掲示板からご参考になりそうなものを抜き出しました(6)

はじめまして。 投稿者:悩む母  投稿日: 9月13日(月)13時44分54秒

 初めて投稿させていただきます。「子供の反抗期」ということで探していたところ
 このサイトに目が止まりました。
 家庭教師の件とは関係ないのですが、実は息子は5年生で大手塾に通っています。
 このところ 些細なことで口論になり毎日疲れ果てています。
 息子は一人っ子で友達遊びが好きですが、人見知りがかなりあり、融通が利かなく
 先生の言うことはよくきき、真面目、人を思いやる気持ちがあるのに、頑固で でも
 私と喧嘩になっても お互いすぐに仲直りする子なのですが、このごろ息子の
 態度があまりにも悪いので、主人が言い聞かせるのですが 結局「出て行きなさい
 !!」までになってしまいます。私の接し方がいけなかったと反省する日々です。
 田口さんのメッセージを読んであてはまる部分が多かったのです。本当に納得させら
 れました。もっと子供の気持ちになって接して見ようと思いますが、これからでも
 間に合うのでしょうか・・・とても心配です。 







間に合うとおもいますよ(「悩む母」さんへ) 投稿者:田口  投稿日: 9月15日(水)12時46分51秒
 もちろん、間に合うと思いますよ。
 でも、態度が悪いって、どんな感じなのですか?具体的にお聞かせいただくと、何か、お話できることがあると、思います。僕は、あまのじゃくな娘を、ホームページに書いたように、持っているのですが、ほとんど、怒ったことはありません。
 この前、娘は、足を怪我していて、バンドエイドをはっていたのですが、バンドエイドをはると、かえって、治りが悪くなるよ、といったら、
「いや、はる」
といって聞きませんでした。僕は、なぜ、バンドエイドをはると、なおりが悪いのか、ゆっくり教えてあげました。でも、「いや」といいます。
 僕は、笑ってほうっておいておきました。そうしたら、自分から、いつの間にか、はがしていました。お風呂に入ったら、傷の部分をぬらさない、ように、といい忘れたので、お風呂に入って、すこし、血がにじんでしまいましたが、、。娘に謝りました。でも、その後、血は固まって、すぐに治りました。
 娘は、自分の行動を自分で決めたいと思っているのではないかと思います。だから、すぐ僕のいうとおりにしたくはないのだと思います。でも、大体僕のいうとおりになるものだから、いうことを聞こう、となるのではないかと思います。
 息子は、生まれつき、素直で、勘のいい子なので、僕の勉強材料になりません。
 1歳の息子のほうは、僕が出かけるとき、よっぽどでもない限り、見送りしてくれるのですが、娘のほうは、むらっけがあります。でも、下のどこかで記したように、すくすくと育った、お茶の葉がいいお茶になるとは限らないと思っています。
 むしろ、小さいころ素直な子が、あるとき、問題児になったり、というのは、僕のよく経験(本人から直接聞いたりして)していることです。ある子は、大人の身勝手をそのときの思い出とともに、今高校生になって、語ったりしています。
 むしろ、そちらの息子さんは、中学、高校生になる前に、問題を顕在化してくれたわけで、対応を誤らなければ、大丈夫だと、思います。とりあえず、もし差し支えなければ、具体的にお話いただけますか?




息子の態度について 投稿者:悩む母  投稿日: 9月16日(木)11時34分51秒
 お返事ありがとうございます。
 これまでの流れは色々ありましたが、些細なことで口論になると
 にらむようになり 鼻をならしてだまって怒ります。先日も
 そんな状態になった時、あまり手をあげることのない主人が
 息子の頬をはたくと 息子は「人殺し!」と大声で叫んでいました。
 その後、息子を座らして 主人は言い聞かせていました。そして
 すぐに私のところに来て 「ごめんなさい」と言いにきました。
 我が家は喧嘩になっても皆すぐにケロッとします。 ただ 親を
 睨む様になったらよくないということをきき(まだ5年生なのに)
 ちょっと心配しています。
 その他に自分がだらだらしていて 塾や学校に行くのが遅くなった
 時も私のせいにしてみたり、一言いえば一言返ってくるという
 具合です。
 塾に通っていることがストレスにつながっているのではないかと
 思ったりもしますが、私達は勉強に関してはそんなにうるさいつもりは
 なくただ 塾で必須の復習をすることは約束事にしています。それが
 出来なかったら 塾は止めなさいと。 結局そのために時間が必要になり
 テレビゲームやテレビ、マンガの時間を制限しなくてはならない、友達と
 遊ぶ暇もない、結果ストレスを受けているのかな・・・と。
 私の育て方もきっと良くなかったのです。結婚して主人と意見が食い違った
 ことは日常茶飯事で子供の前でよく口論していました。主人は未だにそれを
 「話し合い」と言っていますが、子供にすれば喧嘩ととらえたでしょう。
 その他、子供のすることを気長に待たずに 先回りをしてやってしまった
 ことが多いように思います。主人の帰りが遅いので日中は子供とずっと
 2人でした。わりと厳しく育ててしまい、自主性の芽を摘んだのも私の
 責任だなと反省する日々です。今更反省してもこれまでのことはどうにも
 なりませんが、何とか努力すれば 子供の態度とかは変わるものでしょうか?
 取り留めのない文章でわかり難いかもしれませんが、とりあえず こんな
 状況なのです。(遊びに関しては ゲーム1週間に2時間、テレビ1日1時間半
 漫画は暇があればゴロゴロして読んでいます。友達とは週に1,2日外遊びと
 ゲームをしています)



「悩む母」さんへ 投稿者:田口  投稿日: 9月16日(木)15時29分50秒
 「一言いえば一言返ってくる」ということですが、それは、決しておかしな行動ではないと思います。僕の娘もそうです。なぜそういう行動をとるのかというと、自己防衛本能からかな、と思ったりしています。親の言うことを素直に受け入れられない、という意思表示です。それを目先の反応に気が行って、親がにらみつけたりされないほうがいいと思います。僕の息子は、今1歳半過ぎなのですが、僕が、それは、だめだというと、すぐ手を引きます。娘が同じ年のころいわれたことのない、「賢そうな子ねえ」は、時々言われるみたいです。顔つきも賢そうです。頭の形以外は(笑)、、。でも、そういう、親の扱いやすい子は、何でも、こちらの思い通りになってしまう分こわいかもしれません。おなかが痛いのは、何かの危険を知らせてくる初期信号ですよね。お子さんの反抗も同じようにとらえられたほうがいいのではないかと思います。

 たしかに、けんかをしてもすぐけろっとなるというお宅はありますね。我が家はその逆です。妻と僕は、結婚当初よく衝突しました。価値観が違ったためです。妻は、しっかり者で、僕をしりにしこうとして(結婚前には、おくびにも出さなかったのに、、。妻はそのほうが、家庭は丸くおさまると思っていたみたいです)、その癖がなかなか消えず、男女でどちらかが威張るのはおかしい、と主張する僕と激しく衝突しました。僕は、出て行け、くらいなことを1度言ったこともあります。僕たちのけんかは、どちらも深刻に受け止めます。それがいいかどうかは別として、、。でも1年くらいで、それはやみました。僕は、妻とけんかすることは、今はありません。娘も、僕たちがけんかしているのは、みたことないでしょう。僕は娘に、お説教もしたことありません。子供は、情報を十分与えれば、自分で勝手に自分の行動を律することができると思うからです。その様子は、「視点」で時々取り上げていると思います。でも、それは、子供にわかる形で、伝える必要があると思います。子供にわかる言葉で、わかるように言うことは、結構熟練が必要なようで、妻は今でもへたです。僕は、こんなことばかり四六時中考えている人間ですから、自分と比べるのは、不公平かと思いますが、、。娘に僕は、勉強しろとはいいません。妻にもできるだけいわないよう言っています。でも、娘は、頭がよくなりたいといっています。僕には、それで十分ですし、それだったら、どうしたら頭がよくなるのか、小学校の授業は簡単だけど、中学、高校と進むうちに、どんどん勉強が難しくなっていくことなどを今から伝えています。そのあと、娘がどう動くかは、娘の自由だと思いますし、幸い娘が、勉強がんばりたいと思ったときには、僕がすべて教えてあげられるので、できるだけのことはしてあげるつもりでいます。



