家庭教師田口の視点(122ページ目) 

 このホームページは、最初は、ご興味のあるところから、拾い読みをされることをお勧めいたします。うそや大げさな表現は避けているつもりです。プロの家庭教師のレベルとして、当然のことを書いているつもりです

2017年11月6日

 ちょっと気分転換に、視点余話です。

 今回は、おばあさんと3回ほどごっつんこした話をしますね。

 先日、自転車で樫原(カタギハラと読みます。京都は読みにくい地名が多いです。中垣外(ナカガイト)とかね。ちなみに、隣の向日市(ムコウシ)の鶏冠井町はカイデチョウって読むんですよ!)のあたりで、所用の帰り道にあるおばあさんに呼び止められました。

 私の娘も、よく道で声をかけられると言いますが、私もそんなところがあり、今回は向こうから歩いてくるおばあさんから道を尋ねられました。

「ドウウンジというお寺がどこにあるか知りませんか?」

というような感じのことを言ってこられました。

 で、もしかしたら、というお寺が近くにあったので、そこにいっしょに行ったのですが、ちがう名前でした。で、そのお寺の前で、私のほうがいくつか質問しました。

ドウウンジってどんな漢字ですか?」

「サンズイに同じという字とクモです」

「なるほど、で、その洞雲寺(ドウウンジ)の住所わかりますか?」

「え~と、どこでしたかな~。電話番号ならわかるかもしれません。え~と」

と言われ、スマホを取り出して、調べられました。

 でも、すぐに出てこないような感じでしたので、

「洞雲寺で検索して見られたら、出てくるかもしれませんよ」

というお話をしたところ、なんとかかんとか洞雲寺のサイトにアクセスできました。で、そこに「アクセス」というリンクがあったので、

「これを押したら、場所がわかるかもしれません」

と申し上げたところ、画面が変わりました。でも、どういうわけか。肝心の地図が見当たらない。

 で、おばあさん、あれ、あれ、と言いながら、何かの瞬間に、下のほうへスマホをたぐっていくうちに、一番下のほうにある地図にたどりつけました。

 ですが、その地図をいじってしまわれたのか、肝心の洞雲寺が地図の中に見当たりません。あれ、あれ、と私もスマホを眺めているときに、頭がおばあさんとごっつんこしてしまったのです。

「あ、すいません」

と言って、頭を遠ざけるのですが、また、夢中になってその地図の中の洞雲寺探しに、目を凝らしているうちに、また、ごっつんこ(もっとも、おばあさんは、それが全然気になっていない様子でした。それどころではないという感じだったのでしょうね)。

 また、謝って頭を遠ざける、ということをした、3回目のときに、私はふと

「地図を小さくできますか?」

と親指と人差し指の間隔をすぼめる仕草をしたところ、おばあさん、そうしてくださって、洞雲寺の場所を発見できました。それを中心にしながら、再度拡大すると、洞雲寺の場所がわかりました。

「ああ、樫原廃寺跡の近くですね。樫原廃寺跡でしたら、場所はわかりますので、時間がありますので、いっしょにそこまで」

と申し上げ、

「いいんですか。すいません」

とおっしゃっていましたが、こういうの嫌いな人間ではないので、いっしょに行きましたら、確かに樫原廃寺跡にたどり着く手前に、洞雲寺の入り口を見つけることができました。とても立派なお寺で、そのお寺を案内してくださった方は、すぐわかります、というようなことをおばあさんにおっしゃったようですが、で、おばあさんも京都市内にお住いの方であったので、ご自身何とかなると思われて、来られたのかもしれませんが、こちらのほうにあまり足を運んだことのないおばあさんにとってはむずかしかったのかもしれません。

 なによりも、3回おばあさんと頭をごっつんこしたのが、とても印象的で、さらに、おばあさんは、スマホでの洞雲寺探しに夢中になっておられたのか、私と頭がぶつかっても、なんの反応がなかったのも、今から思うとおもしろかったです。

 私ばかりがカメのように頭をびくっとひっこめるばかりで、、。

 

