家庭教師田口の視点(176ページ目)
(このホームページは、最初は、ご興味のあるところから、拾い読みをされることをお勧めいたします。うそや大げさな表現は避けているつもりです。プロの家庭教師のレベルとして、当然のことを書いているつもりです)
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2022年5月2日(月)
前のページの最初にご紹介した、「愛知の子」の妹さんですが、まだ教え始めて1か月というところですが、とても楽しく勉強してくれているようで、何よりです。
とても明るい子で、お姉さん同様、とても集中してくれています。
英語が少し苦手ということで、文型は高1の最初の中間テストでは必ず出るところなので、で、わかるとこれほど簡単に点が取れるところもないので、本人に英語のリーダーの訳の部分を宿題として出して、それをチェックしつつ、その部分に関して、すべて文型を答えてもらうという宿題も同時に出して、チェックしてあげてきています。
ここは、得意な子にとっては得点源ですからね。逆に苦手としている子にとっては、これほどいやなところもないですし。
ほぼ理解していると思われるのですが、第2文型と第3文型、あるいは、第4文型と第5文型を取り違えてしまって、みたいなことがあり、ほかも少しだけ甘いところがあり、もう少し対策をしていく必要を感じています。
で、英語はまあまあいい線行っているかなと思ったので、英語に比べると得意な数学を先日チェックしてあげたところ、展開や因数分解でまだ甘いところがあったので、
「まだ甘いところがあるね」
と伝えたところ、本人もご自分の勉強の甘さに気づいてくれたようで、
「今度はがんばる」
と、言っていました。がんばり屋さんなので、きっとがんばるだろうな、と思っていましたが、その次に数学を1問だけ(英語に時間がとられて、あまりチェックできませんでした)ですが、チェックしてあげたところ、普通の解き方ではなかったですが、とてもよくできました。普通の解き方も説明しつつ、
「よく勉強しているのがよくわかります」
と伝えたところ、喜んでくれました。お母さんによると、毎回私がほめてあげているのがうれしいようで、これからもこの調子でがんばってくれると思います。
次回は物理で質問があるとのことで、楽しみにしています!
お姉さんともどもいつもがんばって取り組んでくれてありがとう!
2022年5月5日(木)
上の「愛知の子の妹さん」ですが、チェックしてあげると、
「ああ、実はそこもよくわからなかったんです」
みたいなことをたまに言ってくることがあって、私は、
「ああ、まだ遠慮しているな」
って、不安に思うのです。下記のような、「少し不思議な子」のマシンガン的質問を見習うといいかもしれませんね。私に、遠慮はいりません。
「こんな質問していいんだろうか」「あたし質問しすぎかしら」
とかは思う必要は全くありません。彼なんか、毎日のように、こんな質問をしてくるのですから。立派ですね!私には、子どもたちが何がわかっていないのかがわかって、とても参考になります。
国が国民から商品を提供されているのですか?
15:02
給料の一部が税金となって国のお金となるのですか?
15:02
はい。トヨタから車を買うなどしています。
はい。
15:07
トヨタという会社(つまり国民)が政府に命令されて政府に車を買わせるということですか?
15:08
いえ。普通の個人が買うのと同じで、特に命令はしていません。
15:19
さっきの「トヨタから車を買うなどしています。」というメッセージは、政府とは別に個人がトヨタという会社に車を買いに行くということですか?それとも政府(つまり国)が買うんだけれども個人として買うということですか?
あと、この話も政府の人が個人として車を買うとき、その行為自体が税金を集めといることになっているのではなく、買うという行為によってその車の値段が何割か増されて増された分が国の税金となって国のお金になるのですね?
15:20
政府が直接注文して買います。
特に値段が増されるということはないです。
15:25
政府が直接注文するということは個人として注文するのではなく、政府として注文するのですよね?政府として注文することでどんなメリットがありますか?
15:27
メリットとかはないですが、たとえば、京都銀行がトヨタの車を買うのと同じように、買うという感じです。
15:29
商品を買うときに税金は出てきますよね?その税金はその商品の値段が増された分ですよね?
ありがとうございます。
15:30
消費税のことですか?