「悩むお母さん」へ(つづき) 投稿者:田口  投稿日: 9月16日(木)15時30分18秒
 よく、厳し過ぎると子供は、反抗的になるとか、甘やかしすぎると反抗するようになるとか言いますが、僕は、必ずしも、そうではないと思います。親の言ったことに矛盾を感じるとか、親の言ったとおりにやって、自分が、うまくいかなかった、とかいったときに、反抗的になるのだと思います。つまり、親の言うことが信じられなくなっているのだと思います。
 僕は、反抗する子供は、いい子どもだと思っています。少なくとも、親に対しては、どんどん反抗すべきだと思います。だって、納得がいかないのでしょうから、、。納得させるのは、親の役割です。納得させることができれば、子供は、いくらでもがんばります。「魔法のお母さん」の娘さん、中学のときは、お母さんに怒られ怒られ、すきをみては、だら〜とした生活をしていました。友達もいっぱいいて、何かというと遊びの約束をするような子でした。がみがみ(失礼)うるさいお母さんに不満たらたらだったと思います。中3で、これから、受験というときになって、かなり間際に、きちんと勉強するから、というので、私に頼んでこられました。それから、私は、遊びを禁止しました。彼女が目標とするのが、彼女にとって、レベルが高かったからです。で、高校に入ってからも、僕は、遊べない、ということを伝えました。彼女が絶対に、という目標が高いからです。そうでなければ、僕は別の対応をしたでしょう。で、ご両親が、家族と一緒に彼女(高1の)を旅行に連れて行ったときも、僕は、それは、今後はなるべくさけていただくようお願いしました。高1ですよ。でも、彼女がどうしても上のクラスにいきたい、というものですから、3年間遊べない、と伝えました。もともと友達の多い遊び好きの子です。で、思うのですが、こんな厳しい条件でも、人は、子供は、やるとなったら、がんばるのです。
 あちらのお母さんは、たまには、息抜きに、、、と思われたようですが、そういう中途半端な対応は、本人の行動をわかりにくくさせるだけなのです。勉強しなさい、遊ぶな、というお母さんが一方で、2泊3日の旅行に連れて行く、1時間も無駄にするな、というお母さんが外食に連れて行く(外食は食事のときの1時間にとどまらず、前後の何時間もだら〜とさせてしまったり、無駄にさせてしまったりするのです)。こういう矛盾に、子供は、どう行動したらいいか、わからないのです。僕は、彼女が高校に受かった直後、3月いっぱい納得がいくまで、遊ぶように伝えました。4月からは、遊べないから、といって、、。でも、ご両親が、中途半端だったんですね(失礼)。で、おかげであいまいな部分を自分でいいように解釈して、本人は、すこしだらけました。つい最近のことです。僕は、かなりきつく本人に言いました。
 今、高1にもかかわらず、彼女は、長々とした遊びをせずに勉強してくれています。で、前のぐだ〜としながら、お母さんに怒られている彼女と勉強ばかりしている彼女どちらが幸せでしょう。見た目、高1から勉強ばかりしている彼女が気の毒そうに見えるかもしれませんね。でも、その気の毒そうに見える彼女が、迷いもなくこちらを選択して、しかも僕に対する不満は、あくまでも、お母さんのお話ですが、一切、いっていないということに、注意する必要があると思います。僕に見放されたら、大変というのもあったかもしれませんが、、。僕に代われる家庭教師を見つけることは、きわめて困難でしょうから、、。
 子供は、自分のおかれた状況が厳しいから、嫌がるのではなく、見通しもなく、納得もいかないことばかりだから、嫌がり、だら〜とするのだと思います。
 もう少し書きたいことがあるのですが、もしかしたらそちらに対するお答えからずれているかもしれないと思われますので、また、しばらくしてから、書き込ませていただきます。もっとこういうことが聞きたい、ということがあれば、おっしゃってください。とりあえず、失礼します。
 ちなみに、僕は、「魔法のお母さん」大好きですよ。とても、感じのいい方です。ね、さくらさん!!誤解なきよう、、。
 最後に、高校生でも変わりうるのです。小学生のほうが、変わるのは簡単だと思います。ただ、子育ては、熟練を要するもので、今反省されている点は、正しいと思われるので、その線に沿って、もう一度ご自身の行動を見直して、変えて見られたら、いかがかと思います。




とても参考になりました。 投稿者:悩む母  投稿日: 9月17日(金)13時44分51秒
 田口さん、お返事ありがとうございます。
 納得し、色々と考えさせられました。 自分ではわかっているつもり
 でも 難しそうで きっと試行錯誤の繰り返しですね。 とりあえず
 始めてみようかと思います。それから、睨む というのは 子供が
 親を です。危険信号なのでしょうか? それと、進学塾の件ですが
 週3回で夜9時まであり、ほぼ毎週土曜日にはテストがあります。
 6年になると もっと忙しくなるのですが 子供のこの時期に こんな
 生活をしていることに対して悪影響はありますか?




「悩む母」さんへ 投稿者:田口  投稿日: 9月19日(日)03時24分30秒
 「睨む」についてですが、一般論です。子供が、ご自分の思いどおりに動かないとき、睨むお母さん多いです。そちらのことを特に意識してではありません。でも、心の中で、「この子は!!」みたいなこと、思っていませんか?子供は、敏感に感じ取ると思います。
 子供さんが親を睨むのは、何か、わかりませんが、何か、押さえつけられているような、不満があるのでしょうね。今まで、自分の思い通りになっていたものが、急に奪われたとか、、。思い当たるふしはありませんか?僕には、今のところ、それ以上答えられません。もう少し、どんな場面でか具体的にお話いただければ、何か、わかるかもしれませんが、、。
 悪影響があるかどうかは、子供さんが、どう受け止めるかだと思います。
 オリンピックの選手たちなんか、きっと僕たちの知らないところで、人によっては、小さいころから、練習ばかりだったと思います。「柔ちゃん」なんか、いい例ですよね。でも、みんなあの方を、性格ゆがんでいるとか、思われないでしょう。
 結局、どんなにつらいことでも、自分の意思でがんばるという子はがんばるのだと思います。そして、そうだったら、悪影響はないと思います。



「悩む母」さんへ(つづき)  投稿者:田口  投稿日: 9月20日(月)12時50分4秒
 トレーニングのため、ひとつ問題を出させていただいてよろしいでしょうか?僕の教え子で、テストのカンニングをしている子がいました。お母さんでしたら、それに気づいたとき、どういう対応をなされますか?もしご覧になっていたら、お母さんなりの解決策をお考えいただけますか?あくまでも、もしよろしかったら、、、。今後似たような場面に出くわされるかもしれませんし、、。そして、これは、子供さんと付き合う上で、とても大事なエッセンスを含んでいると思います。答え(正解は、ひとつではないと思いますが、、)のヒントは、僕のホームページのところどころにあると思います。ごゆっくりお考えください。すぐにお答えになる必要はありません。たとえば、その答え探しに、僕のホームページ内を「旅」してみられたら、いかがでしょう。




文章をまとめるのが・・・ 投稿者:悩む母  投稿日: 9月21日(火)00時48分53秒
 掲示板に書き込むかたは、要点を上手くまとめていらっしゃいますが、
 どうも私は苦手で 思ったままでは長すぎてしまうし、考えているうちに
 機会をずらしてしまいます。昨夜も考えているうちに眠くなり、今日は
 今日で出掛けていたので、田口さんへのお返事がこの時間になりました。
 続きの質問はもう少し考えてみることにしますね。
 田口さんの考えを途中まで拝見しましたが、全てにと言っていいほど納得
 させられました。私の質問した答えもありました。田口さんは本当の意味での
 頭のいい方です。もし私が関西方面に住んでいたならば家庭教師をお願い
 出来たのに残念です。というわけで、また後ほどお邪魔します。




