家庭教師田口の視点(119ページ目)
(ぜひ、楽しむようにお読みくださいね。いい知恵をもらった、という具合に、、。目が疲れるというような方は、プリントアウトされてから、お読みください。無理をされませんよう)
2017年8月7日
さて、前回の続きですが、掲載許可をお母さんからいただいたスカイプメッセージは、次のようなものでした。
おはようございます。本日の授業で、2本格作文のうちの、テーマ作文を田口先生に教えて盛
すみません。続きです。教えてもらいたいそうです。テーマは、授業までに決まるかもしれませんし、決まらないかもしれませんが・・・。よろしくお願いいたします。
これ、今読むと、もうどういうことか頭に入っている後なので、理解できましたが、初めて読んだとき、急いで読んだせいもあるのかもしれませんし、まあ、どうせ本人に聞けばわかるだろうくらいに思って、真剣に読み取ろうとしなかったせいもあるのでしょうが、「何か、彼女が作文を教えてもらいたいのだろう」くらいな感じは理解できた、という感じでした。まあ、「作文を教えてほしい」という彼女からの希望がわかるだけで、十分と判断した、というのと、せっかくだから、この文章を2人で楽しもうというのも、心の底にあったような気もします。一生懸命メッセージを送ってくださったお母さんの文章を「だしに使って」作文をいっしょに書いていったのですが、正直、心の奥底でお母さんに申し訳なくも思ってしまいました。
掲載許可、恐縮です。
本人は、その授業後、その「だしに使う」授業の仕方が面白かったのか、
「わざと間違えてメール書いて!」とまで言うようになっているそうです。ほ~???
さて、上のスカイプメッセージなのですが、とくに2本格作文と教えて盛が??となって、結構早く読もうとすると、つっかえるという私の気分もご理解いただけるかもしれません。
もしかしたら、「これくらい読み取れるよ!」と思われた方もおられたかと思いますね。あらかじめ打ち間違いという認識があって、ゆっくり読めば、なんということはない文ですが、「ううん?なんだ?なんだ?」と思いつつ、そのときは、「まあ、いっか」と思って、
「承知しました」
ととりあえず、一言だけ、返答を差し上げました。
「承知しました」も、厳密にいうと、変ですね、と突っ込まれると、これまた一言もないのですが、、。
さて、このお話のつづきは、つまり、これを「せっかく打ち間違えてくださったのだから」などと、都合のいいように勝手な理解をして、私がこれを「刺身のつま」に、どう作文を教えていくのに、活用させていただいたかは、また、あとで取り上げていくとして、次回は、掲載許可をいただいたまま放置状態になってしまっている、「目が釘付け」のお母さんのメールをご紹介しますね。
家庭教師田口の視点(89ページ目)で、初めて登場させていただいたお宅ですが、このときのお悩みの様子からは、想像できないほど、今は、本人ものすごく成績もいいですし、ものすごくがんばっています。特に、私の宿題の徹底した仕上げぶりは、「見事」「申し分ないです」としか言いようがないほどです!
「目が釘付け」のお母さん、もし、これをお読みになったら、彼に「いつも、ものすごく丁寧な勉強、集中ありがとう!」とお伝えください。よろしくお願いいたします。
最近のこのお母さんからのメールは、私自身もとても参考になるので、皆さんのご参考にもしていただければ、と思っています。
家庭教師田口の視点(89ページ目)以降、ときどきご紹介していますので、なにかの折に、もう読まれたという方もおられるかもしれませんね。そこから、感じていただけるお母さんのかかわりの向上と彼のどんどんがんばっていく様子も、もしお読みいただけるようでしたら、よろしくお願いいたします。
ということで、次回からは、「目が釘付け」のお母さんと愛知県のお母さんのお話をちゃんぽんで載せていこうかと思います。
「目が釘付け」のお母さん、遅れてしまい、本当に申し訳ありません!