2017年11月13日

 さて、比較的最近教え始めた子に関して、京都市内の子のお母さんからのメールと本人のがんばっている様子を今回はご紹介しますね。京都といっても、少し遠いお宅なので、主にパソコンで授業をし、テスト前など、おじゃまできる時間が確保できるときにはおじゃまもするという形をとっています。
 下のメールは、今年5月にいただいたメールです。本人を通じてお母さんのご了解をいただいたので、掲載させていただきますね。この子の場合、いつもきちんと連絡してくれるので、あえて本人を通じてこのご了解をえることにしました。
 本人に
「お母さんのメールのホームページへの掲載、お母さんにご了解いただけるか聞いといてもらえる?」
という感じの話を授業中したところ、彼、授業中に少し席をはずして、お母さんのご了解をすぐにとってくれました。
 彼を通じてのほうが早いと思っていたのですが、さすが彼、予想以上に早く動いてくれました。とても頭のいい子で、自分でどんどん勉強するようになってくれていますし、気になったことはどんどん聞いてきてくれますし、とてもとても好感の持てる子です!
 お母さんのおかげです!感謝です!ありがとうございます!
 
田口文雄先生
はじめまして、Aと申します。
昨年より田口先生のHPを拝見し、
先生の著書も拝読させていただきました。(このお母さん、私の本を2冊とも読破され、さらに私のホームページもスミからスミまでお読みになったとのことです。そのうえで私を選ばれたとのこと。とてもうれしいです!(でも、無理してまねされなくていいですよ!)それだけのことはあったと思っていただけるよう、私もできるだけのことをしたいと思ってきましたし、おかげさまでその後の彼のがんばりぶりにつながりましたね!ありがとうございます!あとでおわかりいただけるかもしれませんが、私の若いころに(ダメだったときの自分も含め)とても似ている子です
息子は現在、京都市立〇〇中学校の2年生です。
中学1年生よりいわゆる進学塾に通っておりましたが、
私自身が息子の様子に若干の違和感を感じておりましたので、
息子が何か自分で決めて言って来た時に備え、
田口先生のHP・著書を手元においておりました。
GWになってから、
息子が現在の塾について、今後の勉強について、
自分なりに考えて意思表示をしましたので、
本メールを送信しています。
一度、ご連絡をいただき、
本人及び私とお話しするお時間を頂戴いたしたく
お願い申し上げます。
お忙しいとは存じますが、
どうぞよろしくお願い申し上げます。
ご連絡をお待ちしております。

 PS 先ほど、メールをのぞいたところ、このお母さんからのメールが届いていました。「人生は変わるということ。」というタイトルがついていました。

 最近の彼の立派さが書かれている、とても素敵なメールなので、こちらもいずれご紹介いたしますね!

 お母さん、プライバシーには十分配慮しますので、よろしくご理解ください。

(つづく)

 

2017年11月18日

 緊急告知です。

 私の本が久しぶりにでました!POD出版という形をとっています。

 POD出版とは、ITを駆使して、注文があったら、そのつど本を作り、出来立てほやほやを注文後2日くらいで、皆さんのところにお届けするというものです。革命的にスゴイでしょ!この発想、システム気に入っています!

 ただ、下記リンク先の下部の「内容紹介」欄にもあるように、私の写真を表紙に載せたところ、特に女性からの評判がかんばしくないんで、どうしたものかと???

 女性3,4人にお聞きしたのですが、好意的な発言が一つもないんです。男性の反応は悪くなかったんですけどね。

 特に、私の娘はあれこれ気になることを言ってきてくれました。

 「表紙が白黒ではよくない」

 「笑顔の写真がいい」

など、、。

 出版社に送る直前に皆さんにお聞きしたのですが、当然のことですが、メールやスカイプの場合、すぐに返答してくださるわけでもないですよね。もう少し早めに皆さんの意見を聞くべきだったかと反省しています。思いっきりシンプルなところが自分では気に行っていたんですけどね。

 なお、実際に購入できるのは12月4日からですので、ご理解のほどよろしくお願いいたします。前の2冊に比べ、分量が多くなってしまったため、多少高い価格設定になってしまいましたが、それだけのことはあると思っていただけるように仕上げたつもりです!