「悩む母」さんへ(ほかの方法として) 投稿者:田口  投稿日: 9月21日(火)13時38分27秒
 そうですか。お母さんも上手ですよ。
 文章は、自転車のりと同じで、乗る時間に、書いた文字数に、比例しているといえると思います。ですから、もし上手に書きたいとか、思われたら(そんなにへただとは思いませんが)、ここに書き込みまくってみられたら、いかがでしょう。子育てと同様、練習です。経験です。そして、その間勉強することです。それから、もし書き込んで、失敗したら、下の「管理者メニュー」で修正することが出来ます。一度試してみてください。
 下のほう、ずーっと、ずーっとみると、僕に対する悪口かいている人いますけど(多分荒らしに近い行為)、いやですけど、僕は、そのまま載せています。こんなの載せたままにしておくのは、僕くらいなものかな。皆さん消しているみたいです。ホームページの「掲示板から、ご参考になりそうなものを抜き出しました(5)」にも、その悪口を、そのまま載せています。そんな人間なかなかいないかもしれませんね。僕の教え子が、「一種の営業妨害」と言ったのが面白かったです。なるほど、営業妨害、という考え方もあるんだ、って。
 ですから、多少、そちらが、変な書きかたされても、僕のほうは、気にしないようにしますから、思う存分お書きください。
 英会話と同じで、失敗したら、どうしようと思うから、うまくかけなくなるみたいなことあるかもしれません。気にせず書きましょう。多少へんなかき方をされたからって、何か言う人があったら、きっと大ちゃんも、長通先生も、mi-kaさんも、僕も、黙っていませんから、ご安心を、、。まあ、そんな人のくるところではないと思いますが、、。あったかい人多いと思いますよ。
 それから、そちらの件で、また思いついたことがあるので、さらに記してみますね。というか、書きながら、書き終わって、こういうことも書きたい、ああいうことも書きたいって、いっぱい浮かんでくるんです。そのひとつで、即効性のあると思われる方法をお教えしますね。今まで申し上げたような、根本的な解決策を考える一方、こんな方法もいかがかと、、。
 以前、塾の先生などには、彼は素直になる、みたいなことを書かれていましたね。これは、彼が、正常な人間であることを示していると思います。で、塾の先生に相談されて、週1回くらいずつ、連絡のノートを交換されるように、してはいかがかと、、。連絡ノートについては、掲示板2や、「掲示板から、ご参考になりそうなものを抜き出しました」シリーズに家庭教師のかた向けに、書き出しています。基本的な考え方は同じです。そちらを参考にしてみてください。即効性あると思います。で、これについてもご質問あれば、どうぞ、、。
 以上、ご参考まで、、。
 ちなみにさくらさんも下のほうをずーっとみていったら、苦しまれた時期があった、ということがお分かりいただけるかと思います。つい最近も僕をすこし頼ってこられました。ご存知とは思いますが、遠方なので、パソコンで教えているお宅なんですけどね。あんな、がんばりやさんでも、かかわり方によって、180度に近いくらい異なる反応をしてくるものなのです。僕は、パソコンで呼びかけたんですよ。そんなんで効果あるか、って思われるでしょ。人間は、誰が、どのようなことを言ったかに、反応するんだと思います。それは、そちらが、掲示板に書き込んで、いやな思いをしたくない、とか思われるのと、共通した部分があるかと思います。単なる言葉の羅列が、本人の肉声のように、響くことってあるんです。
 僕は、今でも十分忙しいですから、無理に誰かを勧誘しようなんて思っていません。ただ、僕という人間がいて、僕の生き様を知って、理解してくれる、いわば、僕のファンみたいな人をできるだけ、増やしたいと思っているだけなんです。もとより、出来るだけ、時間を空けてお教えする用意はありますが、、。
 もっとも、僕のとって、さくらさんは大事な友達です。僕のファンという存在ではありませんが、、。実際そういうお付き合いをさせていただいているつもりです。僕が、すでにそう思って、お付き合いしているかたは、ほかにも何人かいます。





田口さんからの宿題 投稿者:悩む母  投稿日: 9月24日(金)19時01分17秒
 子供がカンニングをした時の対処法について考えました。多分、「昔、お母さんの
 知っている子がカンニングをして、その時はごまかせたけど 後で困った」ような
 話をして、言い聞かせると思いますが、実際は「カンニングしちゃいけないからね」
 とストレートに言ってしまうかも。ちなみに主人は「カンニングしちゃだめだぞ」
 と言うそうです。 それから、連絡帳の件アドバイスありがとうございます。参考に
 したいですが、大手の塾なので個人的にそこまでやってもらえない様な気がします。
 田口さんの様な熱血先生だったらいいのですが。
 ところで、私はこのホームページのおかげで少しだけ(良い意味で)変わってきた気が
 します。息子と少し距離をおくようにしています。急に変えても戸惑うでしょうし、
 勿論加減しながらです。今後も何かわからなくなった時は、田口先生に相談したいと
 思います。お忙しいとは思いますが宜しくお願いいたします。





「悩む母」さんへ 投稿者:田口  投稿日: 9月26日(日)02時39分53秒
 そうですね。実は、彼は、というか、多くの子達は、親に内緒で、カンニングしているんです。僕が塾で教えていたときも、カンニングしていた子がいました。おそらくご両親はご存じなかったでしょう。成績のいい、頭のいい子でしたよ。そのときは、今度したら、親に言った上で、塾をやめてもらう、と伝えました。彼女だけに、こっそり、、。それから、ぴたっとやめました。その子は、元来まじめな子ですから、テスト勉強し切れなかったところについて、つい、カンニングしてしまったのでしょう。悪いことをしているということは、百も承知なんでしょうね。
 家庭教師としての僕は、違います。多くの場合、カンニングをしてはいけない、といいません。そういってもし僕が、脅し気味に言ったら、彼は、僕にその話をしなくなるでしょう。彼は、その後は、カンニングしている事実を隠すでしょう。僕にも、、。親に言わないことを、僕に言ってくる、言ってきているということが大事です。自由に言わせておいて、その上で、自分から、カンニングをしないようにもっていくのが理想でしょう。
 でないと、そういう子は隠れてこっそりと、悪いことをするようになると、思います。
 隠れてこっそりが一番悪いんですよ。僕は、ある対応をしました。彼は、カンニングをしなくなりました。僕がどうしたかは、お母さんのこれからのなが〜い宿題にしておきましょう。もちろん、すぐに、お答えになってもいいですよ。考えることが大事です。
 先日、僕の6歳の娘が1歳半の息子に意地悪をして、泣かせていました。しかも、「なけー、ばか」といって、いじめを楽しんでいるようです。妻は、例によって、「何やってんのよ」見たいな感じで、すこし怒っていましたが、娘は、ひるみません。娘の名誉にためにいっておきますが、娘は、いつも、こういう子ではありません。息子が行動の加減のわからない年齢なので、それが気にさわったところがあったのでしょう。
 息子は、泣いてもすぐに泣き止む子で、なぜか、不必要に泣きません。それだけに、僕は、娘が許せなかったですし、娘と、2,3回言葉のやり取りをして、やめさせました。怒ったりはしていません。
 これもどうしたかは、書きませんね。いろいろと考えてみてください。
 子供さんとのかかわり方が、ひとつでなく、そして、お母さんがこれしかない、あるいは、ご主人が当然だと、思って、とられていた行動が、ほとんど無意味な、かえって、子供に、無用なプレッシャーをかけるだけのものになっている、場合もある、ということがあるかもしれません。
 最後に、ご解答、ありがとうございました。
 下の余白が多いところからすると、結構、文章に苦労されたことかと思います。
 子育ては、愛情があれば、、、とお考えの方もおられると思いますが、愛情の注ぎ方、量を間違えると、かえって、おもいもよらぬ事態を招いてしまうのでは、ないかと思います。子育ては、きわめて、知性が要求されるものです。僕はそう思っています。ご参考まで、、。
 もしよろしかったら、僕のホームページの言葉のどこかで、言葉のそこここで、立ち止まってお考えください。読み流さずに、じっくりお考えになれば、何か、発見できると思います。そして、ぜひ、「悩む母」さんの「哲学」みたいなものを再構築して見られたら、いかがでしょう。それは、きっと、そちらの行動の端々(はしばし)をよい方向に変えてくれると思います。
 浅く考えたら、浅い行動しか出来ません。ふか〜く考えたら、ふか〜い行動が取れます。それが、知性というものだと思います。知性は、氷山みたいなものだと思います。ふか〜くふか〜くその人に根ざしているものだと思います。で、表面に現れるのは、そのごく一部です。実は、表面に現れない部分がとても大事なんですけどね、、。
 もしかしたら、僕のお答えがすぐないものですから、肩透かしを食らったような気がするかもしれませんね。でも、子供さんたちは、毎日、こういった、あるいはこれ以上の問題を、こうじゃない、ああじゃない、と悩んで、ときにすぐ答えをもらえなかったり、答えの解説を見ても、なんだかわからなかったりを経験しているわけです。
 娘がじゃまをしにきたので、これで終わりにしますね。また、気づいたら書き足していくつもりです。どこかで、、。(最後の6行はあとで昼間付け足したものです)