消費税はどの個人にも、企業にも請求されます。政府にも。
15:34
なるほど。じゃあ、さっきは何をもって「特に値段が増されるということはないです。」とおっしゃったのですか?
15:34
個人と同じだからです。
15:41
ありがとうございます。
15:42
いえ。
19:55
薬学部に入っても薬剤師になれない大学ってあるのですか?
20:59
たぶんないと思います。
2022年5月9日(月)
前回のつづき(補足)ですが、「少し不思議な子」は、私を辞書代わりに使っているのではないかと思います。あるいは参考書代わりに。スカイプで質問したら返答が来るので、これほど便利な「参考書」はないかもしれません。
私はそれでいいと思っています。とてもいいことだと思っています。一方で、ほかの先生などに同じようなことをしたら
「そのくらいは自分で調べなさい」
と注意してこられる方もおられるかもしれません。それは、クラスのみんなにそれをされたら、困ってしまうからでしょう。また、自分で調べる(調べられる)ことの大事さも知ってほしいということもあるのかもしれません。
彼はすでにそれをわきまえていることでしょう。同じことをしても、状況によって、人によって結果が全く異なるということは知らなければならないでしょう。
この話は、何度か彼に伝えてあります。
こういうことのわからない子がいて、そういう子は、たとえば家で通用していることが学校でも通用すると思って行動して、いじめなどにあってしまうのでしょう。
誰にでも言葉づかいを丁寧に、というのは正しいことですが、同い年の子たちにそれをしたら、自分たちと異質な人間と思われて、遠ざけられ、嫌われたり、いじめの対象になったりするかもしれません。
僕の前であたりまえのようによだれを垂らしている子は、家では大目に見てもらっていたのでしょうが、それが赤の他人の前では通用しないことがわかっていなくて、いじめにあっていたのでしょう。
2022年5月12日(木)
視点余話です。
この、今入力しているノートパソコンなのですが、一部キーボードが打てなくなったり、1回打ったつもりなのに、2回打ったことになったり、というようなことがずっと前、おそらくは1年以上前から起こり始め、最近はそれがますますひどくなり、困っていました。
たとえば、wのキーは完全に打てなくなってしまっていて、仕方ないので、「それ」と打つと、なぜか「それを」というのが選択肢に表示されるので、そこから、「を」をとってきて、何とかしのいだり、文字によってはどこかからコピー&ペーストをしてみたり、知恵次第で、なんとかなるものだと、実はこのHPを書くのにもずっとごまかしごまかし使っていたのですが、でも、ずいぶん面倒なので、何かいい方法はないのか、といろいろやってみたり、調べてみたりしていたのですが、なかなかいい方法が見つかりませんでした。
で、あるとき、ネット上で調べていたら、キーボードをUSBでつないだら、いけそうだという情報をつかみました。
ただ、新品のキーボードをつないで、もし、それがだめだったら、そのキーボードがむだになってしまうかも、ということで、今ある別のデスクトップPCについているキーボードを拝借して、このPCつないでみたところ、ぜんぜん問題なく、入力できました。
で、新品のキーボードを買ってつないでみたら、絶好調で、何かはれ物がとれたように、気分がすっきりしました。今、実際にこのキーボードで打っているのですけどね。
実はこれ、PCくんも気分がよくなったのか、ほかにもいいことが起こりました。あることがうまくいくと、いもづる式にほかのこともいい方向に行くということはありますでしょ。
教育にも、子育てにも言えることですね!(つづく)
2022年5月16日(月)
(前回のつづきです)
実は、このPCくん、頻繁に固まることがあったのですね。しばらく使えないのです。
で、待てずに一度だけ強制終了したことがあったのですが、ネットで調べると、アクセスランプというのがついている状態で強制終了するのは、どうもよくないらしく、じっと待っているのですが、5分くらいずっとふんともすんとも言わない感じで、ただアクセスランプはついているので、強制終了というわけにはいかず、でも異常に長いなあ、という感じなのですね。
この5分が本当に長い。こちらの心の準備がないときに突然やってきて、しかも、永遠にこの状態が続くのかと思わせるような長さなんですね。
で、こういうのが起こるたびに、
「もうこのPCくんも寿命なのかなあ」
と思っていたのですが、なんと、USBでこの新品のキーボードをつないでから、徐々にこの「5分間ほど」がなくなり、今は、まったくと言ってもいいほど、めったに固まらなくなりました。
これは私の想像なのですが、壊れたキーボードから「異常な指令」も行っていて、それがPCくんを悩ませていたせいだったのかもしれませんね。
それが新品のキーボードに切り替えることによって、だんだんと解消されていったということかと。
そういえば、このHPのアップロードも1回で反映されないことがあったのですが、これもずいぶんなくなりましたね(いや、この部分の修正のアップロードだけ(!)なぜか、3回かかってしまった。??)。まさに、いろんなことがいもづる式に解決していった感じですね!PCくん心地よさそうです!