2017年8月14日
前回を受けて、「目が釘付け」のお母さんからのメールで、これから取り上げていくものを、すべて貼り付けておきますね。ざっとお読みいただければ、だいたいどのようなお話かご理解いただけるかと思いますが、お母さんが一方的に私をよく書かれている部分もあり、私から見たお母さんのかかわりや本人の様子なども添えたほうが、お母さんのかかわりの向上や本人のがんばりぶりの全体像が浮かび上がってくるかと思いますので、ひとつひとつ取り上げて、次回以降解説していきますね。
今はお忙しくて、なかなかメールいただけないですが、もう「離陸」(私の教育スキルのきわめて重要な目標の一つです)してしまった彼に、頻繁なメールはいらないかもしれません。このお宅と私とのwin-winの関係(お母さんは、下のメールではポジティブスパイラルと表現されていますね!)の様子の一端でも感じていただけたら、、。
ほかにも取り上げたいお宅はいっぱいあるのですが、あまり取り上げると、皆さんのほうで、混乱が起きるかもしれませんので、それはいずれゆっくりと取り上げていきたいと思っています。もっと知りたい、読みたいと思われる方は、とりあえず、この「視点」を過去にさかのぼってお読みいただければ、、。
(下のメール、日付が最近のものから古いものへという形になっていますので、この点だけご注意いただければ、、。ここに掲載予定のものをすべて貼り付けさせていただいたのは、再度「目が釘付け」のお母さんに、これを載せさせていただきますね、と確認させていただいた、というのもあるのですけどね。「それ載せないで!」とおっしゃったことのないお母さんですが、万が一に備えて、再度念を押しておいたほうがいいかと思いまして、、)
2017年8月21日
愛知のお宅の話に戻りますね。
(基本的に「目が釘付け」のお母さんとこちらと交互にしばらく取り上げていこうかと思います。よろしくご理解ください)
先日のスカイプメッセージでも、本人が私の授業を楽しみにしてくれているようなことをお母さんお伝えくださって、前にも申しましたが、「押し入れに、私の授業前に逃げ込んだ」という状況からは、ずいぶん変わってくれましたね!楽しみにしてくれてうれしいですし、私も彼女との授業は楽しいです!
いろいろ覚えるのに苦労しているみたいな話を聞いていたのですが、この前の授業では、彼女の英語の暗記力がものすごくあることがわかり、私にとっては、ずいぶんな収穫でした。頭のいい子です!周りの子がものすごく賢い子ばかりで大変みたいですが、学校に一人で行くのが難しかった子が行けるようになったというだけでも、十分いい方向に行っていると言えますね!いい子ですよ!ですから、まだまだいい方向に行くと思いますけどね!ぜひ応援してあげていただけたら、、。
実は、作文の書き方を教えてあげたのは、税金の関係の作文と読書感想文の2つで、下のお母さんからのメッセージ(のミス)を私が無理やりねじ込んで使わせていただいたのは、税金の作文のときでした。そのねじ込み方が彼女に受けたらしいです。お母さんの打ち間違いをどう料理したか、下に書き出してみますね。
作文は楽しくなくてはいけませんよね!
(実際、のちにいただいたお母さんからのメッセージによると、とてもいい作文になっていたようです。「授業後の作文を見せてもらいましたが、今まで見たことのないような、ほとんど意見作文、小論文のような仕上がりで驚きました。愚」と書いてくださりましたから、、。ちなみに最後の愚は、娘さんの解説によると、お母さんが「田口」と打とうとして「たぐち」のぐだけを変換してしまい、それがそのまま、スカイプメッセージに入ってしまったらしいです。これも私たち2人には受けました!お母さんの名誉のために、申し上げますと、スカイプメッセージには注意が必要なんです。Enterキーを押すと、メールなどでは、通常は、改行になるのですが、スカイプは、そういうとき、メッセージが相手に行ってしまうんです。これ慣れないと、ついやってしまうミスなんですよね!)
おはようございます。本日の授業で、2本格作文のうちの、テーマ作文を田口先生に教えて盛
すみません。続きです。教えてもらいたいそうです。テーマは、授業までに決まるかもしれませんし、決まらないかもしれませんが・・・。よろしくお願いいたします。
このお母さんからの打ち間違い入りのメッセージについて、まず、本人に
「お母さん、面白いメッセージ送ってこられているよ。これ意味わかる?」
と聞いたところ、
「へ?」
と言ってきて、読んでくれて、本人、このメッセージを私に説明してくれました。彼女お母さんのミスが面白くて仕方ないらしい。「母親のミスは蜜の味がする」というあたりでしょうか?本人が面白がっている(失礼ながら私も面白がってしまいました)ミス、使わない手はないですよね(と、た愚ち(私)は思ってしまいました。。。)。
皆さんは、もうわかっておられることと思いますが、2本格作文は2本書く作文の打ち間違いですね。
教えて盛のほうは、これは、彼女の説明によると、教えてくださいのさいの字が盛として残ってしまったということのようです。つまり、盛の字はさいと読む(あくまで彼女によると!)らしい。
私は、教えてもらいたいのもらいたいの部分がなぜか盛になってしまったのでは?とあとで思ったのですが、その時は、なにせ本人がそういうものですから、そうなんだろうと、盛はさいということで進めていきました。
問題は、格(書く)と盛(さい)それぞれをどう作文にねじ込んで行くかなんですけどね。
まるで、どこかの大喜利でもやっているような気分になってきました。
次回は、具体的にどうねじ込んで行って、彼女がどういう反応をしたかを書き出していきますね!「ねじ込み」こそ私の腕の見せ所! ???