カンニング 投稿者:かすみ  投稿日: 9月26日(日)15時59分55秒
カンニングについて思い出す事があります。次男が小学校の高学年の時、学校から帰宅してすぐに言いました。「今日、音楽のテストでカンニングをして、先生に見つかった」と。それを聞いて私は思わず微笑んでしまいました。変ですよね。実は、私は子供が小学生になり学年がすすむにつれ、不安になってきていることがありました。毎日、その日の出来事を話してくれる中で、他人の失敗やいたずらの話はでてくるのに自分の悪い話が出てこないのです。それが、子供の外の姿が、見えていないように思えていたのです。そこである日、次のように話をしてみました。「自分の失敗を認めて、お母さんに打ち明ける事ができる子は本当に勇気のある強い子なんだよ」「ありがとうを言うよりごめんなさいを言うほうが勇気がいるんだよ。もしごめんなさいをいえる友達がいたらすごい子だね」うなずいて黙って聞いてくれたのを覚えています。その日から本当に些細ないたずらや失敗の話もしてくれるようになりました。話しを聞くたびに「話をする勇気があって偉いねぇ。悪いことだと反省しているから話をしてくれたんだねぇ」を繰り返していた時期でのカンニングだったのです。子供の素直さ、純粋さを特に感じた出来事でした。現在、中学3年生になり、昔のようにいちいち細かい話まではしませんが、多少持続しているように感じる時もあります。ただ、素直な反面、かなり頑固なところもありますが…。

今月まで田口先生には 長男が、お世話になっていましたが、来年からはその次男もお世話になります。長男は田口先生のおかげで、希望校の指定校推薦をいただくことができました。長男は「先生に出会わなかったらと考えると、どうなっていたかゾーッとする」と
言っています。私も先生に出会わなかったら親子関係がどうなっていたかしらとゾーッとします(笑)先生に来ていただいてなかったら、私は、自分は問題を解けないくせに 口だけギャーギャー動かしている嫌な親になりきっていたかもしれません。先生に出会えたことにより 親子共々、学習面だけでなく 日常生活の在り方、又、親子という関係でありながらも一人の人間として対等な関係で関わっていく事の大切さを学びました。まだまだ親として学習中の私ですが、次は 長男とまた違う性格の次男との関わりにも先生の
ご指導を受けながら向上していけるのを楽しみにしています。





ありがとうございます。 投稿者:田口  投稿日: 9月26日(日)18時43分53秒
 かすみさん、ありがとうございます!!!
 まだ書き足りなさを感じて、続きを書こうとしたら、僕の代わりに書いてくださって、、。僕のでる幕はなさそうですね。本当にありがとうございます。
 「長男」くんによろしくお伝えください。そして、何よりも、僕の考えに理解を示してくださった、ご主人にとても感謝しています。具体的に、彼が、やる気になる上で、ご主人のご判断は、とても大きな影響を与えたと思っています。
「ご両親に感謝しろよ」
というのは、「長男」くんに何回か言った覚えがあります。
 よろしくお伝えください。
 それから、僕はかすみさんにご家族の中で、一時期もっともきついことを申し上げていたのではないか、ぶしつけなことを申し上げていたのではないか、と思っていたので、いつも快く受け止めてくださったこと、感謝しています。おかげで、とてもやりやすかったです。
 言葉を選んだつもりだったんですが、あとで、そちらに送ったメールの内容を見て、もう少し言い方はなかったのか、と反省したのも、記憶にあります。
 今後も、もしかしたら、あとで言葉の選択を反省するような、場面があるかもしれませんが、そちらにとって、最もよいことは、という観点から、申し上げてのことで、この点ご理解のほど、よろしくお願い申し上げます。そういえば、彼にも、一度、きつく怒ってしまったこと、ありましたね。
 今回のがんばりを見て、やっぱりもう少し言い方があった、と反省しています。でも、絶対受かると思って、彼に伝えたのに、最後まで、よくがんばってくれましたね。それにも、感謝です。
 彼が言っていた、「受かるかどうかぎりぎりの子ほど、かえってがんばっていない」は、興味深い事実ですよね。「がんばりの因子」は別のところにあるんでしょうね。
 今はヒマヒマでしょうから(?)、気が向いたら、この掲示板に立ち寄って、とお伝えください。ただ、本人が、乗り気でないのに、むりに、おすすめにならないでくださいね。





(無題) 投稿者:かすみ  投稿日: 9月26日(日)23時32分10秒
こちらこそ ありがとうございます。長男は先生になにげなく話した内容を覚えていただいていた事や、温かい言葉を読んで嬉しそうでした。次男は私の文章を読んで、照れ笑いしています。次男は、実際に教えていただくのは、かなり先なのですが、今からちょっと緊張気味?(笑)






かすみさんへ 投稿者:田口  投稿日: 9月27日(月)12時53分26秒
 そうですね。「次男」くんにもよろしくお伝えください。僕は、相性の問題ほとんど発生していないから、大丈夫だと思いますよ。でも、出会う前って、お互い緊張しますよね。ただ、そちらは、僕という人間、すでにわかってくださっていますし、何かと、ほかの子よりも、楽な気分でお会いできるかな、と思っています。お会いするのを楽しみにしています。




「悩む母」さんへ(つづき) 投稿者:田口  投稿日: 9月27日(月)15時14分56秒
 考えること、大事です。考えないで、その場の雰囲気とか、「子供になめられてなるものか」みたいな、感情で行動されないことです。子供たちが、テストで、いい点をとるためには、テストの前に、結果的にそのテストに出なかったような問題も、練習問題として、多数やって、それで頭を磨いて、それで、テストに臨んで、いい点がとれるわけです。子育ても、事前に、いろいろと考えて、知識や「哲学」見たいなものを蓄えておくこと、大事です。それが、その場の行動を支配すること多いです。僕自身が、日々感じているところです。今回の宿題の答え、もしかしたら、僕のホームページのどこかに載っているかもしれません。わかりませんが、、。書いた覚えも、あるんです。似たようなテーマはいくつか書いています。ご参考まで、、。答えをすぐ得るよりも、それをえるために考えることが、もっと大事だと思います。で、実は、人間は、すぐに変わらないですが、知らない間に、考えたことが、「血や肉」となって、人の行動を変えていくような気がします。それを、人は、格好いい言葉で、知性とか教養というのでしょう。
 周りの人、あるいは、テレビに出ている人を見て、教養のありそうな人、一種の雰囲気持っていますでしょ。逆に、無意味に子供さんをしかりつけているように見える方もおられるでしょう。
 僕の尊敬する勝海舟は、「人間余裕がなければ、何も出来ないよ」みたいなことを言っていますが、何気ない、この一言に、この人の限りない教養の高さを感じます。敵軍(官軍)の大将、西郷隆盛が幕府側の最高責任者海舟に深々と頭を下げ、「先生」といったらしいです。江戸が総攻撃されるかもしれない時期にです。どこの世界で、こんな場面を想定できるでしょう。しかも弟子の坂本龍馬という人も敵側について、薩長連合を作って、それでも平然としているんですね。この胆力は一朝一夕で出来上がったものではないでしょう。古今東西、これほどの人に出会ったことがありません。もちろん、書物の上ですが、、。
 すこし脱線してしまいましたね。でも、脱線だから、無駄、ということにはなりませんよね。
 ところで、息子さんとの距離のとり方をお考えになって、変わったところありましたか?少しでもいい方向に変わってくれると、いいですね。
 ご相談には、いつでも応じます。そちらのように真剣な書き込みをしてくださって、真剣に読んでくださる方がいっぱい出来ることが、「荒らし行為」を防ぐ最善の方法かもしれませんね。最近よその掲示板で、mi-kaさんが「荒らし」行為について、書いていました。ひとごとではないですね。