新しくやってきてくれた、快適なキーボードくんに感謝です!ありがとう!今後ともよろしくね!
2022年5月19日(木)
今回は、教育、子育てはがんばりすぎるとよくないというお話をしましょう。
よく
「いくら言ってもこの子は変わらない」
みたいなお話をされている親御さんがおられますが、実際私はそういう子を教えてみて、本人が変わらなかったという経験がほとんどないのですね。
親御さんが子どもさんをしかりつけて、子どもさんがそれに対して強く反発するというのもよく経験しています。でも、そういう子に私が話をすると、本人はあっさりと変わってくれたりします。少なくとも、そう努力をしてくれます。
こんなことを書くと、
「田口先生は他人だから(先生だから)いうことを聞くんです」
みたいなことを言われたりする方がおられるのですが、そうでもない気もするんです。
だって、私が教える前に多くの子がほかの塾や家庭教師の指導を受けて変わらなかったりするのですから。
で、そういうケースの多くで、その「指導」は私のかかわりと真逆に近い感じがしています。(つづく)
2022年5月23日(月)
実は、たまたまですが、昨日あるお母さんからメールいただきました。
あるご事情で教えられなくなった子のお話をずいぶん前にしたかと思うのですが、そのお母さんからです。
ご事情がご事情だけに、そのメールをご紹介するのは控えさせていただきますが、本人も含め、お元気そうで何よりです!
これまた、あるご事情により、パソコンで(厳密にいいますと、携帯でも教えることできますが)1か月ほど教えてほしいとのご連絡でした。
あいかわらず、新しく通った塾でも、
「勉強量が少ない」
みたいなことを言われているようです。本当は、彼の場合、お互い慣れているので、以前のように対面で教えたほうがいいような子に思えるのですが、パソコンでもなんとか知恵を使って、教えてみようと思っています。
どうなることか。また様子お知らせしますね!
2022年5月26日(木)
視点余話です。
今回も、バイクの故障のお話です。前のページで、バイクがパンクして困ったというお話をしたかと思うのですが、で、それは、ずいぶん昔のお話でしたが、こちらは最近です。
YOSHI MOTO・RCさん(バイクやさん)に最近おじゃましたことを、その昔のパンクのお話のときにちらっとしましたが、実は、それは、バイクのブレーキが少しロックしたようになっていて、走れることは走れるのですが、とくに転がすときに重くて、それで相談に行ったのです。
で、店長さんの息子さんが目を輝かせて、応対してこられたというお話もしたのですが、たまたまそのときは、自転車で寄ったので、バイク自体は見てもらえず、後日お持ちして、見てもらった方がいいようなので、私も、そのうちに、と思って、のんきに構えていました。
でも、しばらくすると、バイクがさらに重くなって、ネットで調べても、どうもバイク屋さんに持っていって直していただいた方がいいレベルのようでした。
これはやばい!と思って、バイクの使用を中止して、バイク屋さんに持っていくことを考えたのですが、運悪く、それがゴールデンウィークになったばかりのときで、バイク屋さんはしばらくお休みでした。
「バイクは使えないけど、教えには行かなければ。どうしよう」
と考えて、しばらく途方に暮れるように考え込んでしまいました。
でも、何事も知恵次第で解決策はあるものですね!(つづく)
2022年5月30日(月)
で、私はどうしたかといいますと、自転車でおじゃますることを考えたのです。
遠いお宅ですと、あらかじめの計算では、片道だけで1時間半くらいかかる計算でしたが、で、仕事で、そんな距離を自転車で行き来したことはなかったのですが、自転車は好きなので、プライベートではしたことがあり、行けるだろうと感じました。
おそらく、バイクくんが故障しなければ、こんな発想はまったく思いつかなかったどろうと思うと、困ったことがあったとき、人はいろいろ考え付くものだと、妙に感心しました。バイクの故障くらいのことで、「おじゃまできません」というのは私の主義ではないので。
たまたまバイクで連続しておじゃましなければならない、という状況がなかったのも、幸いしました。
いろいろ条件が整って、私は自転車でおじゃましたのですが、意外と問題なく行き来ができたので、驚きました。
これくらいの距離は、たまに自転車で行き来したほうが体のためにはいいのかな、とさえ思ってしまいました。仕事でおじゃまするのは、今でも緊張感を感じるので(そういうふうに見えないかもしれませんが)、通常はバイクのほうがいいかと思いつつ。
トラブルもまたよし、ですね!
