふさがれておらず、耳鼻科に行くたびに、

「鼓膜に穴があいてますね」

と言われ続けてきたので、いい意味での「寝耳に水」でした。そう言えば、聴力が回復してきているような感じがしてきていましたが、まさか!(次のページの最後につづく)

(次回はページを変えて)

 

 

 

 

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 「先生と言われる人間にはろくなやつはいない」と言ったとき

日ごろは理屈っぽく考えながら、いざというときの判断は直観を大事にする

理屈にはもれがある。

「理屈は死んでいる。世間は生きている」

ぼそぼその先生

私のこのホームページを参考にして、教えた方、「やってみたら、思いのほか難しい」

「ちょっと変わった子」苦手だった科目が、一番に逆転。得意不得意はこんなもの。

 

 

 

  

 

 

もか体から、読みたい(ころを探したいという方は視点目次(サイトマップ)をお使いください。ほとんどあらゆるタイプの頭の子、性格の子をとりあげてきています。かかわりの基本は同じですが、少しずつ、子どもたちによって、かかわりに変化をさせています。きっと、ご自身のお子さんと似た子も発見することでしょう。私が、どういう子にどうかかわって、子どもたちを変えてきたか、成績を上げていったか、などを、具体的に記していっていることがおわかりいただけるかと、、。ぜひご参考に、、、。繰り返し繰り返し読むに耐えうるものにしてあるつもりです。

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