(無題) 投稿者:悩む母  投稿日: 9月27日(月)19時13分0秒
 確かに、考えもせずにその場の感情で子供を叱っていることもありました。ここ最近
その様な時は まず一呼吸して まったをかけて静かに言葉を発するようになりました。
田口さんのアドバイスはまるで1冊の育児書を読んだのと同じ(2冊or3冊かも?)効果
がありました。親の方ももっともっと子育てを勉強して、子供と一緒に成長していくのですね。





こんな話もご参考に、、。(「悩む母」さんへ) 投稿者:田口  投稿日: 9月28日(火)13時01分18秒
 実は、このカンニングをしていた子、お母さんから、次のようなことを言われたのを、覚えているらしいです。とても優しいお母さんです。小さいころ、
「なぜ、早く言ってくれなかったの?」
って言われたらしいです。
 親は、これがほしい、とか言うと、あまりいい顔をしなかったらしいんです。で、こういうことを言ってはいけなかったんだ、と思い、ほしいときも黙っていたらしいんです。
 そうしたら、この
「なぜ、早く言ってくれなかったの?」
でした。見るからに、優しそうなお母さんです。で、彼も、優しいといっています。でも、この言葉に傷ついた、といっていました。彼の行動は、ある場合、とても屈折しています。少なくとも僕には、そう思えます。精神は、ほぼヤンキーですね。ヤンキーって方言かな?
 やさしいか、厳しいか、ではないんですよね。僕は、厳しくもできますよ。でも、多くの場合、厳しくする必要を感じないからしないまでで、厳しくするか、しないかは、どっちでも、と思っています。
 僕が教えているあるお宅で、お母さんが、何も言われないのに、本人が、自分で勉強するようになったので、ほかのうるさい(?)お母さんに、
「何も言われないほうがいい」
とアドバイスされたらしいです。僕は、誤解を生むので、危険かもしれない、とお伝えしました。確かにお母さんは、何も言われないようになりましたが、僕は、まったく言ってないわけでは、ないのです。
 僕は、ポイント、ポイントで、彼にわかる言葉で、彼の視点から、話をしていっているのです。長々としないから、お母さんには、もしかしたら何もいっていないように見えるだけなのです。
 ホームページで、こういう話をちりばめています。ここに、書き出すと、こういう話ばかりになってしまうので、ホームページのほうで、そういう話を拾ってみてください。
 僕は本を出しているんですが、残念ながら、今は、買えません。出版社の増刷に関する条件が厳しく、僕は、もう少し知名度を上げてから、と思っています。それと、本は、気軽にかけないから、しんどいです。実は、別の出版社から、別の本を、という打診はあるのですが、、。
 それまでは、パソコンをお持ちの方は、僕の本の代わりに、ホームページに親しんでいただければ、と思います。ただで見ることが出来るからといって、安っぽい、内容ばかりではないと確信しています。
 おっしゃるように、親が子供と同じように成長しなくてはいけないんですけど、親って、成長する、勉強するって、感覚持たないですよね。なかなか、、。
 「悩む母」さんは、そういう感覚もたれただけでも、すごい進歩だと思います。
 さくらさんが「こんなお母さんでごめんね」と娘さんにときどき言うことがあるらしいですね。とても、熱心なお母さんで、いきすぎがあるらしいんです。それを娘さんは、いつも許してくれるそうです。とても素敵な娘さんですよ。理科、僕のチェックから、よくわかっていると思ったのですが(もともと苦手なところです)、先日、ものすごくいい結果を報告してくれました。下で、さくらさんあて、予告(?)したとおりです。あるいは、それ以上でしょう。僕は、苦手なところを、いかに得意にするかが、家庭教師の能力を測るバロメーターだと思います。
 僕は、教えることにおいて、もっとも能力を発揮する人間なのですが、こういうご相談にのっていると、誤解されかねないですかね??まあ、いいですか。 




それと、、(悩む母」さんへ) 投稿者:田口  投稿日: 9月29日(水)13時16分46秒
 そちらの、宿題に対するお答えに、僕が、感銘を受けたとき、僕がどうしたか、記すこと、お約束いたします(もしかしたら、ホームページのどこかに記している可能性あるのですが、わかりません)。答えは、ひとつではないですし、個々の状況、お子さんの状態、性格によって、変わってきますよね。ご解答楽しみにしています。ぜひ、悩まずに、楽しむくらいな気分で、お考えください。
 勉強は、楽しみながら、するものですよね。
 「人間余裕がなければ、何も出来ないよ」(勝海舟)です。ぜひ、余裕を持って、楽しむくらいな気分で、たとえば、息子さんの心のうちを推し量(はか)りながら、じっくりと、、。




お忙しい中ありがとうございます 投稿者:悩む母  投稿日: 9月30日(木)10時01分40秒
 全く、私の相談のせいで 人生相談のサイトのようになってしまいましたね。恐縮
 です。カンニングについてもっとじっくり考えるということですか・・・。
 なかなか浮かびませんが 「カンニングがいいとか悪いとか人に言われるより自分が
 どう思うか。例えばカンニングしている人の顔や様子を想像してごらん・・どんな
 感じがする?少なくともその人は、大袈裟かもしれないけれど人に嘘をついて騙して
 いるのと一緒だよね。おまけに、テストなりカンニングによる点数も嘘になるんだよ」 などというのはどうでしょうか? 





いいえ。 投稿者:田口  投稿日: 9月30日(木)13時09分15秒
 いいえ。お気になさらず、、。僕は、一生懸命な人好きですし、、。
 お答え、いい線いっているかもしれませんね。ただ、皆さん道徳心に訴えるんですね。そのくらい、わかっているよ、で終わってしまうかもしれませんね。とくに、ヤンキーがかっている子(不良っぽい子)には、、。そちらの息子さんには、今のうち(つまり、カンニングをしてないうち、カンニングの味をしめていないうち)でしたら、そんな話されたら、理解して、きちんと行動してくれると、思いますよ。「ウン、わかっているよ、そんなことするわけないでしょ」くらいいって、、。予防策として、事前に、そのくらいな話をしておく手はあると思いますよ。いいだすタイミングには、お気をつけを、、。
 先手を打っておくこと、大事ですよね。先手を打っておいたら、問題が大きくなる前に、ちょっとした一言で、大事(おおごと)になるのを、未然に防ぐこと出来ます。
 そういえば、これ、ホームページに書こうと思っていたんですけど、僕の妻を見て思うんですけど、子供を大事にしすぎですよね。たとえば、息子が、プラスチックのブロック、あれなんていうんでしたっけね、あれを組み立てたのを、乗ろうとしたら、妻が支えようとするんですよ。僕は、せっかく、手出しをしないでみてあげているのに、、、。転びそうになったら、自分で考えるし、大体、あの子はそんな馬鹿ではないから、転ぶ限界まで乗ってみて、それで、やばいと思ったら、自分で身をひくと思うのですが、、。それを観察しようと思ったら、助けちゃうんですね。いつもああいう感じなのでしょうかね。しっかりものですから、、。先回りしちゃうんですね。僕はずるいから、ほうっておくんです。いざとなったら、助ける用意はしていますけど、、。転んだっていいじゃないですか?本人は、それで学ぶこと多いと思いますし、、。あれだと、馬鹿になってしまいますよね。娘に、アメをあげるのに、包んでいる袋を破って、取り出して、口まで運んであげていたことあるんです。僕は、「自殺行為」に近いと思いました。僕は、たとえば、袋を自分でとりたいように取らせます。自分であけられない、と悟ったら、こちらに、あけて、といってくるでしょうし、そうしたら、袋をちょっと破って、渡すだけです。その時々、子供は何かを考えますでしょ。
 僕は、子供から、相談されたら、いくらでもアイデアを出してあげられるよ、という姿勢で臨みます。20でも30でも、、。無限に知恵は、働かせようがあるということを示すために、、。
 僕は、会社にいたときから、問題に対する対処法を必要だったら、その場で20でも30でも考え付いて、その中で最善を探す、ということをしていました。ひとつをひねりだすのに、1週間も2週間もかかる人がいて、僕が当たり前に思っていたことと違うんだ、と不思議に思った覚えがあります。小さいころから、ぼくは、そういう思考をしてきたので、当たり前だと、思っていたわけです。今、子供の発想を見ていて、何か、わかったようなものを感じています。みんな限界つくっちゃうんですね。
 息子の話に戻りますが、案の定(あんのじょう)、その直後息子は、自分で何回も降りていた、台から降りるのに、妻の手を借りようとしました。病気に自然治癒力があるのと同じように、子供にも、自立心というのか、自立成長心というのか、なにか、そんなものあると思うんですけど、、。
 人間なかなか変われないんです。僕もそうですし、、。あの器用な妻でも、、。僕は、妻の子育ての仕方にあまり口出ししないようにしているんですが、あまり言われると、いやなもんでしょうから、、。でも、今回、一言くらい、言いました。ただ、娘のときに比べて、うまくやっているな、って思います。いっておきますが、僕は、今妻に何も不満はありません。いい妻ですよ。
 子供って、というか、人間って、限界に挑戦して、がんばるという子とがんばらない、限界をつくってしまう子との差大きいですよ。たとえば、お母さん、今僕の宿題考えておられますね。で、無のところから、有を生み出すような、思いで、考えておられると、思いますが、これもひとつの勉強ですよね、きっと、、。





