家庭教師田口の視点(149ページ目) 

 ぜひ、楽しむようにお読みくださいね。いい知恵をもらった、という具合に、、。目が疲れるというような方は、プリントアウトされてから、お読みください。無理をされませんよう

2020年2月3日(月)

 さて、サヘル・ローズさんの「カエルのお話」をしましょうか?

 イラン人のタレントさんですね。私の好きなタレントさんの一人です。

 どこか知性がにじみ出ておられますね、この方。で、この方が、あるテレビ番組(NHKの「先人たちの底力 知恵泉」)で、こんな話をされていました。はっきり覚えていないですが、こんな話だったと思います。

 あるとき、カエルが大きな池の向こうに行きたかったのですが、行けない。それを知った大きな鳥が口にくわえた枝にカエルを乗せて、池の向こうに渡してあげました。そのとき、それを見た動物たちは、

「あの鳥、口に変なもの加えているよ」

などと騒いだらしいのです。

 これ、サヘルさんのお母さんがサヘルさんにお伝えになったお話のようです。で、サヘルさんのお母さんは、

「何かしようとすると、あれこれ言う人がいるけど、そんなの気にせず、自分が正しいと思ったことはやり抜く姿勢が大事なのよ」

みたいなことを言われたらしいです。サヘルさんは、このお母さんのお話を心に焼き付けておられるそうです。

 このお母さんは、確かイラク軍の空爆でほかの家族全員がなくなり、孤児になったサヘルさんを、猛反対した実家から勘当されるということをされても、気にせず、自分の子どもとして引き取ったらしいのです。

 今のサヘルさんがあるのも、このお母さんあってこそ、という気がします。いいお話ですね。

 

  

2020年2月6日(木)

 前のページ(168ページ目)2020年1月20日(月)のつづきです。

 例のある2人の学者が子どもたちの「やる気」について、多くの実験をした、というお話のつづきですね。前のページ(168ページ目)2020年1月20日(月)では、もともと子どもたちは、自分から進んで、困っている他人を助ける性質を備えているということを証明する実験をご紹介しました。で、それが大人になると、そうでなくなる人が増えてくるのはなぜか?という疑問を抱き、実験をさらにした、というのですね。

 以前似たような実験はとりあげたかと思いますが、この京都の公立の中高一貫の西京中学(西京高等学校附属中学校)の2014年の検査Ⅰの問題紹介されている内容では、また少し付け加わっています。

 そこでは、2つ実験が書かれていました。

 そのうちのひとつの実験では、1歳8か月の幼児を3つのグループにわけて、第一のグループの子どもが親切にふるまったときには、そのつど、その報酬としておもちゃがもらえた。第二のグループの子どもが親切なことをしたときには、ことこまかにほめられた。で、第三のグループは手助けをしてもなんの報酬ももらえなかった、というわけです。

 で、実験では、この子たちの「その後の親切心」を観察し続けたところ、グループによって違いが生じたというのです。

 このひとつ目の実験のほうは、以前の書き込みの復習みたいな感じになりますが、ずいぶん前ですので、仮にそこをお読みになったという方がおられても、思い出すのは難しいかもしれませんね。覚えておられたら、記憶力のいい方ですね。

 この実験の結果はどうなったのでしょう?初めてこの実験を知ったという方は推測してみられてはいかがでしょう?(つづく)

 

 

 

2020年2月10日(月)

 前のページ(168ページ目)2020年1月27日(月算数、理科、社会は天才的に高い点をたたき出すのに、国語だけ異常にできない小学生のお話のつづきです。

 彼が、国語を音読できなかった、国語が極端にできなかった理由には、小学低学年のころ、インターナショナルスクールに通っていたというのがあるようです。

 皆さんの中には、インターナショナルスクールに行くと、英語ができるようになってよさそうだ、うらやましい、とか思われる方がおられるかもしれませんが、実際はそれがあだとなってしまうこともあるのですね。