ちなみに、車やバスで行ったらいいじゃないか、と思われた方もおられるかもしれませんが、時間厳守という意味で、車やバスほどあてにならないものはありません。ちょっと渋滞にかかると延々と、もんもんと時間が過ぎてしまうことがあるので、先方のお宅に迷惑がかかりかねないです。しかも、車は置かせていただくスペースのないお宅が大半ですし。
(次回はページを変えて)
マクドで勉強 一人に教えてあげた
4時間があっという間に
がんばりすぎる子どもの成長にもよくない
私は最後の砦
音が聞こえなくなった 愛知の子
認知症の方、見え方が違う 子育て、教育にも応用がきくお話
お母さんは、この子のもともとの性格に問題。で、具体的な事例を
ヨドバシカメラでスマホ
あらかじめ、この子はこうだと思わないこと
プリンターが壊れたと思ったら
自転車の音
で、いろいろその理由を考えることがあり、このホームページでも、私の本でも、これについていろいろ触れてきたのですが、ちょっとまた別の角度からも考えてみますね。きっと皆さんが教育、子育てを考える上で役に立つ発想だと思います。
それは、
「上から目線で言う必要はまったくない」
と無意識に私が思って行動しているからではないか、ということです。私は多くの教育的「心構え」みたいなのを無意識のうちに、心の底流に持っていて、それが
「いくら言ってもこの子は変わらない」
と言われている親御さんと違っているのではと意識することもあるんです。(つづく)
※もし、この「視点」全体から、読みたいところを探したいという方は視点目次(サイトマップ)をお使いください。ほとんどあらゆるタイプの頭の子、性格の子をとりあげてきています。かかわりの基本は同じですが、少しずつ、子どもたちによって、かかわりに変化をさせています。きっと、ご自身のお子さんと似た子も発見することでしょう。私が、どういう子にどうかかわって、子どもたちを変えてきたか、成績を上げていったか、などを、具体的に記していっていることがおわかりいただけるかと、、。ぜひご参考に、、、。繰り返し繰り返し読むに耐えうるものにしてあるつもりです。
掲示板1を保存しました (生タグチを感じていただけるかも)
海外の学校、インターナショナルスクールなどに通わせる前に考えるべきこと
「とび授業」のすすめ
視点目次(サイトマップ)
優先相談お受けします
いじめられないために。いじめをなくすために。知識のしずく「その1」
学校からいじめをなくすには。知識のしずく「その2」
変質者によって、子どもが殺されないために。知識のしずく「その3」
兄弟姉妹げんかをなくす方法。知識のしずく「その4」
「勉強しろと言わないように」ということに関して。知識のしずく「その5}
「選挙制度、政治制度の改革」に関して。知識のしずく「その6」
政治への向き合い方について。知識のしずく「その7}
大学入試改革の問題点について。知識のしずく「その8」
コロナ対策はこうすべき。知識のしずく「その9」
家庭教師先募集の要項
YOSHI MOTO・RCさん(バイクやさん)のご紹介
私の今のスケジュール
私とPCで話をして見ませんか
私の最新刊「伸びる子とそのためのアプローチ」ご紹介いたします
私の2作目の本紹介いたします
早朝授業のすすめ
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