つづき 投稿者:田口  投稿日: 9月30日(木)13時12分28秒
 入試の勉強でも何でも、理屈、自分に都合のいい理屈つくって、結局怠ける、という子多いですよね。文化祭があったから、今日は疲れているから、勉強できない、なんて子いましたけど、で、そちらのお母さんは、仕方ない、という感じでしたけど、また、周りの彼女の友達もそうだ、と彼女はいうけど、僕が、細かく聞いていくと、いくらでも、工夫の余地はあるんですよね。疲れているから、勉強できないというのは、そうかもしれないけど、僕の宿題疲れていたから、出来なかったで済ます子と済まさない子長い目で見たら、大違いですよ。で、受け流すこと、多いんですけど、その子が、あまりにも限界を設けていると思うときは、そこに切り込んでいくことあります。「なにをあまえているの?」という感じですが、それをいっても、それは、僕の思っていることで、それがそのまま伝わるというわけではないですよね。そこに僕たちの知恵の働かせようがあるわけです。
 問題解くとき、とき方は、ひとつだけではない場合多いんです。そのすべてを知っていたほうが、立体的に問題をとらえることが出来ます。あらゆる問題に、僕たちは、問題を立体的にとらえる必要があると、思うんです。そのために、頭を鍛え、やわらかくしていくために、勉強していくわけですね。
 数学の問題などでも、ひとつの概念を、ベクトルでも、複素数平面でも、極座標でも、とらえること出来たら、余裕を持ってながめられますよね。小学生に、電流教えるのに、高校の物理わかっていると、別の角度からの説明できたりしますね。それで、説明するかどうかは、別として、、。子育てもそんなところあるように思います。
 勝海舟のいう余裕とは、そんなものかと思います。
 ご参考まで、、。





わかりますが・・・ 投稿者:悩む母  投稿日:10月 1日(金)19時43分40秒
 田口さんのおっしゃっていることはなるほどと理解出来るのですが、私も先回りする
 タイプで、息子が小さかった時(もしかすると今でも)無意識のうちに先回りして
 やってしまったことはとても多いと思います。当時は毎日が精一杯で育児書もあまり
 見ていなかったし、正直言って 本を読んであげたり公園で遊ばせてあげたりだけで、
 今思えば勉強不足だったかもしれません。限界をつくってしまったのですね。今から
 では手遅れなのでしょうか。







まだまだ 投稿者:田口  投稿日:10月 4日(月)03時08分37秒
 まだまだこれからですよ。妻も忙しいといっていました。でも、面倒見すぎて疲れてしまっているところ、あったと思います。息子のときは、手を抜いています。僕は、もっと手を抜いてもいいと思っていますが、、。ポイントさえおさえれば、いいと、、。
 ポイントおさえるのが、難しいのでしょうが、、。育児書をお読みになるのもいいですが、それを鵜呑(うの)みにしないだけの、教養というのか感性というのか知性というのか、そういうものが必要なのではないかと思います。
 僕は、育児書何冊か、読んでいますけど、頭に残っていません。そりゃそうだろう、で終わってしまうことばかりだからです。もっとも、僕にとって、ということですが、、。
 いろいろとお読みになってはいかがでしょう。そして考えられたら、、。哲学書も含め、、。
 育児の以前の常識では、子供はあるときから、断乳をしなくてはいけないとか、、。でも、その常識も変わりつつあります。僕は、一般の子育て論に関して、感覚的にうそだ、と思うことを本や、このホームページで書いていたりします。
 ですから、いろいろな本を読まれて、立ち読みでもいいですから、ご自分で、これだ、と思われるような本に出会って、よくお読みになり、考え、行動する(あるいは、余計な行動をしない)ことだと思います。
 最近、この掲示板を眺めてられる、あるお母さん(僕が教えているお宅なのですが)は、娘さん(僕の今教えている子のお姉さん)のことで、手を焼いてられました。僕は、むかし(娘さん、今は大学生です)教えたことがあるので、大体のことはわかったので、娘さんの肩をもって、お母さんにお話ししました。そのお母さんは、娘さんを悪いようなこといわれていましたけど、僕から言うと、お母さんの方が、横暴(みていられたら、失礼。きっとみられていることでしょう。何かご意見あったら、どうぞ、割り込んでください)のように、見えました。そんなこと、よくありますよ。それで、解決の糸口くらいは、見つかっていると思いますよ。
 子供の行動に不満を感じられるとき、それは、多くの場合、親の側にも、何か問題があるのでしょう。それは、僕は、息子さんに接しているわけでないので、わかりません。大体、仮に僕が、ある点で、問題を発見したからといって、お母さんご自身が、発見する能力がなかったら、また、別の問題が発生したとき、立ち往生をすることになると思います。
 ほかのお宅でも、子供さんの文句言われるお母さん多いです。僕は、それを子供さんの立場から、お母さんに伝え、解決に導こうとすること、多いです。いつもそうではないですが、、。
 僕は、そちらが、息子さんとどのように接しているかを具体的にみていません。息子さんの言い分を聞いているわけでもありません。僕の妻だって、僕が指摘しなければ、それが当たり前と思って行動したことでしょう。気づかないんですね。誰かが、親の側の問題点を指摘しなければ、ならないのです。そちらの場合は、きっと、ご自身で、見つけなくてはいけないのだと、思います。そのために、いろいろなものをお読みになり、考え、ご自分の問題点を洗い出してみるしかないのだと、思います。
 僕の娘は、なかなかのはねっかえりです。そちらの息子さんと違うかもしれませんが、ホームページに娘について書いてあるくだりがありますから、お読みください。
 すこし気になるのは、僕のホームページのどこかのくだりについて、具体的な質問がないことです。ただ、お悩みになっているだけ、という感じがします。僕のホームページはどの程度読まれた上で、悩まれているのでしょうか?ヒントはまったく得られませんでしたか?
 また、息子さんの行動について、具体的な記述が少ないので、僕がコメントしようがないというのもあります。こういう場で、具体的に、書き、具体的に考えるということをされてはいかがでしょうか。今は、どういうわけか、僕ばかりがコメントしていますが、どなたか、僕とは違う角度から、アドバイスしてくださる方も出てくるかもしれませんよ。
 僕には、残念ですが、問題点を考えるには、情報が少ないです。もし差し支えなかったら、息子さんにどういうふうに接したとき、どういう反応が返ってきて、みたいなことを詳細に書いていただくことは出来ますでしょうか?かけるだけ書いてみてください。
 ただ、今僕も無理をして書いているようなところもあり、今後同じようなペースで、ここに書き込めるかは、わかりませんが、、。なるべく、誠意を持って、お答えするつもりです。