 私自身は、インターナショナルスクールに行っていた子や、留学に行っていた子や、小学低学年まで、海外で生活していた子などを教えてきましたが、で、私に問い合わせてこられるお宅は、だいだい問題があって、問い合わせてこられることが多いのですが、そういう、海外で、あるいは、インターナショナルスクールみたなところで、長期に英語に浸って生活をしていた子の中には、それがハンデになってしまうという子が多いのです。

 たとえば、高校2年の1年間オーストラリアに留学していた子は、とても頭のいい子でしたが、数学がどういうわけか、できませんでした。それで、高3の受験期になって、私に指導依頼が来たのですが、どうも日本の数学に比べると、オーストラリアの数学はむちゃくちゃ簡単なのだそうで、いざ、日本での大学受験となると、彼女の数学力はてんで話にならないものだったということのようです。(つづく)

 

 

 

2020年2月13日(木)

 野村克也元監督が一昨日亡くなられましたね。

 野球に詳しくない方の中には、ピンとこないというような方もおられるかもしれませんが、独自の野球理論を構築し、多くの野球人に影響を与えたすごい方です。

 極貧からテスト生として、当時の南海ホークスという球団に入り、「戦力外通告」(クビの通告)を受けながらも、しぶとく残り最終的には数々の記録を打ち立てられました。

 昨日NHKの「クローズアップ現代」という番組で取り上げられたのを見ましたが、その中に

努力は天才に勝(まさ)る

「財を遺(のこ)すは下

仕事を遺(のこ)すは中

人を遺(のこ)すを上とする

という、この方の言葉が紹介されていました。

 この方の生きざまを表すいい言葉ではありませんか?

 特に、「人を遺(のこ)すを上とする」には、おおげさでなく私は人生をかけているつもりなので、この言葉、心にしみます。

 野村元監督、すさまじいほどの、努力の人で、また勉強家した。

 ご冥福をお祈り申し上げます。

 

 

2020年2月17日(月)

 前々々回のある2人の学者が子どもたちの「やる気」について、多くの実験をした、というお話のつづきをしますね。

 親切な行為に対して、おもちゃがもらえた第一のグループの子どもたちと細かにほめられた第二のグループの子どもたちと、なんの報酬ももらえなかった第三のグループの子どもたちのお話ですね。

 その結果、どうなったかといいますと、3つのグループのうち、おもちゃがもらえた第一のグループだけ、その後何らかの物的報酬がなければ、親切な行為をしなくなったというのです。

 これを初めて読まれて、へ~、と思われた方もいるかもしれませんね。私もそうでした。この実験の結果は、私が長年感覚で理解していたものに、はっきりとした裏付けを与えてくれたといえるかと。

 ものでつって、子どもに何事かをさせようとすると、その場はうまくいくかもしれませんが、長い目で見て、物欲のかたまりみたいに子どもたちを仕立て上げてしまいかねないのですね。これは、勉強にも同じことがいえるのではないか、というのが、私自身の日々の実感なのです。

 私たちは、このあたりの知識を十分もって、心して、子どもたちに対さなければならないといえるでしょう。

 前にも申したように、この一つ目の実験は、ずっと以前取り上げたことがありますが、京都の公立の中高一貫の西京中学(西京高等学校附属中学校)の2014年の検査Ⅰの問題紹介されている内容では、さらにそれを補強する実験が紹介されていました。(つづく)

 

 

2020年2月20日(木)

 前々々回の算数、理科、社会は天才的に高い点をたたき出すのに、国語だけ異常にできない小学生のお話のつづきです。

 ところで、社会や算数や理科はできるのに、なぜ国語だけが?と思われた方もいるかもしれませんね。だって、すべて同じように、日本語で書かれているのですから。同じように日本語で書かれているのに、国語だけできないのはなぜか?