(次々回につづく予定です)
2017年8月28日
さて、「目が釘付け」のお母さんからのメール、ひとつひとつ取り上げていきますね。まず、下のこれです。
宇宙に飛び出して行きそうな時の話し振りは、家庭教師田口の視点(89ページ目)に載っています。体験授業から2回目の授業のときの本人の感想が書かれた、お母さんからのメールですが、探すのが大変という方のために、その部分だけ貼り付けておきますね。
体験授業から2回の授業を受け、息子は、とにかく楽しいらしく、「溢れる様な」楽しい気持ちを思い出しては報告してくれます。
他の先生とは違う、とニコニコ話していたので私が「どう違うの?」と聞くと、
「ん????、他の先生もわかるは解るんだけど、わかったら、はいおわり、じゃん?
でも、田口先生は、なんていうか、一つの事をわかっても、それで終りじゃなくて、それを更に深く、というか、広くと言うか(両手を拡げてジェスチャー付きで)、そんな感じで教えてくれる。
ん????、うまく言えないけど、もう、宇宙に飛び出して行きそうな感じ!!」
すごいですよね。”宇宙”に飛び出しそうなほど深い学びを感じているなんて、その言葉を聞いたときはもう、とても感動的でした!
そういえば、こんなメールいただいたこともありましたね。久しぶりに思い出させていただきましたが、私がいろいろな話を彼にしてあげているのは、彼がとても頭がよく、好奇心もものすごくある子だということがわかったからで、誰にでもそうしているわけではないんです。
たとえば、今解く問題を理解するのに精一杯の子に、さらに突っ込んだ説明をしても、本人苦しむだけですしね。
とにかく、彼は、最初から、知識欲が高く、理解力が高く、集中力があり、と、お母さんが悩んでおられるのが信じられないほど、行動面も含めて、ものすごく立派な子でした。
初めのころ、勉強面で、苦手なものがあると、宿題がきちんとやれないというのは、もしかしたら、あったかもしれませんが、それくらいは、ふつうの子でも、よくあることですし、むしろ、いけそうとなったときの「宿題の完成度」の高さは、私が教えてきた子の中でも、突出したものがあります。
たとえば、中1のときの、初めの定期テストの英作で、いきなり(!)100語程度の自由英作が出されて、そこの部分だけ白紙だったという彼は、お母さんによると「英語から逃げ回っていた」という状況になってしまったようですが、それから、対策をしていったら、今では、ある英作の能力を問うテストでトップの成績をとるようになるくらいにまでなってしまいましたから。
学校のレベルがレベルですから、私としても「立派」としか言いようがないです。
これが彼のすごいところなんですね!
ところで、彼の言ってくれた「それに関する事を全部説明して頂けて、すごい知識なんだ」に関しては、私は、勉強、教育のことに関しては、誰にも負けない(ほかのことではいかに間抜けでも)ということを目指している人間なので、というか、これだけで生活している人間なので、当たり前だと思っています。
なにせ、自称、ほかに能のない「家庭教師馬鹿」ですから、、。
もう少しかっこいい言い方をしますと、「家庭教師という職人」だと思っていますので、、。
(次回はページを変えて)
※もし、この「視点」全体から、読みたいところを探したいという方は視点目次(サイトマップ)をお使いください。ほとんどあらゆるタイプの頭の子、性格の子をとりあげてきています。かかわりの基本は同じですが、少しずつ、子どもたちによって、かかわりに変化をさせています。きっと、ご自身のお子さんと似た子も発見することでしょう。私が、どういう子にどうかかわって、子どもたちを変えてきたか、成績を上げていったか、などを、具体的に記していっていることがおわかりいただけるかと、、。ぜひご参考に、、、。繰り返し繰り返し読むに耐えうるものにしてあるつもりです。
「とび授業」のすすめ
視点目次(サイトマップ)
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学校からいじめをなくすには。知識のしずく「その2」
変質者によって、子どもが殺されないために。知識のしずく「その3」
兄弟姉妹げんかをなくす方法。知識のしずく「その4」
「勉強しろと言わないように」ということに関して。知識のしずく「その5}
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政治への向き合い方について。知識のしずく「その7}
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