そうですね 投稿者:悩む母  投稿日:10月 4日(月)23時08分20秒
 勿論、これまで子育てに関する本はいくつか読んだうえで 今回偶然に田口さんの 
 ホームページ(さわりだけですが)に出合いとても理解できたので掲示板に投稿し
 てしまった訳で・・・それからは時間を見つけ、すこしずつホームページに目を
 通しました。それと、質問がないという田口さんの疑問についてですが 私は
 田口さんのひと言ひと言に感心している状態で 質問するという段階ではないという
 ことをご理解いただきたいのです。勿論、もっと具体的に詳細を・・・とも考え
 ましたが、それを語るにはいままでの流れも加わってややこしくなること、そして
 このホームページ本来の趣旨からはずれるかなと思ったのであえてそれは避けました。
  毎回、田口さんはお忙しい中私の疑問に対して即刻お返事をくださるので 私も
 感謝の気持ちでなるべく早くにお返事を伝えなければと思っている次第で・・・。
 でも、もし田口さんのホームページをきちんと読んでいたら 掲示板に投稿するまでの
 ことはなかったんですね。もっと自分自身で考えないといけませんね。まだまだ
 駄目です。





遅れてすいません。 投稿者:田口  投稿日:10月 7日(木)12時31分27秒
 遅れてすいません。
 そうですか。
 ここのホームページの趣旨は、特にありませんよ。何でもいいと思っています。気になさらないでください。具体的なことがわからないと、僕も具体的にご返答できません。残念ですが、、。ヒントを差し上げるしかないのです。正直まだ書きたいことがあるのですが、そちらを混乱に陥れるだけかもしれないので、これくらいにしておきます。
 具体的にご質問があれば、お答えいたしますので、そのときは、遠慮なくどうぞ、、。
 ひとつだけ、ひとつだけ、ヒントを付け加えさせていただきますね。(2つになってしまったかも、、)
 以前、僕が、連絡ノートの話をしましたね。そのとき、○○の点で、だめだから、みたいな感じで、採用されない感じでしたね。でも、みんな、どんなことでも、否定的に考えれば、否定的に考えられるんです。あの案自体も有効だと思いますが、連絡ノートでも、いろいろな使い方があるんですよ。これをいちいち記すのはやめますけど、そちらが、だめだといって、思考を停止してしまうようなところから、僕たちは、少なくとも、僕は、その子にもっとも合う方法を編み出していくわけです。方法は無限にあるでしょう。ぱっと思いつくだけでも、連絡ノートの使用法の「変化させたもの」は、3個くらいあります。考えていけば、いくらでも思いつく感じがします。
 具体的に息子さんとそちらのかかわりがわからないので、また、ほかのこともよくわからないので、どれがいいかはわからないですが、かかわりにおいて、工夫の余地は、いくらでもあるということです。そういう知恵を働かせてみてください。僕のホームページなり(もちろんこだわる必要はありません)をヒントにして、お考えになって、今まで、僕が、そちらのために書き込んだことをご参考になって、そちらなりの何か、いい方法(あるいは、「哲学」みたいなもの)をお考えになってください。
 それから、哲学というと、難しくとらえられるかもしれませんが、難しくないのです。たとえば、今回かすみさんが途中で書き込みされましたね。おそらく、僕のためというよりも、そちらのために書き込まれたのではないか、と思っています。そちらとしては、息子さんのことで頭がいっぱいで、あるいは、どう書いたらいいかわからないで、ほとんど、「無視」されたような格好になったかもしれませんが、かすみさん、僕は、あの方をよく知っているからいうのですが、きっと、おそらく、かなり勇気もって書き込まれたんだと思います。で、そちらから、一言もないと、さびしい感じがするのでは、ないかと思います。
 へたなコメントでもいいです。むしろ、へたなコメントのほうが、気持ちが通じる場合がありますよね。そういう時、あなたに、余裕があったら、かすみさんに一言言ってられたかなあ、と思います。で、これもかすみさんについて書かなかった理由を探すことは、たやすいですよね。
 ほかにも、いくつか、思うことあるんです。でも、僕はこういう人とのかかわりばかりを考えている人間なので、ほかの人が思わないことでも、その人の「あら」を発見してしまうようなことがあり、今回のそちらの書き込みが、世間常識から見て、外れている、ということを意味しているわけではありません。むしろ、そちらは、世間的に普通の方だと思いますよ。でも、こここうしたらもっといいのに、と思ってしまうわけですよね。「職業病」だと思ってください。で、できるだけ、相手の方を傷つけないように、言葉を選んでいっているつもりなのですが、あとで、お話ししてから、「反省」ということよくあります。あちらは、僕のこと、「先生」なんて思ってられるから、「何よ!!」みたいなことには、なりませんけどね。勝手に反省しているわけです。僕も含め、みんな反省しながら、成長していくのでしょう。





つづき 投稿者:田口  投稿日:10月 7日(木)12時32分57秒
 僕の言う哲学とは、そういうもので、それは、具体的な場面で、表れてくるような気がしています。一瞬でもいいですから、その人がどういう思いで行動されるのか、を考えることは、息子さんとのかかわりの中で、そちらが、行動を選ばれる上で大事だと思います。
 一般的に子供は、自分がごまかされていると感じるときに、おこる場合が多いように思います。一般論ですが、、。僕の妻も、ごまかしを知らないうちに、無意識にやっているので、僕に指摘されてから、直すということが多いようです。なかなか気づかないんですね。そちらは、それを、本を読まれたり、僕のやほかの人のホームページをお読みになったりして、お考えになっていくことしかないと思います。
 実は、ごまかしに気づかず、素直な子のほうが、危険だと僕は思っています。
 さくらさんの娘(さくらっこさん)さん、おとなしくて、がんばりやさんなのです。でも、いざとなったら、さくらさんにはげしく逆襲したりすることあるみたいです。で、僕は、頼もしく思いました。で、僕は、どちらかといえば、娘さんの肩を持ったように思います。で、あのとき、ご両親が、その「逆襲」を強引にねじ伏せてしまっていたら、彼女のやる気は急速に落ちていったことでしょう。本人に聞いてないので、なんともいえませんが、、。細かく記すと、日が暮れるので、やめますが、その際、単に娘さんの言い分を聞き入れればいいというものでもなく、単に、ねじ伏せれば、いいというものでもないと思います。
 そちらの息子さんも、無意識のうちに「強引にねじ伏せた」ということが、あったのかもしれませんよ。これも、勝手な僕の推測ですが、、。
 これくらいをご参考に、、。いままでの僕の書き込みも、くりかえしじっくりお読みになってくださいね。
 がんばって!!!





ごぶさたしております。 投稿者:cody  投稿日:10月13日(水)01時45分10秒
>田口先生
哲学の話になっているみたいですね。
哲学、とても大切だと感じます。生徒との関わりの中で、何か言葉を掛けるときに、もっとも効果のあるタイミング、って一瞬なんですよね。そのときに適した言葉をかけられるか、というのはベースとしてかける側の哲学によるとおもいます。
哲学、、「いつも考えていること」「こう生きると決めているその内容」「生き様のベースとなるもの」、、、、
それが一貫していないと、人は「ごまかされた」と思うのでしょう。

「できると信じても、できないと自信をなくしても、同じように5分は過ぎるのだ。
だったらその5分で、できることをしよう。
10分で、できることをしよう
1日で、できることをしよう
1年で、できることをしよう
一生で、できることをしよう
そうすれば、なりたい自分に、少なくとも近づくことはできる。」

んー、これが今の私の哲学かもしれません。実行できないときもあるんですが、
常に80%は達成し続けていたいと思っています。
「どういう生徒を育てたいか」というのと「自分がどういきたいか」というのは
非常に強くリンクしているように思えます。