 本当の意味で日本語を読むことができないのでしたら、国語以外の科目もできないでしょう。たとえば、皆さんは、英語ができなければ、英語で書かれた数学の問題は、社会の問題は、理科の問題は、もっとできないと思うのが普通でしょう。

 で、私もそのあたりが不思議だったので、本人に聞いてみました。

「どうして、国語だけ苦手なの?」

って。そうしたら、彼から来た返答は、私の思いもよらぬものでした。

たてに書いてあるのは読めません

と。なるほど、と思い、その場でもそうつぶやいたような覚えがありますが、考えてみれば、不思議な感覚ですね。

 でも、「子どもは小説より奇なり」で、その子その子に独特のくせみたいなのがあり、そういうのをしっかり受け止めて対策をしてあげる必要があるのですね。

 彼の通っていた塾の国語の先生は、音読をできない彼、授業中居眠りをする彼に、「なめているのか」とばかりに、激怒されていたようですが、それは単に彼を追い詰める行為に過ぎないわけです。お気持ちはわかりますけどね。

 でも、そうやって子どもたちはつぶされていくのです。(つづく)

 

2020年2月24日(月)

 実は、つい最近問い合わせがありまして、それがとても「まさか!」という感じのものだったので、また、本人がとても気の毒な子なので、皆さんのご参考になりそうにも思い、お伝えしますね。

 お問い合わせのメールに、緊急性があることが伝えられていたので、メールを見るとすぐに、返答を差し上げたんです。

 で、翌日には電話でお話したところ、なんと、およそ1週間後には受験とのことでした。確かに、こんなに緊急なのは、思い出せない感じです。こんな緊急の問い合わせあったっけ、としばらく思いめぐらせましたが、思い当たりません。

 それは大変だ、ということで、その翌日、つまり問い合わせの翌々日に、おじゃまして、教えることになったんです。

 で、おじゃましたら、これがさらに「まさか!」の展開に。家の前までおじゃましたら、お母さんが待っていてくださいまして、

「わざわざありがとうございます」

と、心の中で思っていましたら、、。

 わざわざお母さんが出てこられた理由が、どうも別にあったようなのです。

 お母さんいわく、

「本人が、今日は授業を受けないといいだしまして」

 私、

「え?」

(つづく)

 

 

2020年2月27日(木)

 前々々回のある2人の学者が子どもたちの「やる気」について、多くの実験をした、というお話のつづきをしますね。

 京都の公立の中高一貫の西京中学(西京高等学校附属中学校)の2014年の検査Ⅰの問題で紹介されている、もう一つの実験です。

 また別の学者さんが、こんな実験をしたというのです。

 この方は、ある小学校にさまざまな色をした紙をどっさり持ち込みました。で、それを子どもたちに色ごとに整理するよう頼みました。それを売って、お金を重病の子どもたちに寄付したいからという理由も伝えて。これが第一のグループ。

 もう一つのグループには、同じ頼みごとをしたのですが、お金の寄付の話はふせておいて、そのかわりに仕分け作業の報酬として、小さなおもちゃを1個ずつあげる約束をしました。

 両グループとも、頼まれた作業をきっちりやってくれました。

 で、この方は、しばらくしてから、もう一度力を貸してくれるように頼んだのです。寄付の話もおもちゃの話もせず。

 そうしたら、予想がおつきになるかと思いますが、第一のグループは前と同じ熱心さで作業をしてくれましたが、第二のグループはほとんどがんばろうとしなくなった、というのです。

 この実験からも、私たちは、ものでつることの危険性を感じていただけるかと。

 単に過去問に載っているだけではよくない。多くの方がお知りになっていた方がいい内容だと思って、載せてみました。

(次回はページを変えて) 

 

 

 


もし、この「視点」全体から、読みたいところを探したいという方は視点目次(サイトマップ)をお使いください。ほとんどあらゆるタイプの頭の子、性格の子をとりあげてきています。かかわりの基本は同じですが、少しずつ、子どもたちによって、かかわりに変化をさせています。きっと、ご自身のお子さんと似た子も発見することでしょう。私が、どういう子にどうかかわって、子どもたちを変えてきたか、成績を上げていったか、などを、具体的に記していっていることがおわかりいただけるかと、、。ぜひご参考に、、、。繰り返し繰り返し読むに耐えうるものにしてあるつもりです。
 

 

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