 いずれにせよ、このあまりにもシンプルなホームページ同様、問題は中身!ですよね。

https://www.amazon.co.jp/dp/4815002398/ref=sr_1_1?ie=UTF8&qid=1510958294&sr=8-1&keywords=%E4%BC%B8%E3%81%B3%E3%82%8B%E5%AD%90%E3%81%A8%E3%81%9D%E3%81%AE%E3%81%9F%E3%82%81%E3%81%AE%E3%82%A2%E3%83%97%E3%83%AD%E3%83%BC%E3%83%81

 新たに、私のこの本を紹介するサイトも、急きょ作ってみました。こちらもご参考になれば、、。
  私の新刊ご紹介します

 

 

2017年11月27日
 
 (前々回のつづきです)
 
 このお母さんからの最近のメールのタイトルが「人生は変わるということ。」だということは、前々回にお伝えした通りですが、それは以下のものです。いい子でしょ!

田口先生

いつもお世話になっております。
少し前になりますが、
息子が私の寝室に来て、
「僕のために田口先生を探しておいてくれてありがとう」
「おやすみ」
とだけ言って自室に行きました。(そう言ってくれて、とてもうれしいです!彼にありがとう!!とお伝えください
さらっと話していっただけですが、
きっと彼の人生にとって
田口先生との出会いがそれだけ大きなものであったのだということは
十分に感じられました。
彼の人生の中で「人生は変わる」ということの
一端を体感することができたことは非常に大きいと思います。
私も田口先生に出会うことが出来、ご縁に感謝しています。(いえいえ、こちらこそ、こんな子とめぐり合えて、うれしいです!
最近の彼の様子ですが・・・
最低でも一日2時間ほどは勉強しているようです。
習慣づいてきていると思います。
試験2週間前になって、
さらに「やる気」も出てきていると感じます。
中略。ここは、彼がある賞をとったというお話とその賞をいただいた作品を添付してくださったというお話で、彼が勉強以外のところでもがんばっているということがよくわかるお話なのですが、プライバシーの問題から省略させていただきます。よろしくご理解ください
お時間のある時にでもご高覧ください。
今後ともよろしくお願い申し上げます。(はい。こちらこそ!
 
 このお母さんも文章上手ですね!
 このお母さん、会社を経営されていて、おそらく、仕事柄いろんな方と接しておられるせいか、文面もやわらかくあたたかいです。
 彼は、小学校のころは、まわりの人とどう接したらいいのかわからないようなところがあったのでしょうね。私もそんなところがあったので、わかるのですが、行動が少しおかしなところがあったのですね。
 今は、とても受け答えしっかりしていて、言葉づかいも、場をわきまえていて、きちんと使い分けています。
 正直、小学校のときに、いろいろはちゃめちゃなことをしていたというのが信じられないくらいです。
 私といっしょに勉強しているときは、最初からとても集中しています。少し前まで、勉強に取り掛かるのが遅い、みたいな感じだったようですが、今は、それも克服しているようです。
 勉強面でも、性格面でも、しっかりした子です。
 
 彼は、ご両親のご努力のおかげもあって、比較的すぐにいい方向に変わってくれましたが、今後ご紹介するお母さんのメールは、このメールの前の、彼が変わっていった様子を伝えられた内容になっています。その変わりぶりを、私の視点もいれつつ、ご確認いただければ、、。
(つづく)
 (次回はページを変えて)
 
 

 

 

 

 

 











もし、この「視点」全体から、読みたいところを探したいという方は視点目次(サイトマップ)をお使いください。ほとんどあらゆるタイプの頭の子、性格の子をとりあげてきています。かかわりの基本は同じですが、少しずつ、子どもたちによって、かかわりに変化をさせています。きっと、ご自身のお子さんと似た子も発見することでしょう。私が、どういう子にどうかかわって、子どもたちを変えてきたか、成績を上げていったか、などを、具体的に記していっていることがおわかりいただけるかと、、。ぜひご参考に、、、。繰り返し繰り返し読むに耐えうるものにしてあるつもりです。

 

 

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学校からいじめをなくすには。知識のしずく「その2」

変質者によって、子どもが殺されないために。知識のしずく「その3」

兄弟姉妹げんかをなくす方法。知識のしずく「その4」



「勉強しろと言わないように」ということに関して。知識のしずく「その5}

「選挙制度、政治制度の改革」に関して。知識のしずく「その6」


政治への向き合い方について。知識のしずく「その7}


大学入試改革の問題点について。知識のしずく「その8」




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