遅くなりました 投稿者:悩む母  投稿日:10月14日(木)11時26分57秒
 遅くなってすみません。かすみさんの件ですが、確かにお返事するべきでしたね。
 失礼しました。かすみさんの意見、なるほどと納得させられました。しかし、
 こうして投稿する時のマナーなどの難しさは勉強になります。 それから、codyさん
 初めまして。立派な哲学だと思います。私も自分なりの哲学を見直して見たいと
 思います。




途中で・・・ 投稿者:悩む母  投稿日:10月14日(木)11時43分57秒
 間違って投稿をクリックしてしまいました。
 田口先生、色々ありがとうございました。子供の事よりも、まず私自身の考えが
 一貫していなかったようです。たまに主人にも言われたことがありました。性格
 というものはなかなか変えられないでしょうけれど、少なくとも子供に対する
 態度はよく考えてからとるようになったと思います。主人などを見ていると、私
 とは違いやはり冷静に判断しています。もっと落ち着かなくてはだめですね。
 頑張ります!!





codyさんへ 投稿者:田口  投稿日:10月17日(日)14時54分59秒
codyさんへ、
 お久しぶりです。僕の書き込みがペースダウンしてきたとき、お書き込みいただいて、感謝しています。僕は、「悩む母」さんの書き込みを見ると、後先考えずに、がんばって書いてしまうことがあって、この掲示板を見るのをすこしセーブしていたんです。無理してあまりがんばって書くのよくないですし、大体、codyさんをはじめ、ほかの方が、僕よりもいい意見をいってくださるかもしれませんし、僕の「暴走」を戒める気持ちもあって、、。「悩む母」さんの書き込みを読むと、いろいろ思い浮かぶことがあって、でも、これをすべて書き込むのはやめて、思ったことは、ホームページでゆっくり消化しながら、かいていこうかな、と思っています。
 「どういう生徒を育てたいか」というのと「自分がどういきたいか」というのは非常に強くリンクしているように思えます、というご指摘、そのとおりだと思います。
 codyさんも小手先のごまかしが通じない、ということを学校でや、家庭教師として教えられてきて、十分認識されてきていることと思います。
 僕自身、ときには、ノウハウや「小技」を使うことがありますが、基本は、子供に向き合う姿勢ですよね。どうcodyさんと僕が接するか、というのと、どう僕が子供と接するか、というのは、同じだと思います。
 codyさんは、以前僕のつまらない問いかけに、一生懸命になって、答えてくださいましたね。普通の人は、読まなかったふりをしたり、するところですよ。僕も答えてくださらないからといって、どうってことないんですけどね。ただ、ほかの人が、どういう風に、物事を捕らえるか、興味があるので、たまあに、聞いたりするんです。
 僕と意見が違うところありましたけど、だからといって、僕はあなたを排除しようなどとは思いません。それが建設的なものであれば、、。むしろ、一つ一つ一生懸命に答えようとされたところに、誠実さを感じています。きっと、codyさんはいい家庭教師(ああ失礼、コンサルタントでしたっけ)になられると思いますよ。メールで拝見すると、今現在、すでに実績を出されているようですが、、。
 こちらに参考になりそうなご意見あれば、またよろしくお願いいたします。でも、難しい話ばかりでなくてもいいですよ。たまには、「マクド」っぽいはなしもしましょう!!




「悩む母」さんへ 投稿者:田口  投稿日:10月17日(日)15時02分45秒
「悩む母」さんへ
 間違ってクリックされた場合、一番下の「管理者メニュー」のボタンおせば、修正、消去できると思いますよ。一度試してみてください。
 codyさん、そちらのために書いてくださいましたね。この方は、ここの「常連さん」ですから、書き込まれるのに、それほど、勇気いらなかったと思いますが、そちらから、一言いただいて、次に、そちらから、何か書き込みがあったときも、ぜひ書き込もう、と思われたかもしれませんよ。大人だって、子供だって、無視されたら、「くさる」ことあります。この掲示板は、ほかにも、プロ家庭教師あるいは、それと同じくらい能力のある方が、何人か、ご覧になっていることと思います。その方々の、いろいろなアドバイスをもらえることは、そちらにとって、プラスになりこそすれ、マイナスになることはないでしょう。僕ももちろん、アドバイスさせていただきますが、僕のアドバイスが最適だなんて思って記しているわけではありません。書き込むときは、一番よいアドバイスは、と思って書いてはいますが、、。doiさんのとき(ホームページの「掲示板からご参考になりそうなものを抜き出しました」をご参考に、、。)は、思わず書き込まれた、という方も結構いらっしゃいました。さくらさんもその一人でしたね。さくらさんなんか、僕が、埼玉のお宅となかなかつながらない、ということをホームページで書いたら、「私がおじゃまして、みてみましょうか?」と提案してくださいました。群馬の方ですよ。高速に乗っていったらすぐだから、おじゃましてもいいと、、。たんぽぽさんも大阪の方なんですけど、同じようなことで、気持ちよく応じていただきました。お二人とも、この掲示板に書き込まれてから、あんなのでよかったでしょうか?というようなメールをおくってこられることがありました。実は、かすみさんも、、。埼玉のお宅、結局、さくらさんの手を煩わせずに、解決しましたが、掲示板でお礼をいわれていましたね。このお礼言われたの、実は、教え子のお姉さんなのですけどね、、。
 僕のホームページの「視点」で、最近哲学について書いたくだりがあります。それもご参考に、、。「悩む母」さんに書きたいと思ったこと、「視点」ですこしずつ、何かの折に、書き進めていこうかと思っています。
 ちなみに、この書き込みの一番最後の右のほうに、に「編集済」と青く書いてあると思うんですが、僕は、自分の書き込みの修正を「管理者メニュー」ボタンで繰り返しているわけです。ご参考まで、、。
 繰り返すようですが、僕のホームページ、ゆっくりお読みください。きっと、いろいろヒント得られると思います。で、そのとき思われたこと、疑問に思われたこと、なるほどと思われたこと、などあれば、またお書き込みください。そしてまた、息子さんとのかかわりにおいて、こんなことをしてみて、こうなった、というのがあれば、お気軽にお書き込みください。





つづき 投稿者:田口  投稿日:10月17日(日)15時04分21秒
 僕自身、問い合わせが続いてきて、スケジュールがパンク状態で、うまく時間が合わないなど、お宅によっては、空くまで、しばらくお待ちください、と申し上げている状態です(また2,3月ごろには、ひまになるかもしれませんが、、)。この話を聞きつけて、ある教え子が、「私が出来が悪いからって、やめたりしない?」と聞いてきました。確かに、はじめからできる子を教えるほうが、楽かもしれませんが、僕は、それは家庭教師の傲慢だと思いますし、「それはない」と伝えておきました。楽な子ばかり受けるのは(どういうわけか、最近教える子ははじめからある程度できる子が多いのですが)、僕の能力の低下をもたらすかもしれませんし、問い合わせがいっぱいくるからといって、ふんぞり返っていると、いつか足元をすくわれかねないとも思っています。
 ずーっとむかし、ボウリングブームのあったころ、ボウリング場の従業員は、どういう接客をしても、お客さんが来るので、とても楽な仕事ぶりをしていたそうです。「わが世の春」ですね。で、ご存知と思いますが、ボウリングブームが去ったあと、ボウリング場は、次々と閉鎖されていきました。結果として、そこの従業員は、失業していったのですが、どんな仕事についても、満足な仕事ができなかったそうです。あまりにも楽な仕事をしてきたものですから、本人は努力しているつもりですけど、世間一般の人からすると、ぜんぜんだめだったのでしょうね。
 子供を見ていても、そんなことと同じようなことを感じることがあります。子供なのに、ブランドもんにばかり目がいって、親から、お金をもらうことばかり考えて、そのくせ、親に感謝するという心のない子、そういう子ががんばって変わろうとしても、どこかで、「むかしの彼女」が見え隠れしてきます。リビングのほうから、テレビの音が聞こえてくるだけで、「うるさくて勉強ができない」というのは、一種の甘えなんですけど、彼女の体には、もう、そういう感覚が、染み付いているのですね。
 あら、また、がんばって書いてしまいました。また、何かありましたら、いつでも、ご遠慮なく、どんどんお書き込みください。お待ちしております。心から、、。





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